海洋汚染



残りの死刑囚6名

2018年7月26日(木)に死刑執行された。

①林泰男(60歳・当時37歳)仙台拘置支所
②豊田亨(50歳・当時27歳)東京拘置所
③横山真人(55歳・当時32歳)名古屋拘置所
④広瀬健一(54歳・当時31歳)東京拘置所

この4名は村井直属の部下であり、
全員が科学技術省次官で、
地下鉄サリン事件の実行犯である。

⑤岡崎一明(57歳・当時34歳)名古屋拘置所
⑥端本悟(51歳・当時28歳)東京拘置所

 【その他】
林郁夫(71歳・当時48歳)無期懲役
    ※実行犯だが自主により減刑
菊地直子(46歳・当時23歳)無罪
村井秀夫(1995年に36歳没)暗殺
上祐史浩(55歳・当時32歳)懲役3年
麻原の家族

林泰男(科学技術省次官)


工学院大学二部。

大学卒業後に4年間世界を放浪。
自身も在日朝鮮人であり、
各国の貧困や人種差別に失望する。
メキシコで大麻を吸ったりもした。

麻原の著書に感銘し、
オウム神仙の会に入信。

逃走

1995年3月の地下鉄サリン事件後、
他の実行犯が次々と逮捕された。

その中で林だけは、
1996年12月に石垣島で逮捕されるまで
逃亡を続けた。

殺人マシーン?

他の実行犯が持参したサリン袋は
2パックであったが、
林だけは3パック持参し、
もっとも多くの穴を開けた。

彼が担当した日比谷線では、
最多となる8名の死者と
2475人の重症者を出した。

マスコミは彼を「殺人マシーン林」として、
名前の一部であるかのように報道した。

純粋な好青年

頼まれると断れない性格。
実行犯5人に対して、
サリンのパックは11あった。
余った1つを頼まれて林が持った。

子供の世話が好きな優しい青年であった。
裁判でも正直に詳細を語った。

被害者側の弁護士からも、
死刑判決を下した裁判長からも、
異例の慰めの言葉があった。

麻原とさえ出会わなければ……
断れない状況で実行犯に
指名されただけで死刑囚となってしまった。

豊田亨(科学技術省次官)


東京大学⇒大学院。
地下鉄サリン事件の実行犯。

性格は真面目で温厚、
明るく冗談も言う好青年であった。

東大時代に麻原の本に感銘を受け、
オウム神仙の会に入信。

責任を認める

「自分の行為は人間として許されない」
法廷では遺族に対する配慮の言葉や
自己の責任を認める証言を語った。

法廷で麻原が意味不明な発言を繰り返すと、
「松本被告、本当にグルなんですか?」
「怒りを通り越して哀しい」

彼もたまたま実行犯に
指名されただけで人生が狂った。

横山真人(科学技術省次官)


東海大学。

麻原の著書に感銘を受け、
オウム本を大量購入。
家族と絶縁して出家した。

黙々と作業する、頼れる存在。

地下鉄サリンで死者0

強制捜査を阻止するために、
警察官がターゲットと聞いていた。

しかし、
乗客が一般人ばかりだったので疑問に思う。
結局1パックしか穴を開けず、
重症者200名が出たのみであった。

死刑判決

死者は0であったが
散布計画を熟知して関与したため、
事件全体の1人として死刑判決を受けた。

事件に関しては黙秘を続け、
最後まで麻原への忠誠心を捨てなかった。

広瀬健一(科学技術省次官)


