震災17日目(3/27) こんな日がくるとは……



風評被害

放射能汚染への懸念から、
福島県の農産物の価格が暴落した。
いったい、どのくらい暴落したのか?

海外では放射性物質の検出に関わらず
日本産のものを輸入禁止とした。

値崩れ

イチゴ1パック 700⇒20円
トマト1ケース 2200⇒400円
ナメコ1パック 50⇒10円

5年たっても市場価格の7~8割までしか
回復していない。
この状況はあと10年続くとも予想される。

汚染されやすい野菜

ホウレンソウなどの葉っぱ系は
空中から落下する放射性物質を受け止めやすい。

さらに、
重量当たりで基準値が表されるため、
重量の軽い葉菜類は
根菜類よりも高い濃度で検出されやすい。

汚染されにくい野菜

キャベツのように可食部を外側の硬い葉で
ガードしているタイプの野菜や
大根や芋などの根菜類のように
可食部を土でガードしているタイプの野菜は
汚染されにくい。

また白米も安全性が高い。
玄米から周りを削っているからだ。

ただし、原発近くの土壌など、
土自体が汚染されている地域であると
イモ類などが根からセシウムを吸収しやすい。

ちなみによく聞く言葉であるが、
放射能汚染という言葉は日本語になっていない
この言葉を使っているのは専門知識がない証拠。

気になる人は

JAなどで流通している野菜は
検査済みなので放射性物質の心配は不要。
洗う、皮をむく、茹でこぼすなどをすれば
表面の放射性物質は低減される。

ちなみに、
もともと野菜は放射性物質を含むので、
福島原発の影響があろうがなかろうが
微量の放射性物質はいつも摂取している。

セシウム

セシウムは土に吸着されやすい。
流出の心配がない分、
ずっと田畑の土や森林に留まることになる。

それを植物が吸い上げ、昆虫・動物が食べる。
食物連鎖で100倍以上生物濃縮され、
頂点にいる人間に届くことになる。

意見が真っ二つ

日本政府の基準内なら安全か?
3~4年、安全なのは間違いない。
しかし、長期的には不明だ。

よって専門家の意見は真っ二つに分かれている。
20年後30年後のデータがないからだ。

さらに、国によって基準が異なる。
一般食品(セシウム/年)が日本で100ベクレル、
ドイツだとたったの8ベクレルである。
また、
政府は出荷制限を設けているが、
法的な拘束力がない。

野菜は捨てればビタ一文入らない。
見えないものだし、たぶんバレない……
出荷してしまえ!となるのは人情である。
にんげんだもの

産地ロンダリング

方法は簡単!小学生でもできる。
他県産のマークが入ったダンボールに
入れるだけ。
遺伝子まで調べればわかるかもしれないが、
そこまでやるのは大学の研究室くらいだろう。

福島産の野菜を安く買い叩いて
他の産地として売れば……
とても旨味のある商売になる。

バレても行政からの注意のみで、懲役はない。

産地表記

大量に収穫されたわりには
福島県産の野菜が廃棄になったという
ニュースは少ししか目にしなかった。

加工した時点で産地表記の義務はない。
そのルールを利用して
福島産が外食産業や食品会社に流れ込んだ。

売れないのは仕方ない

牛乳パックを買うときだって
1日でも消費期限が長いモノが
わざわざ後ろから手に取られていく現状がある。

いくら放射性物質が微量だから安全と言われても
正体不明の不気味な存在に変わりはない。
隠していた汚染水漏れなどがある以上、
今後、何があるかわからない。
他の地域の野菜を手に取るのも自然な行動だ。

食べて応援はОK

いろいろ書いたが、それでも福島産の野菜を
たまに食べる程度で影響があるとは
とても思えない。

心理的な抵抗があるのもわかるが、
妊婦でもなければ気にしなくていいレベルだろう。

大人は大丈夫

子供は放射線の影響を受け易い。
基準値というのは子供が大量に摂取した場合
数万人に1人の子供に影響が
あるかもしれない程度である。

日本における福島産野菜のボイコットは
医学的な判断ではなく、心理的な判断である。
同様に、
海外における日本製品のボイコットは
科学的な判断ではなく、政治的な判断である。

大丈夫だが、食べたくない

地面に落ちた食べ物と同じである。
洗えば危険性など、まったくないはずだ。
でも食べたいかというと、食べたくないだろう。

野菜の風評被害も同じ理屈で、
いくら危険性がなくても皆が避けるのは
仕方ない心理である。

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