【ラピュタ原作】2物語「ガリバー旅行記+ラーマーヤナ」スィータ姫や飛行石

天の空城 ラピュタⅡ




「ラピュタ」には原作があった!?

ガリバー旅行記(イギリス)の
天空の島「ラピュータ」と、
ラーマ王子の生涯(インド)の2つの物語を
合体させたと考えられる。

①天空の島「ラピュータ」


ガリバー3回目の旅行で登場する。
宙に浮く仕組みは
天空の王宮にある巨大な磁石によって、
磁鉄鉱に富む自国の領空を自在に飛べる。

王立協会への批判

地上はもともと豊かであったが、
ラピュータに搾取されて
人々には生気がなく、土地は荒れ果てている。


(https://ja.wikipedia.org/wiki/ガリヴァー旅行記より引用)
民衆が反乱を起こすと
ラピュータが上空から攻撃し、
街ごと潰す。

科学への批判

民衆の中にはラピュータに
上京する者が多数いた。
地上に帰った彼らは
無謀な科学農法の実験を繰り返し、
田園地帯を荒廃させてしまう。

②ラーマ王子の生涯


インドから東南アジアに広範囲に
何百年もかけて伝わっている。
そのため地域により
登場人物や物語の内容がかなり異なる。

ジブリ映画に類似している部分を
ざっくり見ていこう。

世継ぎに


ラーマ第一王子は大地の女神の娘である
スィータ姫と結婚し、世継ぎになる。

ところが、
バラタ第二王子を跡継ぎにする陰謀により、
ラーマ王子は国外追放となってしまう。

羅刹の妹


羅刹の妹がラーマ王子に一目惚れ。
……が、フラれてしまう。
腹いせにスィータ姫に襲い掛かる。
……が王子に返り討ちにあってしまう。

羅刹の復讐


羅刹はラーマ王子に妹を殺された。
王子に復讐するためにスィータ姫をさらう。

猿軍団と同盟


ラーマ王子は猿軍団と共に羅刹と戦う。
……が羅刹は死なない。

滅びの言葉


スィータ姫が滅びの言葉を唱えると、
インドラの矢が羅刹の心臓を貫き絶命。
2人は空飛ぶ馬車に乗って帰還する。
メデタシメデタシ……てか「最初に」唱えろよ。

登場人物

飛行石 ⇒磁鉄鉱
ラーマ王子 ⇒パズー
スィータ姫 ⇒シータ
羅刹 ⇒ムスカ
猿軍団 ⇒ドーラ一家

宮崎駿監督インタビュー

――ラピュタは、「ガリバー旅行記」に出てくる浮島の名前だそうですが、最初から登場させようと。

「いや、全然思ってなかったです。古めかしい機械が出てくるんで、うんと漫画映画っぽいものをやろうと話しあってたんです。
その後に企画書を書きはじめて、どうせなら「宝島」みたいなものをつくろうと思ってたんです。
それで海の向こうにある宝島より、空に浮いている島がいいやと突然思いついて、途中から企画書に入れはじめた。(笑)」

確かそういうのは「ガリバー旅行記」に出てたなあと思って。
企画書に「ガリバー旅行記・第三部」に出てくると書くと、それを読んだことのないオジサンたちが、何となく、ああ、そうか! と思うでしょ。説得力があるんですよ(笑)。
女房に電話して、百科事典を調べてもらったら、ラピュタという名前だと聞いて、ガッカリしましてね。これは良くない名前だなと思ったんだけど、ヤケクソで「ラピュタ」って題名にしちゃったんです!(笑)

(ロマンアルバム「映画天空の城ラピュタ」GUIDEBOOKより引用)

劇中における登場人物のセリフ

パズー
「その時撮った写真なんだよ。
ガリバー旅行記で、スウィフトがラピュタのこと書いてるけど、
あれはただの空想なんだ。
これは、父さんが書いた想像図。
今はもう、誰も住んでない宮殿に、
たくさんの財宝が眠ってるんだって。
……でも、誰も信じなかった。」

ムスカ
「見せてあげよう、ラピュタの雷を!!
旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。
ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね」
(映画「天空の城ラピュタ」より引用)

正確に言うと、「原作」というよりは、
元ネタ・参考にした・インスピレーションを得た、
とでもいうべきか。

エンタメ編
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