震災23日目(4/2) エコエコ詐欺

原発推進派

政府・政治家・電力会社の3者は
強力な推進派である。
なぜ電力会社まで原発推進派なのか?

政府には大量の天下り先ができ、
政治家には多数の票が集まり、
電力会社には権力のオコボレが貰えるからだ。

電力会社が原発推進?

そもそも、
電力会社は原子力に固執する必要があまりない。

電気料金は言い値で決まる。
つまり、現代の打ち出の小槌だ。
原子力発電の経済性など実はどうでもいい。
コストがかかれば値上げすれば済むからだ。
環境のことなど、鼻血が出るほどどうでもいい。

ではなぜ?
実をいうと、電力会社は政府の一部なのだ。

大量の天下り先

その昔、新たな天下り先をつくるのに
最も都合が良かったのが原子力だったのだ。
おかげで現在、原子力関連には大量の天下りが寄生している。

原子力安全基盤機構・原子力環境整備促進資金管理センター
原子力安全研究協会・原子力安全技術センター
原子力国際技術センター・原子力委員会(JAEC)
原子力安全委員会(NSC)・原子力安全保安院(NISA)
原子力発電環境整備機構(NUMO)・原子力安全技術センター(NUSTEC)
原子力安全基盤機構(JNES)・原子力安全研究協会(NSRA)
原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)
原子力発電技術機構(NUPEC)・原子力国際協力センター(JICC)
原子燃料政策研究会(CNFC)・日本原子文化振興財団
原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC)
日本原子力研究開発機構・日本原子力産業協会(JAIF)
日本原子力学会(AESJ)・日本原子力技術協会(JANTI)
日本原子力研究開発機構(JAEA)・日本原子力文化振興財団(JAERO)
火力原子力発電技術協会(TENPES)

無駄な検討や規制、手続きを増やしまくって
わけのわからない特殊法人を増やしまくった。
そして無駄な人員を増やしまくった。

この他に電力会社に直接天下りとか、
子会社や関連企業の重役に天下りとか、
いろんなルートがある。

ヒマな職員

実際にこれらの施設に訪れると
職員がヒマそうにスマホをいじっている。

顔採用ではない。
天下りの娘(ブス)など、採用はコネで決まる。
このあたりは田舎によくある、
わけのわからない特殊法人施設と同様だ。

座っているだけで年収1000の退職金3000……
人件費は税金を通じて国民に払わせればいい。
責任がない分、公務員よりも旨味の濃い職業である。

原子力の方が儲けやすい

火力発電は石油の価格変動が大きい。
石油は大量輸送が必要であり、
しかも政情不安な中東にある。
ゆえに価格も変化しやすい。

原子力だと少量のウランで済むし、
カナダやオーストラリアが相手なので
価格も安定している。

天下り先の見返り

天下り先の見返りは権力だ。
各地域の財界の雄といえば、電力会社。

公務員を抱えて政治的なコネを持てば
電力会社にとっても都合がいい。
国の下請けを担う公社という位置づけは
融資などの面でも旨味がある。

天下り先と権力の交換で
政府と電力会社がWin-Winの関係でズブズブ。

震災の原発事故のように、
電力会社に不都合があっても
天下り役人のコネで省庁が揉み消す。
カネの面では政治のチカラで
電力会社の都合のいいルールに変える。
泥棒が泥棒を雇っているようなものだ。

審議会という名の談合

○○審議会といえば、談合である。
はじめから原子力推進の結論となる人選だ。

あえて反対派を数人いれて公正さを装うが、
結果は多数決で決まり、解散。
その後はメンバーに一切音沙汰なし。

責任の所在をあいまいにする、上手いやり方だ。
アメリカでは問い合わせ先が明記されていたり
詳しい数値が公表される。
日本とはエラい違いである。

原発の建設が完了

電力会社は原発は別にいらなかったが、
官僚に言われるがまま原子力発電所をつくってしまった。

稼働したらもう止められない。
今さら廃炉にしたら大損だ。
もう自分だって推進するしかない。

莫大なカネが動く

原子炉メーカーは三菱・日立・東芝の3社。
原子炉は建設だけで1基5000億円かかる。
維持にも莫大なコストがかかるし、
廃棄や廃炉にも莫大なコストがかかる。
ものすごく旨味のある商売である。
もちろん、こちらへの天下りも大量だ。

原子力関連産業の売り上げは2兆円を超える。
そこには、膨大な民間人がぶら下がる。

バカでも貧乏でも1人1票持っている。
政治家にとっての利用価値は高い。

カネ儲けを邪魔する奴ら

官僚を接待し、公務員の天下り先も確保する。
テレビのスポンサーになってカネをバラ撒いて
クリーンエネルギーをPRしている。

せっかく苦労して原発産業を伸ばしているのに、
環境だの廃棄物だのどうでもいいことで
反対する人間がいる。

政府・政治家・電力会社の3者からすると、
反対派は本当にウザい存在だ。

でも反対派など大した脅威ではない。
なぜか?

票は推進派に動く

原子力にぶら下がっている民間人だって
仕事がなくなっては困る。
よって推進派の政治家に投票するしかない。

選挙結果は国民の意思であるから
原発推進も国民の意思ということで、
政治や法律は推進の方向で進む。

反対派は原発に興味があるだけで、
選挙には興味ないから投票には行かない。
カネが儲かる推進派の意見だけが強調される
民主主義の欠点がモロに出てしまっている。

もう止められない

今さら原発を止めたところで、
既にある核廃棄物は10万年目を離せない。
その量、核弾頭5万発分

政府は天下り先がなくなったら困るし、
関連団体の民間人だって仕事がなくなったら困る。
政府も有権者も必死に続けようとするだろう。
そして、政治家がそれを利用して当選する。

推進派には生活がかかっているが、
反対派にはかかっていないから必死にはなれない。
やはり推進派の意見の方が強力なのだ。

賛成、反対、中立、いろいろ意見はある。
しかし核分裂の連鎖反応だけではない。
カネの流れも、もう止められないのが実情なのだ。

震災編
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