早稲田大学(首席)⇒大学院。
彼こそが最も人生の落差が激しい人物といえる。

夕食は家族で食卓を囲み、
母親とアルバイトしたり、
学費のほとんどを自分で工面する
家族思いの青年であった。

ところが、
ボツリヌス菌の培養や武器製造、
地下鉄サリン事件の実行犯を
するようになってしまった。

抜群の頭脳

卒論で高温超伝導を発見し首席
スイスで世界のトップサイエンスと評価を受ける。
ノーベル賞レベルの頭脳を持っていた。

麻原と出会ってしまったがために、
家族思いのノーベル賞学者が
テロリストの死刑囚になってしまった。
これほどまでに人生が変わるのもなのか……

宗教へ

人生の目的や生きる意味で悩む。

マントラを唱えながら瞑想する団体に入会。
いくつかの神秘体験をするが、
麻原の本を読んで
瞑想団体は脱会した。

空中浮遊に胡散臭さを感じつつ、
オウム本を読み漁り、
解脱や悟りに生きる意味を求める。

オウム真理教へ

宗教自体に不信感があるので、
本を読むだけで入会する気はなかった。

しかし、
麻原の本の通りの幻覚や神秘体験が起きた。
オウム真理教が真実であり、
麻原を師として悟りを開くことこそ
生きる目的だと確信する。

新興宗教に不信感があった理系の青年が
カルト宗教に入信してしまった。

出家へ

広瀬は在家のまま解脱を目指しており、
出家する気は全くなかった。

しかし、
オウムは武装化・勢力拡大のために
出家信者の増員を図っていた。

 麻原
「世紀末に核戦争が起こる」
「救済のために出家が必要」

オウムに洗脳されていたので、
一般社会で非信者と接すると
体調が悪化するようになっていた。
麻原だけが浄化できると感じ、
出家を望むようになる。

集中講義・瞑想・集団祈禱によって、
自己同一性が解体され、
離人感や高揚感を得た。

広瀬
「教団の外には悪意が満ちあふれている」

ポア実行

大量殺戮に戸惑いはあったが、
人々の救済をするために実行。

サリンのパックを突き破る時、
「被害者と麻原が結ばれますように……」
被害者が麻原に浄化されることを
願いつつ、救済(?)を行った。

現代人は悪行を積んでいる。
このままでは苦界に転生してしまう。
命を絶つことで悪行を消滅させれば、
より高い世界に転生させられる。

 麻原「これはポアだからな」
死者が麻原の力によって
高い世界へ転生した、と安心した。

裁判

指示に従わないとポアされる、
といった保身の主張は一切しなかった。

オウムの教えによる救済と、
力による救済の2つがある。

現代人はいくら教えを説いても
聞く耳を持たないので
力によって救済した。

オウムの国

戦争によってオウムの国をつくる。
少しの犠牲は出るが、
多くの人間の魂が救済される。

相手を殺すことでポアができる。
解脱者(麻原)との縁ができて、
来世で救済される。

ポアにためらいがあるのは、
まだ人類救済の気持ちが足りない。
そう教え込まれた。

脱会

脱会を決意するまでには
長い期間が必要であった。
悪行の軽い順に7段階を踏んで
少しずつ供述していった。

神秘体験は単なる脳内物質による
生理現象にすぎないと悟る。
オウムの教義の矛盾に気がついて
脱会となった。

最後には、
「松本被告は被害者に謝罪してほしい」
との思いを口にした。

麻原四女
「教団から解放された広瀬さんは清々しかった」

岡崎一明(役職なし)


脱走して麻原を恐喝した異端児。
教団が省庁制を採用する前に
脱走したので役職はない。

苦労人

未熟児で生まれ、
生後10ヶ月で母親が育児放棄で失踪。
実父は岡崎を養子に出した。

養父は創価学会に入信。
家庭内暴力もあった。
小学校6年生から新聞配達をし、
生活保護も受けた。

高校卒業後は学習教材の営業で
トップ成績をとるなど、仕事はできた。

成人後

精神世界の本を読み漁る。

営業成績も全国2位と好調であったが、
社長や部下への人間不信から退職。

阿含宗に入信したが、
教祖の言うことが二転三転し、
詭弁だらけなので脱退に至る。

雑誌「ムー」に載っていた
麻原の空中浮遊の写真や
記事を読んで感銘を受ける。

オウム神仙の会に電話

岡崎はいろんな新興宗教の教祖に
電話をしていた。
解脱や救済について質問し
本物か確かめていた。
しかし、
誰もが傲慢で人物に難があった。

オウム神仙の会にも電話した。
電話には麻原が出た

岡崎
「私はセールスなどの悪行を積んでいます」
「私にも解脱はできるでしょうか?」
麻原
「はい、できます」
「そう思った時点で罪は消えています」
岡崎(この人は本物だ……)

