【画像】12名リンチ殺人「山岳ベース事件」死者リスト・場所、赤軍とは?

え?総括??

山岳ベース事件とは?

あさま山荘事件など、
山岳ベース事件の1シーンにすぎない。

共産主義から派生した左翼過激派の
集団リンチ殺人事件(1971年末~72年2月)。
今回は、被害者にスポットを当ててみる。

わずか2ヶ月のあいだに
29名のメンバーのうち、
12名が惨殺された狂気の事件である。

山岳ベース事件の残党5名があの、
「あさま山荘事件」を起こすことになる。

左翼の異常さが国民に明るみとなり、
学生運動が一気に衰退するキッカケとなった。

赤軍派+革命左派⇒連合赤軍

左翼の過激2派が合併して
連合赤軍が結成された。

資金豊富な赤軍派
武器が豊富な革命左派
利害関係が一致したためだ。

当初は国家権力と戦うための
若者グループであったが、
いつの間にか
総括なる意味不明な言葉で
仲間を集団リンチするだけの
狂信集団になっていた。

いつの間にか山奥に集まって
あっという間に消滅したという、
よくわからない集団である。

彼らの目的

資本主義からの脱却である。
階級も格差もない社会(共産主義社会)を実現すること。

ブルジョア(資本家)階級の支配を、
自らの力で革命を起こすことによって、
プロレタリア(労働者)階級の平等な社会を実現する。

そのため、
プチブルジョア主義(労働者と資本家の中間層で資本家側の人間)や
ルンペンプロレタリア主義(貧困層であることに疑問を持たない)
を毛嫌いする。

赤軍派

左翼の学生グループ。
目的は世界同時革命という、
なんだかよくわからないもの。

銀行強盗などが得意で資金が豊富

メンバーが指名手配犯ばかりになり
市街地で活動できなくなったので
山岳地に拠点を作ろうとしていたところ、
革命左派の山岳ベースに合流した。

ちなみに「赤軍」とは、
共産主義のシンボルカラーの
赤色が起源である。(中国やソ連の国旗の赤色)
親中ソ反アメリカの思想を持っている。

森恒夫(赤軍派リーダー:27歳)


大阪府出身⇒大阪市立大学。

逮捕されてあっさり自供したり
警察を前に敵前逃亡したり
本性は気の小さい男である。

山岳ベースでは
永田の主導する総括を正当化し、
集団リンチを推進した。

事件の1年後に
東京拘置所で自殺することで、
裁判や死刑からも逃亡した。

永田「森さんだけ死んでズルい!」

革命左派

赤軍派よりもさらに過激な武闘派集団である。
革命戦士の育成を目的として
山岳ベースを建設して活動していた。

鉄砲店を襲っていたので
武器が豊富

革命左派の目的は共産主義化という、
メンバーすらよくわからないものであった。

女性も革命戦士として扱われ、
子供を産む役目も期待されたため
女性メンバーも多かった。

子供は全員のものであり私物化させない。
メンバー共通の子として洗脳教育し、
山小屋で革命戦士に育てるという、
恐ろしい計画であった。

永田洋子(革命左派リーダー:27歳)


