ステージ生存率は?ランキング「7部位の癌」がん保険は必要?

ガン保険は不要

「再発と転移」が生死を分ける場合が多い

一年に男性20万人、女性15万人くらいが
癌で死亡する。
全体の死者は年間130万人くらいなので、
3~4人に1人は癌で死亡している。

癌の種類は数十種類あるが、
死者が多い癌はだいたい決まっている。

癌の死者は60歳からうなぎ登りになる。
男性の方が明らかに多い。

男性の罹患率

1位 肺癌50%
2位 胃癌30%
3位 大腸癌25%
4位 肝臓癌20%
5位 膵臓癌15%
6位 前立腺癌10%

女性の罹患率

1位 大腸癌25%
2位 肺癌20%
345位 膵臓・胃・乳癌15%
6位 肝臓癌

肺癌

小細胞癌(15%)と非小細胞癌(85%)に
分けられる。

小細胞癌は転移しやすく悪性度が高い。
非小細胞癌は早期発見で取り除けば
完治する可能性は高い。

どちらも早期発見できなければ
生存の望みは低い。

最大の原因は喫煙

喫煙すると罹患率が5倍に跳ね上がる。
周りに吸う人がいるだけでも、
罹患率が1.3倍に上がる。

もちろん、
タバコを吸わなくとも罹患する。

肺に影があると言われた

レントゲンで言われて
この世の終わりのように落ち込む人が多い。

そう言われたとしても
極端にビビる必要はない。
実際に癌である確率は1/10以下である。

なぜ致死率が高い?

自覚症状に乏しく、
発見が遅れるからである。

ただし酷い咳や体重減少など、
自覚症状で気がついたのなら、
もう末期であり、手遅れである。

定期検診が重要

検査で早期に発見すれば
決して致死率は高くない。

症状は出にくいが、発見はしやすい。
定期検診で見つかることが多い。

大腸癌

食の欧米化により、
ここ30年で5倍に急増している。

治しやすいが、見つかりにくい

自覚症状がほとんどないので
検査でないと早期発見はできない。

ただし、
ステージ3でも80%の確率で治る。
(他の癌なら半数以上死ぬ)

検便しよう

定期検診の検便では容易に見つかる。
ここで発見できれば切るだけなので
ほとんど問題ない。

誤診に注意

直腸癌は出血や血便など、
痔と症状が似ている。

誤診されて放置されれば
それは死刑宣告と同じである。

残便感がキモ

痔になくて大腸癌にあるもの。
それは、残便感である。
残便感があるなら検査した方がいい。

胃癌

男性は女性の2倍多い。
日本は早期発見・手術の技術が高く
生存する希望は高い癌である。

喫煙・塩分はリスクを増大させ、
野菜・果物はリスクを減少させる。

胃のポリープ

他の癌と違い、
一度良性と診断されれば
その後一生悪性に変異することはない。

胃薬で隠れることも

胃痛・胃部不快など
一般的な症状なので誤診されやすい。

最近の胃薬は優秀である。

初期の癌の痛みや不快感を胃薬で
ごまかし続ければ、
発見が遅れて手遅れになる。

肝臓癌

日本では毎年3万人が無くなっており、
3番目に死者が多い癌である。

肝硬変や肝臓癌の80%は
B型・C型肝炎ウイルスが原因。

沈黙の臓器

自覚症状はほとんどない。
肝炎も肝硬変も自覚症状はない。

他の癌と異なり、
肝炎や肝硬変からなどの基礎疾患から
肝癌に移行することが多い。

再生能力が高い

肝臓は半分以上切り取っても元に戻る。

たとえ腫瘍が大きくとも、
手術で切除が可能であれば
生存の希望は大きい。

ただし、
内部に広がりやすく再発率は高め。

高度な手術になるので、
頑張って実績のある病院を探そう。

膵臓癌

極めて悪性度の高い癌。
予後の悪さは、ダントツ1位。
しかも激痛を伴う。

放射線も薬物もあまり効果なし。

手術で切るしかないが、
80%の患者は発見された時に
手術ができないほど進行している。

個人的には、
もっとも罹患したくない癌である。

早期発見が困難

膵臓は胃・大腸・小腸など
いろんな臓器に囲まれている。
癌を見つけるのが難しいうえに、
見落としやすい。

そのうえ、転移しやすい。
腹痛などの自覚症状で発見された時は
手遅れのことがほとんどである。

謎の癌

膵臓癌に特徴的な症状はない。
また、
どんな人がなりやすいかも
よくわかっていない。

家族歴や糖尿病でリスクは増大するが、
リスクを下げる要因は不明。
高齢男性に多い。

前立腺癌

前立腺は男性にのみ存在する。

初期には自覚症状がほとんどない。
癌が大きくなっても
尿が出にくくなるといった、
前立腺肥大症の症状となる。

初期の癌を前立腺肥大と誤診されれば
それだけ発見が遅れることになる。

寿命に関係ない場合も

70歳以上の20~30%、
80歳以上の30~40%が、
前立腺がんを持っている。

おとなしいタイプの前立腺癌もある。
前立腺癌と診断されても
慌てることはない。

乳癌

乳癌まとめ+小林麻央(金の延べ棒療法)

