スポンサーリンク

【大学の夏休み】2ヶ月は長過ぎ、ヒマ過ぎ、人生のムダ

人類の歴史は、飢えと退屈との戦いである。
どんなに快適でも、退屈は苦痛でしかない。

「大学ツマンネー状態」
「オレ、無気力症やねん」
大学の夏休みは長過ぎる、ヒマ過ぎる。

バイトやたまに集まってサッカーとかはあるが、
毎日毎日、本当にすることがない。
2ヶ月も放置されると、
どんどんダメ人間になっていく。

メシを用意するのも面倒になってきて
昼はカップ麺やレトルト、夜はスーパーの
惣菜が半額になるまで待って買いに行く。

寝て起きて、食って寝るだけ……
ウンコ製造機になり下がっていた。

ヒマ潰しで土方に

同じマンションで実家に帰省している部屋は
新聞が玄関前に毎日積まれていく。
それをパクってタダで新聞を読むのが日課だった。
大量のチラシが挟まっている日があり、
それを見るのがけっこう面白い。

ある時、日雇い作業員のチラシが挟まっており、
あまりにもヒマだったので応募してみた。

日払い12000円

資材置き場にかき集められ、
いかにも底辺というオヤジ数十人と混ざって並ぶ。
ブローカーみたいなオッサンがいて、
彼が振り分け役のようである。
どう見ても下っ端の893です。
本当にありがとうございました。

いろんな業者や現場があるらしい。
隣りのオヤジ連中が、
「マルトモさんはなぁ……」
「マルトモさんはヤだな~」
と、つぶやいていたのが気になった。

「君、ガタイいいね!」
マルトモに振り分けられた。
他の業者は日払いで1万円だが、
ここだけは1.2万円と高額だった。

現場へ

売れないバンドマン兄弟の車に乗せられる。
現場までは30分ほどだったが、
この間にライブの録音が流されていた。

ジャカジャカジャカジャカ!!
兄弟「みんな盛り上がっていこー!!!!!!!」
シーン……ジャカジャカジャカ⇒歌。

なぜか冷や汗が出る……!
オレ「サビがアツイっスねー(棒読み)」
などとテキトーに場をもたせつつ、到着。

激臭メット

現場で渡されたヘルメットが臭いのなんの……
なんかヌメヌメしてるし……
たくさんのオッサンの汗を吸収しつつ、
これから一生洗われることはないのだろう。

中学校の体育の授業で剣道をやったとき、
備品の胴や面が異常に臭かったのを思い出す。
アレの3倍くらいの威力だった。

でも10分もすると鼻が慣れたのか、
麻痺したのか、とにかく気にならなくなった。

キンキンに冷えてやがる!

作業の合間に飲むアクエリアスが異常に旨い。
自動販売機が冷蔵庫に見えた。

作業自体は単純作業である。
重機が拾いきれなかったガレキを運ぶだけ。
炎天下の中、それを1日中やるだけ。
休憩室に「冷房あり」とあったので期待したが、
扇風機が置いてあっただけだった。

弱いヤツはそこにいられない。
熱中症対策とか、そんなものはない。
ノド乾いたら水道水をガブ飲みするか、
贅沢して自販機のジュースを飲むか、だ。

脳ミソは1mmしか使わないが、
普段使わない筋肉を使うので、
終わった後は体がキシキシした。

スポンサーリンク

夏休みの終わり

オレは大都市の大学に行っていたので
ツレは日本中のド田舎から引っ越してきていた。
はじめは方言丸出しだが、
恥ずかしいのでみんな都会言葉に染まる。

しかし実家から帰ってきたヤツは
休み明けにしっかり方言に戻っていて面白い。
東北のヤツに本気出されると、
日本語かどうかすら、わからないレベル。

ツレ達と大学の夏休みがヒマ過ぎた話をすると、
「あン時はラクだったよな~」
「遊んでばっかだったよな~」
「でも戻りたいとは思わねぇな~」で一致する。

どんなに快適ヌクヌク生活をしていても、
人間にとって、退屈はとても苦痛なのである。

ウニは普段ナニしてる?


スポンサーリンク
error:Content is protected !!