東京都出身⇒共立薬科大学卒。

脳腫瘍を患っており、
精神に異常をきたしていた。

薬剤師として大学病院で働くが、
気性が激しく、職を転々とする。

山岳ベースでは総括を主導した。

強烈な嫉妬心


彼女の持病の1つにバセドー病があった。
顔はパンパンでギョロッとした目。

醜い容姿、子供を産めない体から
他の女性への嫉妬が激しかった。

特に女性への追及は容赦なく、
次々処刑した。

投獄後

投獄後に死刑を恐れて精神が崩壊

法廷に出る事を拒み、
全裸になり鉄格子にしがみつき、
糞尿を体になすりつけ、
奇声を発し続けた。

死刑囚のまま、
2011年2月に65歳で病没。

山岳ベースへ

メンバーの多くが指名手配犯であり、
市街地のアジトが次々と摘発。

指名手配者の隠れ家として
革命左派が付近の潰れた旅館の廃材を使って
群馬県榛名山に小屋を設置。

そこに赤軍派が合流した。

このテロ拠点には、
赤軍派・革命左派合わせて
男性19名+女性10名=計29名が集まった。


榛名山ベース(8名死亡)
⇒迦葉山ベース(3名死亡)
⇒妙義山ベース(1名死亡)
⇒あさま山荘事件(残党5名)という流れである。

惨殺された12人

1971年12/31 ①尾崎充男(赤軍派:22歳)死亡

1972年1月
1/1 ②進藤隆三郎(赤軍派:21歳)死亡
③小嶋和子(革命左派:22歳)死亡
1/4 ④加藤能敬(革命左派:22歳)死亡
1/7 ⑤遠山美枝子(赤軍派:25歳)死亡
1/9 ⑥行方正時(赤軍派:25歳)死亡
1/17 ⑦寺岡恒(革命左派:24歳)死亡
1/19 ⑧山崎順(赤軍派:21歳)死亡
1/30 ⑨山本順一(革命左派:28歳)死亡
⑩大槻節子(革命左派:23歳)死亡
2/4 ⑪金子みちよ(革命左派:24歳)死亡

2/5 森・永田が資金調達のため下山

2/12 ⑫山田孝(赤軍派:27歳)死亡

2/17 森・永田が逮捕される

2/19 あさま山荘事件
警察に追われた連合赤軍の残党5名が
あさま山荘に逃げ込み事件を起こす。

①尾崎充男(赤軍派:22歳)


岡山県出身⇒東京水産大学。
最初の犠牲者である。

もともとは加藤の総括中であった。

しかし加藤を殴る際に、
尾崎が「以前オレをプチブル主義者と呼んだな!」と、
余計なひと言を発してしまった。
(直訳:オレを資本家側の人間と呼んだな!)

森「援助ではなく個人的な恨みで殴るのか!」
今度は尾崎が総括要求されてしまった。

完全にとばっちりである。

永田
「ここで終わったら過ちを繰り返すだけ!」
「自覚ができるまで外の木に縛りつけなさい!」

-15℃の中、
木に縛り付けられて凍死。

森「え、死んだ?」

敗北死

ついに死者が出てしまった。


「精神が敗北したから肉体が死んだ」
「総括できなかったところの敗北死」
永田
「革命戦士の自覚があれば死ぬはずがない」

リンチ殺人を敗北死と表現することにより、
死んだ者に責任を転換した。

死亡したのは本人の責任
この謎理論が発生したことにより、
集団リンチに歯止めが利かなくなる。

②進藤隆三郎(赤軍派:21歳)


福島県出身⇒日仏学院。

ハンサムであったため、
女性を勧誘する役割を担った。
女癖の悪さを森は毛嫌いしていた。

森「ルンペンプロレタリア主義からの
脱却ができていない!」
(直訳:革命への意志が弱い)

同棲していた元芸者の女が逮捕され、
メンバーの事をペラペラ自供。
その責任を問われて総括される。

総括中に反論したため、
集団リンチが激しくなる。

肋骨が6本折れ、
肝臓が破裂し胆汁がブチ撒かれ
腹が緑色に変色した。

外に縛られ、「もうダメだー!」と
絶叫して死亡した。

森「これからは腹はやめよう」

③小嶋和子(革命左派:22歳)


愛知県出身⇒市邨学園短大。

総括中にもかかわらず
恋人の加藤能敬とキスしている
ところを永田に目撃された。

永田「神聖な場所を穢した!」
森「加藤・小嶋を必ず総括させよう」
全員「異議なし!!」

集団リンチを受け、
逆エビ状に縛られ、
極寒の中で放置される。

トイレに行くことを懇願するも、
却下される。

糞尿を垂れ流しながら
2日後に容体が急変して死亡。

④加藤能敬(革命左派:22歳)


愛知県出身⇒和光大学。

加藤3兄弟の長男。
小嶋和子とのキスで総括を受ける。
永田は弟2名にも暴行させた。

集団リンチのあと、
土間に縛られて死亡。

ちなみに弟2名は
あさま山荘事件のメンバーである。

⑤遠山美枝子(赤軍派:25歳)