入信と出家

入信後は得意のセールスで
オウム本のヒットに貢献した。

厳しい修行で成就が認められ、
石井久子に次いで2番目の大師となる。
麻原の代役としての説法や
シャクティーパットを認められた。

彼の秘めた能力に対する信頼は厚く、
上祐史浩の独房修行の指導を
麻原から託されたりした。

殺人へ

男性信者殺害事件で部下を、
その後、坂本弁護士を絞殺した。

1990年の脱走と恐喝

衆議院議員選挙に出馬するも、
これまでの悪事に疑念を持つ。

選挙運動中に突然、
教団の3億円の現金を持ち逃げした。
しかし、
この盗難は配送寸前で失敗。

その後麻原に電話をかけ、
坂本弁護士一家殺害事件の口止め料として
1000万円を要求した。

1994年の自白

刑事が接触してきたため、
在家信者死亡事件、男性信者殺害事件、
坂本弁護士事件の犯行を自供。

しかし、
罪の意識からではなく、
教団から身を守るためとされ
自首による減刑は認められず
死刑を宣告された。

端本悟(自治省)


早稲田大学。

坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件の実行犯。
空手サークルの部長を務めるなど、
無骨者で通っていた。

男らしさや武士道にこだわる一方で、
たびたび食や性の戒律を破り、
教団内で不良分子とされていた。

入信と出家

もともとはオウム真理教の入信した、
高校時代の友人を脱会させるつもりだった。
友人の様子を見るために
セミナーに参加しているうちに
あっという間に麻原の説法に感化された。

大学3年で中退。
両親の猛烈な反対を押し切り、
正座して母親に挨拶して出家した。
「21年間育ててくれてありがとう」
でも戦争を止めなきゃ!

活動

早川紀代秀の下では
対立候補のポスター剥がし、
その後は新実智光の下で
麻原の警護などを担当。

オウム海中都市構想

麻原の指示でドラム缶2本を連結し、
洗面器をコックピットにして取り付けた
潜水艇のようなものを作成。

端本が操縦士となった。

沼津で試運転するも、直後に沈没。
関係者は皆、発覚を恐れトンズラ。

水没自動車のごとく
内部に取り残され死を覚悟していた所、
地元ダイバーに助けられた。

殺人

端本は武道の腕を買われ、
坂本弁護士一家殺害事件の実行犯に
抜擢される。

坂本弁護士には馬乗りして
顎を6、7回殴った。
妻の腹を蹴り飛ばして、膝落とし。

抵抗が激しかった一家を
半殺しにした。

母親が説得に

被害者の会と共に母親が
富士山総本部に説得に訪れた。

母親は坂本弁護士一家殺害事件の
記事を見せながら、
 「オウムはこんなことしてるのよ!」
端本(オレがやったんだけど……)

母親が去った後、激しく動揺し、
様子がおかしくなった。

 麻原「前世でお前はワシの息子だった」
 端本「あれはポアなんだ……」
なんとか自分を正当化した。

その後、
松本サリン事件の実行犯となる。

脱走できない

殺人ではなく、ポア。
教団を抜ければ単なる殺人者
なってしまう。

麻原に不信感を募らせつつ、
脱走を試みるも抜けられない。

脱走


オウムシスターズ次女(恋人)ら
4人と脱走した。

埼玉県で逮捕される。
獄中で救済でなく殺人と理解しはじめる。

要職でもないヒラの信徒で唯一
死刑判決を受けた。

端本
「オウムに出会ってさえいなければ……」

地下鉄サリン事件の担当者

【千代田線(我孫子発)】
林郁夫(無期懲役)が担当。
死者2名、重症者231名。

林だけ無期懲役なのは、
彼の自供が事件解明につながったため。

【丸ノ内線(池袋発)】
広瀬健一(死刑)が担当。
死者1名、重症者358名。

【丸ノ内線(荻窪発)】
横山真人(死刑)が担当。
重症者200名。

【日比谷線(中目黒発)】
豊田亨(死刑)が担当。
死者1名、重症者532名。

【日比谷線(北千住発)】
林泰男(死刑)が担当。
死者8名、重症者2475名
 ※サリン溶液3パック使用

その他主要人物

死刑囚ではないが、
その他知名度の高い主要キャラを掲載する。

林郁夫(治療省トップ)