転移しやすい癌

どんな癌でも転移はするが、
転移しやすい癌とそうでない癌がある。

転移しやすい癌は、
肺癌・前立腺癌・膵臓・乳癌

転移しにくい癌は、
肝臓癌

種類

2つに分かれる。

・非浸潤がん(20%)
・浸潤がん(80%)

非浸潤がんは生命に関わるがんではない。
取り切れば完治するが、
温存術で取り残しが半数あるので、
種類によっては全摘もある。

分化度

①高分化がん 正常細胞に近い状態まで成長したがん。
②低分化がん 正常細胞の形がみられない未熟ながん。
③未分化がん 正常細胞か形が判別できないがん。

悪性度は③>②>①。

分化度が低いほど増殖の余力があって悪性である。
[顔つきが悪い]と呼ばれる。

ステージ

ステージが高いほど死亡率が高い。

ステージ0 粘膜内(リンパ節転移なし)
ステージ① 筋肉層(リンパ節転移なし)
ステージ② 筋肉層を超えた or リンパ節に少し転移
ステージ③ 浸潤とリンパ節への転移
ステージ④ 離れた他の臓器へ転移

ステージと5生存率

【肺癌】
①85% ②50% ③20% ④5%
【大腸癌】
①99% ②90% ③85% ④20%
【乳癌】
①100% ②95% ③80% ④35%
【胃癌】
①98% ②65% ③50% ④7%
【肝臓癌】
①60% ②40% ③15% ④4%
【膵臓癌】
①40% ②20% ③5% ④1%
【前立腺癌】
①100% ②100% ③100% ④65%

肺癌・膵臓癌・肝臓癌は生存率が低く、
大腸癌・乳癌・前立腺癌は高い。

生死を分けるのは、
早期発見・転移・再発の3つである。

10年生存率

【肺癌】
①70% ②30% ③15% ④3%
【大腸癌】
①95% ②80% ③75% ④8%
【乳癌】
①95% ②85% ③55% ④15%
【胃癌】
①95% ②55% ③40% ④7%
【肝臓癌】
①30% 15②% ③10% ④2%
【膵臓癌】
①30% ②10% ③3% ④0.3%
【前立腺癌】
①100% ②100% ③100% ④40%

ガン保険に誘導されるな!

生涯でガンと診断される確率は
男性で62%、女性で46%。

そこで、
2人に1人は癌にかかる、
という理屈が湧いて出てくる。

癌で最も重要なのは、
確率ではなく、年齢である。

若い人は死亡率がとても高いが、
老人は死亡率が低いからだ。

2人に1人は癌にかかる?

2人に1人が癌になるのは
男性80歳、女性85歳である。

長く生きていれば癌が増えるのは、
当たり前である。

この年齢で癌にかかっても
あまり怖くない。
老化で癌も成長できないので
ステージがあまり進まないからだ。

癌にかかっても寿命まで放っておく
老人はたくさんいる。

3人に1人が癌で死ぬ?

3人に1人が癌で死ぬのも
男性80歳、女性85歳である。

癌にかからなくとも、
他の病気でも死ぬ年齢である。
そこまで生きたら癌でも心臓病でも
脳梗塞でも何にかかっても一緒。

3人に1人は癌で死亡する。
たしかに、その通りである。

しかし、
残り2人が生き残っているわけではない。
他の病気で死んでいるだけだ。

3人に1人は癌で死亡は、
寿命で死んでいると解釈すべき。

癌保険は大損

30代でガン保険に入ると、
80歳までに払う金額は75万円である。
50代でガン保険に入ると、
80歳までに払う金額は95万円である。

そして、
80歳で癌と診断されれば
100万円もらえる確率が1/2である。

保険=ギャンブルという鉄則を
忘れてはならない。

自分で出せばいい

癌と診断されたところで、
大した金額は貰えないのだ。

しかも2週間もせず退院なのだから、
高度療養制度で、
10万円もかからない。
そのくらい自分で出せばいいし、
まともな会社なら見舞金が支給される。

もし働けなくなっても
傷病手当で1.5年は給料の2/3は
補償される。

ちなみに、
先進医療とか保険外診療などは
まったく不要である。
わけのわからない治療法など、
金も時間も無駄。

日本の国民皆保険制度(世界最強)に
すでに加入しているのに、
これ以上何の保険に加入する必要があるの?

癌保険は不要

2人に1人が癌にかかる……
3人に1人が癌で死ぬ……
意図的に年齢を伏せて、ガン保険に誘導する。

40~60歳の人が癌で
死亡数する確率は2%である。
さらに、高額医療制度がある。

ガン保険なんか、いりません!

誤解しないでほしい

癌を避けるような生活習慣の改善や
早期発見のための検査の重要性を
否定しているわけではない。

あくまでも、
ガン保険が不要と言っているだけ。

ガン保険などに使う金があるなら、
検査に金を使うことをオススメする。
定期検診に自費でオプション付けるとか。

科学編
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