横浜市出身⇒明治大学二部。

留置場にいた日本赤軍幹部の妻なので
本来は森よりも立場は上である。

永田の嫉妬が爆発

美人であったため女王のようにふるまったが、
森はなかなか指摘できなかった。

指輪をしていることや、
リップクリームを塗る姿が永田の怒りを買った。

髪を伸ばす、鏡を見る、化粧をするなど、
革命戦士にふさわしくないとの理由で
永田が徹底的に追及する。

遠山「死にたくない……」
森「ブルジョア的な死への恐怖心である」
永田「女性兵士になる自覚に欠ける」

森「自分で自分の顔を殴れ」

顔の原型がわからなくなるまで
30分以上自分殴りは続いた。

鏡を見せて、
永田「美しい顔が醜くなった」

精神崩壊

頭を丸刈りにされた後に
集団リンチされ逆エビに縛られる。

精神が崩壊し、
「お母さん、革命戦士になって頑張るわ」
「お母さんを幸せにするから待っててね」
と糞尿を垂れ流しながら繰り返し、死亡。

⑥行方正時(赤軍派:25歳)


滋賀県出身⇒岡山大学。

誘導尋問により、
脱走の意志があったことを
正直に白状してしまい、
集団リンチを受ける。

薪で殴られた後に
逆エビ状に縛られて死亡。

⑦寺岡恒(革命左派:24歳)


東京都出身⇒横浜国立大学。
連合赤軍でナンバー6の存在であった。
寺岡は山岳ベース事件で
もっとも凄惨な殺され方をする。

「森や永田がコケたらオレがリーダー」
陰で発言していたのをチクられて
総括要求された。

風船ババア(永田)が大嫌いだった」
この一言で総括でなく、
死刑宣告される。

風船ババア
「ア、アンタなんか総括すらかけない!」
「死刑、死刑よ!!」
「みんな殺せー!この男を殺せーー!!」

深夜から7時間に及び
全身をナイフやアイスピックで
メッタ刺しにされたがまだ生きていた。
最後はタオルで首を絞めて
窒息死させられた。

⑧山崎順(赤軍派:21歳)


東京都出身⇒早稲田大学。

寺岡の処刑に積極的でなかったため
総括要求された。
総括の途中で脱走の意志を白状し、
森が死刑宣告した。

肋骨が6本折れるほどの
集団リンチのあと、
アイスピックで全身を刺された。
それでも死ななかったので
ロープで首を絞められて窒息死。

迦葉山ベースへ

8名を殺した榛名ベースだが、
ここで初の脱走者が出た。
脱走者から警察にアジトの位置が
漏れる恐れがある。

道路から近いことも問題視され、
燃やされて迦葉山ベースに移動した。

迦葉山ベースでは、
総括理由がさらに意味不明になっていく。

⑨山本順一(革命左派:28歳)


愛知県出身⇒北九州大学。

妻の保子・娘(生後2ヶ月)と共に
理想郷を夢見て親子3人で
榛名山ベースに加わる。
その時は永田に歓迎されていた。

迦葉山ベースに移動後、
永田「夫婦気取りで革命できるか!」

許可なく妻子を連れてきたことや
山崎の処刑に積極的でなかったこと、
運転をミスしたことなどを理由に
総括要求される。

集団リンチの後、
総括の可能性が0.01%であると判断される。

逆エビ状に縛られ死亡。

⑩大槻節子(革命左派:23歳)