慶応大学医学部。

幼少期は思いやりがある子で
人助けのために医師となった。
が、妻や愛人に暴力をふるう一面も。

名医

アメリカの病院で働き、
石原裕次郎の手術チームの一員でもあった。
臨床で癌や重病患者と接するうちに、
死について深く考えるようになる。

入信と出家

麻原の本に強く感銘し、入信。
病院にオウム療法を持ち込み
トラブルとなって退職。

8000万円と車2台を寄付し、
一家4人で出家した。

教団付属病院の院長に任命され、
信者の治療や指紋除去を行った。

殺人

地下鉄サリン事件の実行犯として、
2人を殺害。

人助けという夢は、
ポアとして叶ってしまった。

麻原
「オウムが疑われるのは心外だ」
「ポアされて良かったね、と1万回唱えなさい」
事件後の麻原の言動に不信感を抱く。

脱走と逮捕

治療省の部下と共に北陸方面に逃亡したが、
支援者が逮捕されて行き詰る。

警察の職務質問で
自転車の盗難が発覚し、逮捕。

「私がサリンを撒きました」

突然の宣言に、
検察は驚いた。

捜査に協力的であり、
極刑を覚悟で決定的に不利なことも
正直にありのまま供述した。

号泣するなど反省も認められた。

地下鉄サリン事件の捜査では
オウムは疑われていたが、
証拠不十分で行き詰っていた。

しかし、
林の全面自供により捜査が一気に進展した。
林の自供がオウム解体につながった。

慟哭の裁判

涙ながらの裁判は傍聴者の心を動かした。
さらに、
他の信者の裁判に30回も出廷し、
実刑につながる証言をした。

夫を殺された妻
「林被告は許してもいい」

死刑⇒無期懲役

協力と反省は自首に相当するとの見解から、
死刑から無期懲役に減刑された。
現在、千葉刑務所で服役中。

菊地直子(第二厚生省)


特別指名手配被疑者に指定され、
17年間もの間、逃亡していた。

左の指名手配の写真を見た人は
多いことだろう。
その後は整形したのか痩せたのか、
顔が変わっている。

幼少期

厳格で教育熱心な家庭で育つ。
真面目でやさしく、
マラソンではダントツの1位。
人望が厚かった。

入信と出家

麻原に本に感銘を受け、入信。
大阪教育大学に合格するが、
一度も通学せずに出家。

世界記録達成部

出家後は世界記録達成部(陸上部)に入部。
修行をすれば風の力を伴うことができ、
世界記録の達成も可能とされており、
この名称がつけられた。

フルマラソンは3時間7分と、
一般女性ではトップクラスである。
しかし修行が足りなかったのか、
風の力は得られなかったようである。

走る爆弾娘


東京都庁小包爆弾事件で
爆発物の原料の運搬役をした、
とされて「走る爆弾娘」との
異名をつけられた。

特別指名手配

地下鉄サリン事件に関与し、
特別指名手配を受ける。

林泰男(死刑)らと
千葉⇒名古屋⇒京都へ転々と逃亡する。
その後足取りが途絶える。

2012年に神奈川で
「菊地に似ている女を見かけた」
との通報で逮捕に至る。

・VXガス殺人容疑
・東京都庁小包爆弾事件容疑

無罪判決

爆発物製造のためではなく、
世界戦争の後に自給自足の生活を
するための農薬の原料を
運んでいたとの認識。

無罪判決となる。

なぜ逃げた?

オウムのサティアンは閉鎖的である。
他の省庁の者が何をしているか知らない。
当然、正しいことをしていると思い込んでいる。

その信者たちが無実の罪(?)で次々に逮捕され、
国家権力により次々と有罪にされていく。

自分も無実の罪で逮捕され、
無理やり有罪にされるに違いない、
そう思い込んでの逃亡であった。

とばっちりで有罪の同居男

指名手配犯であった菊池と
2007~2012年に同棲していた男は
犯人蔵匿罪で逮捕された。

菊池は最終的に無罪であったが、
この期間は指名手配中であり、
犯人蔵匿罪は成立する。

その結果、
懲役1年6ヶ月(執行猶予5年)の判決。
3食セックス付きの生活の後は、
とんだトバッチリを食らった。

村井 秀夫(科学技術省トップ)


