添乗員「この中にも泥棒はいます。荷物は気をつけてください。」
イタリアに旅行したことがある。
周りにいるイタリア人は一般人ばかりだが……
どこに行っても添乗員が同じコトをよく言っていた。
日本ではレシートを見ずにポイッ!
でもイタリアでは必ずレシートを確認しなければならない。
レシートを見ない日本人は絶好のカモなのだ。
帰りの空港で20€が余った
全部使ってしまおうと思い、25€の乾燥ポルチーニ茸を買った。
残り5€をクレジットカードで支払うことを伝える。
「OKOK!グラツィエ!」
レジ係は愛想のいい小デブのオッサン。
ニコニコしている。
あれ?計算が合わない……
レシートをチラ見すると5という数字がない。
よーーーく確認すると、請求は10€である。
ちゃっかり5€余分にとっている。
ポッケに入れるつもりだったのだろう。
「オオー……ミステイク!!」
イタリアではこういったプチボッタが本当に多い。
添乗員「この中にも泥棒はいます」
隙あらば泥棒に変身する一般人が、イタリアにはたくさんいるのだ。
思えば旅行中の外食でレシートを出さない店も多かった。
日本より高いと感じることもしばしば。
ちょっとした昼食でも30€とか。アイス1個6€とか。
全部ボラれていたようだ。