神奈川県出身⇒横浜国立大学。

美人であったため、
永田の標的にされた。
植垣康博との恋仲を追及される。

永田
「アンタは可愛すぎる」
「アンタは頭が良すぎる」
「もっとバカにならないと総括できない」

資金で美容室に行ったことを
責められて縛られた。

集団リンチ決定を聞き、ショック死
暴行を受けずに死ぬという、
一番マシな死に方であった。

⑪金子みちよ(革命左派:24歳)と胎児


横浜市出身⇒横浜国立大学。
吉野雅邦の子供を妊娠(8ヶ月)しており、
大きなお腹をかかえていた。

身重の金子は積極的に
活動に参加できないこともある。
それをサボったと解釈される。

永田
「同志とヤったんだろう?」
「この男好きが!」
「革命戦士の自覚が足りない!」

お腹の子を取り出す計画

永田から、出産を待たずに
腹を裂いて子供を取り出すという、
恐ろしい提案がされる。

逃走防止に髪を刈られ、
10日間にも及ぶ集団リンチを受けた。

永田
「妊娠を未総括の合理化の手段にしている」
「革命戦士の子を私物化しようとしている」
「神聖な革命戦士の子を自分のものにするのか!」
「そんな金子と戦う!」

腹の子を取り出すことが決定

しかし、
決定時には糞尿を垂れ流しながら
胎児をかばうように
お腹をおさえたまま死んでいた。

永田
「死ぬことを隠していた!」
「子供の私物化と闘えなかった」

敗北死を起こしたことによって、
金子が神聖な革命戦士の子供を殺したという謎理論が発生した。

皆が金子の遺体に向かって
糾弾し始めた。

⑫山田孝(赤軍派:27歳)


東京都出身⇒京都大学。

カンパ集め中に
銭湯にいったことで総括要求。

「組織を脱退したい」と言ったので
食事抜きで薪拾いを命じられる。

薪拾いに手間取り、
集団リンチのあと逆エビ。

妙義山ベースへ移動

森と永田が資金調達のために
山を下りる。
解放感から3名が脱走した。

複数の脱走者が出たことにより、
残ったメンバーは
妙義山ベース(洞窟)に
移動することとなった。

坂口「必ず君を助けるからな」

妙義山ベース移動のために、
坂口が独断で山田の縄を解く。
森に総括を認めるように電話するが
連絡がとれなかった。
もし認められなければ森を殺す
つもりであった。

しかし、妙義山ベース移動中に
山田が死亡し、最後の犠牲者となる。

リーダー2名の逮捕


リーダー2名が妙義山ベースに戻ったとき、
すでに他メンバーは出発した後だった。

その後、
山狩りをしていた警察に
森と永田が逮捕された、
山岳ベース事件は終結

脱走や別行動で連合赤軍は
最終的に坂口ら5名になっていた。
ラジオでこのことを知った彼らは、
リーダー2名の奪還を決意する。

そして残党5名による、
あさま山荘事件に移行する。

その他メンバー

あさま山荘では大将の坂口弘、
ハイジャック交換条件で釈放の坂東國男、
妻の腹を裂く合意をした夫の吉野雅邦、
未成年であさま山荘入りした加藤兄弟2名。

あさま山荘メンバーではないが、
現在は普通に暮らしている植垣康博など、
個性的なメンバーが揃っている。

坂口弘 (革命左派:25歳)


千葉県出身⇒東京水産大学。

永田の内縁の夫であり、
革命左派のナンバー2であった。
連合赤軍においても
ナンバー3の地位である。
永田から特別扱いされる立場であり、
森もしばらくは容認していた。

妙義山ベース移動前、
「森さんが好きになったから離婚します」
と永田に言われて離婚された。

次のターゲットは坂口

暴力的な総括には反対していた。

山田の縄を無断でほどいたため、
実は⑫山田の次は坂口の総括予定であった。

あさま山荘事件の主導者

あさま山荘事件では
大将として事件を主導。
死刑囚となるが、
まだ執行されていない。

殺された12名や遺族に対しては
深い反省の弁を述べている。

坂東國男(赤軍派:25歳)


滋賀県出身⇒京都大学。
射撃の名手であり、
森の右腕であった。

山岳ベースにおいても
リンチ殺人を積極的に行う。

あさま山荘にも籠城した。
父親は警察突入時に首つり自殺。

クアラルンプール事件の人質交換で
超法規的措置により解放され、
現在もアラブで革命戦士として
活動を続けているらしい。

吉野雅邦(革命左派:23歳)

東京都出身⇒横浜国立大学。

金子みちよの内縁の夫だが、
金子の総括中に
自分も総括の対象となることを恐れ、
離婚を宣言する。

金子の腹を裂いて自分の子供を
取り出すことに合意した。

あさま山荘事件の1人。
坂口・坂東・吉野の3名と
加藤兄弟2名を合わせた5名が
あさま山荘事件を起こした。

無期懲役が確定し、
千葉刑務所で服役。

加藤(兄)


未成年兄弟であさま山荘に立てこもる。
この2名は未成年かつ、
主導メンバーでないため罪は軽かった。

事件当時は19歳なので実名は伏せられた。
懲役13年の後、
実家の農業を継いだ。

加藤(弟)


事件当時16歳だったので
保護処分扱いとなった。

あさま山荘事件を起こした5名は
全員が存命中である。

植垣康博(赤軍派:24歳)


静岡県出身⇒弘前大学。
大槻節子と恋仲であった。

総括要求されたが、
大工仕事ができた彼なしでは
小屋を建てられなかった。
そのおかげで正座だけで済んだ。
彼は、総括からの唯一の生き残りである。

ハイジャック事件で釈放メンバーに入っていたが、
「日本に残って連合赤軍問題を考える」
釈放を自分で拒否した。


懲役20年で出所。
現在は静岡県でスナックを経営している。

総括とは?