大阪大学⇒大学院。

オウム真理教のNo.2。
地下鉄サリン事件の発案者であり、
現場の総指揮を担ったが、
口封じのために消された。

部下の信頼は薄い

IQ180でEQゼロ。

中川・土屋は細菌兵器や化学兵器といった
現実的な兵器を開発していたのに対し、
村井がSF好きのガキの考えた
夢物語みたいな兵器ばかり発案していた。

奇想天外なアイデアが多く、
失敗ばかりであった。

幼少期

内向的なSF少年であり、
勉強が得意。
オカルト趣味があり超人願望があった。

歩いて通えるという理由で、
大阪大学にトップ合格

入信と出家

神戸製鋼に就職するも、
生きがいを感じなかった。

麻原の本に感銘を受け、入信。
「私は水を得た魚になった」

その後、夫婦で出家する。
オウムの科学部門のトップとして
ロボットなどを開発した。

ビラ配りロボットは全く機能せず、
隣にコスプレした女性信者が
ビラを配っていた。

殺人犯となる

岡崎一明、早川紀代秀、新実智光らと共に
脱退信者の殺害をする。
坂本堤弁護士一家殺害事件では
妻の首を絞めて窒息死させた。

その後、選挙での惨敗を受け
人類ポアに向けて活動していく。

 村井「政府は得票数を誤魔化した」

殺人鬼となる

化学兵器やサリンプラント、
プラズマ兵器、レーザー兵器、
自動小銃の製造や核兵器の製造を企画。

男性信者をスパイ容疑にかけ、
マイクロウェーブ焼却炉で
焼き殺すことを提案。

最凶幹部の新実ですら、
さすがにこれにはNGを出した。
リンチ殺人に変更され絞殺。

人体実験ができずに、
村井はとても残念がった。

1994年、科学技術省トップ就任

翌年の地下鉄サリン事件実行犯4名を含む、
オウム最大の巨大部署のトップに就任。

松本サリン事件では
メインの実行犯として活躍する。
さらに、
ヘッドギアの開発の功績を認められ、
オウムNo.2の地位に上り詰めた。

地下鉄にサリンを撒くことを提案。
3/20の事件では現場総指揮をとった。

うっかり発言

ワイドショーで元FBI捜査官と討論。
「ハステロイ(サリンに必要)を持っている」と
うっかり発言してしまった。

幹部会議の麻原「ポアもやむなし」

その数日後……

生放送で刺殺



3/22の強制捜査後、
4/23に青山道場前で刺される。

これはテレビカメラの目の前で
生放送中に行われた。

そのショッキングな映像は
何度も何度もテレビで流された。
(二人の信者が村井の逃げ場をさえぎるような
動きをしている)

 麻原「何のために村井が死んだのか考えろ」

犯人

右翼系893である在日朝鮮人。
これだけの大事件であるにもかかわらず、
敏腕弁護士の力でたった懲役12年で出所。

 犯人「個人の憤りで殺しただけ」
完全に建前。
どう考えても怪し過ぎる。

実行犯もただ「殺せと」言われただけで
目的など知らされていなかったのだろうが。

その犯人は普通にブログやってて、
普通にウェブで顔出し記事が見られる。
恐ろしい世の中である。
彼なりの自己防衛なのだろう。

クルーザーとか海外旅行とか、
羽振りは良さそうである。
12年の刑期でそれなりの
見返りを貰っていると思われるが、
もう真相解明は不可能である。

しかし、
オウムの背後団体の存在を思わせる、
不可解な消し方である。

教団葬

オウムソングに合わせて
信者たちがサンバを踊るなど、
葬式とは思えない異様な葬儀であった。

上祐史浩(外報部長)