初期は反省の意味であった。
1日を振り返り自己批判させ、
作業から外されるだけで暴力はなかった。

その後、
長期間正座、食事なし、殴打など
どんどんエスカレートしていく。
総括なる言葉はリンチ殺人の意味となっていく。

さらに森が謎の理論が思いつく。
「気絶から目が醒めたときには
すべてを受け入れられる共産化された
革命戦士に生まれ変わることができる」

森「気絶するまでやれ」
気絶の援助として集団リンチが
行われ始める。

山岳ベースのある場所は、
冬の山岳地であり極寒であった。

集団リンチの後に
-15℃の屋外に縛り付け、
食事も与えずに餓死・凍死者が続出。

遺体には男女の区別すら
つかなかった者もいた。

総括が過激化した理由

北朝鮮を見ればわかるように
人間は保身のためなら何でもする

森は気が小さい男であり、
脱走や反抗を恐れていた。

特に脱走者には厳しかった。
警察にすべてが知られてしまう。
意志のあるなしにかかわらず、
脱走の疑いを持っただけで
総括対象にした。

集団リンチを行ったのも
全員を共犯にして
脱走させないのが目的である。

一方、
永田は女性への嫉妬が異様に強かった。
またキレやすい性格であり、
事あるごとに総括を連発した。

永田が総括を発案し
森が総括を正当化する。

2人の相乗効果により、
リンチは過激になっていく。

なぜ若者が集まった?

事件当時はアメリカとベトナムが戦争していた。
日本がアメリカに加勢すれば
中国まで巻き込んで第三次世界大戦になってしまう。

なんとしてでも世界戦争を阻止しなければならない
資本主義権力を排除して、
格差や階級をなくし真の平等を
勝ち取らなくてはならない。

そのために、
自分たちが革命戦士とならなければならない。
理想社会と世界平和のために、
国家権力を武力で制圧するしかない。

救世主になる、英雄になる
そんな理想を掲げて若者が集まった。
その理想が狂気を正当化した。

しかし、実際はアメリカのニクソン大統領が
中国に訪問して講和していたため、
ほとんど意味のない理想であった。

極限の集団生活

もともと主張の異なる
2つの過激派狂信集団である。
うまくいくはずがない。

小さくて狭い小屋に
29名が詰め込まれ、
夜は-15℃まで冷え込む。

風呂も入らず、着替えもせず、
トイレも機能しない。
悪臭の小屋での共同生活。
パンは贅沢品という極貧生活。

実際、
彼らの放つ悪臭が逮捕のきっかけとなる。
「異臭を放つ若者の集団がいる」
との通報が買い出しのたびに相次いだ。

正気を保てるわけがなかった

もともと頭のおかしい者たちが
そんな場所で日本を転覆させるという、
意味不明な議論や軍事訓練を
朝から晩までひたすら続ける。

いつの間にか組織を統制するために
仲間を惨殺し続けるという、
異常な集団に変わってしまった。

オウム真理教との共通点

極度の精神異常者集団の事件として、
連合赤軍とオウムは共通点が多い

まず、
集団が若者中心であるという点。

殺人を「総括・ポア」などと別の言葉で誤魔化す点。
その殺人を「共産化を援助する・この世から救済する」などと、
意味不明な理由で正当化する点。

死亡したことは「敗北死・因果応報」などと、
死者のせいにする点。

違反者や脱走者を処刑する点。

首謀者・幹部もろとも死刑判決を受ける点
謝罪する幹部と開き直る幹部が半々くらいである点。
首謀者が精神崩壊して糞尿をまき散らす点……

20年後のオウム真理教事件と非常によく似ている。

日本編
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