早稲田大学⇒大学院。
オカルト雑誌に載っていた
麻原の記事がきっかけで入信する。

麻原に反対意見できた人物。
麻原から疎まれ、
ロシア支部に左遷されたこともある。

ロシアにいる間に凶悪事件が起きたので
運良く極刑を免れた。

恋人が麻原の愛人に

恋人の都澤とともに入信した。
しかし、
都澤が美人であったために、
麻原の目に留まり愛人にされてしまった。

実は上祐にも新たな愛人ができており、
麻原の機嫌もとれて一石二鳥であった。

 上祐「私より尊師と融合した方がいい」

オウム出馬

オウム幹部の衆議院立候補に
最後まで反対していた。

麻原
「国家権力によって票がすり替えられた」
「上祐がいると災いが及ぶ」

ロシア左遷

ロシアに左遷されている間に
地下鉄サリン事件が起こる。

事件後にメディアの追及が激しくなる。
そこで上祐が呼ばれた。

 麻原「広報活動をしてほしい」

ああ言えば上祐

ディベートのサークルに
所属していたおかげで喋りが立った。
口八丁での詭弁が多く、
「ああ言えば上祐」と揶揄された。

テレビ露出が多く、
上祐ギャルと呼ばれるファンが
多数発生し、タレント化した。

懲役3年

スポークスマンとして
テレビ露出が多かった。

ゆえに、
本当にヤバいことは
あえて彼に知らされなかった
(村井のようにうっかり発言されると困る)

さらに、
凶悪事件はロシア左遷中に起こったため、
彼は直接関与していない。

中枢メンバーであるにもかかわらず、
彼だけが極端に罪が軽いのは、
これらの理由がある。

2000年、アーレフ代表に

オウム解体後はアーレフ代表となる。
信者数1000~1500人。

しかし、
脱麻原路線で主流派と対立。
上祐派が独立した。

2007年にひかりの輪を設立し
脱麻原路線を続けている。
現在の信者数は100~200人。

麻原の嫁と子供

愛人が100人以上おり、
子供は15人いる。
学校では入学拒否が相次ぎ、
なかなか登校できなかった。

全員分の情報が出回らないので
直系の6名を記す。

正妻(松本知子)執行時56歳


松本智津夫の妻。
男2人、女4人の子をもうける。

代ゼミで麻原の隣の席だったことが
きっかけで結婚に至る。
東京理科大学中退。

結婚後は麻原が薬事法違反で逮捕されたり、
宗教にのめり込んだりして
発症し精神を病む。
(対人恐怖症・外出恐怖症、強迫神経症など)

薬剤師リンチ殺人に関与したとして
懲役6年の実刑判決を受けた。

長女(執行時40歳)


村井秀夫と結婚させる予定であった。
スーパーで万引き歴あり。
銃刀法違反での逮捕歴あり。

二女(37歳)

上祐史浩と結婚させる予定であった。

長男連れ去り事件で逮捕された。
二女三女と四女は、
真っ向から対立している。

「四女はマスコミ受けで金を得ている」

三女(松本りか執行時35歳:アーチャリー)


石川公一と結婚させる予定であった。

実名・顔出しにより最も有名。
長男連れ去り事件で逮捕された。

「私だけは父を愛さないと」

四女(執行時29歳)


遠藤誠一と結婚させる予定であった。

松本一家やオウムと絶縁し、
自殺未遂を繰り返す。
ネカフェ難民やホームレスの
ような生活をしている。

「父の死刑は執行されるべき」
「三女の手記はデタラメ」

著書「私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか」を出版

松本死刑囚から
遺骨の引き取り先に指名された。

なぜ遺骨を四女に?

最後まで接見できたのは
四女のみであった。

四女曰く「麻原彰晃ではなく、
松本智津夫として葬られたいからでしょう」、
とのこと。

長男(執行時26歳)

アーレフに教祖のように扱われ、
写真と名前の無断使用の
禁止を求める提訴を起こした。

現在は次女と三女と暮す。

次男(執行時24歳)

現在は母親と暮らす。

刑務官の負担

死刑確定から執行まで数年~数十年。
24勤務の2交代制。
家族より長い時間を死刑囚と過ごす。

長い期間、同じ釜のメシを食い、
情も湧いてくる。
その相手を処刑するのだから、
単に執行のボタンを押すのとは
ワケが違う。

ちなみに死刑執行は、
刑務官の心理的負担を考慮し、
通常は木・金曜日に実施されることが多い。

日本赤軍による山岳ベース事件
死刑7名同時執行とオウム真理教事件

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