震災3日目(3/13) ただちに影響はない



放射性物質の放出

報道でよく耳にするようになった
ベクレルやシーベルトとは何なのか?

福島第一原発の1~3号機ででメルトダウン。
水素爆発が起こり、
莫大な量の放射性物質が放出された。
主に大気海洋に放出したものに分けられる。

ベクレル(Bq)とは?

放射線の量を表す単位である。
この数値が大きいほど放射能が強い。
つまり、汚染が深刻である。

1Bqで、1秒間に1本の放射線を出す。
種類の違う放射性物質でも
ベクレルが同じであれば汚染は同じくらいである。

シーベルト(Sv)とは?

Svは被ばくによる人体への影響の大きさを
表す単位である。
この数値が大きいほど、ダメージが大きい。

ちなみに、同じ量の放射線でも
時間をかけて浴びるより、
1度に浴びる方がはるかにダメージが大きい。

1度に浴びて悪影響があるラインは
100mSVといわれている。

 【成人の目安】
2mSv 胃レントゲン(1回)
2.4mSv 平均自然放射線量 (1年)
20mSv 一般人の自然放射線量限度 (1年)
200mSv 長期的に影響が出る(1回)
250mSv 放射線業務従事者の限度(1年)
500mSv ただちに影響が出る(白血球減少など)
1000mSv(=1Sv) 吐き気・癌確率5%上昇
2000mSv(=2Sv) 5%が死亡
5000mSv(=5Sv) 永久不妊・白内障
7000mSv(=7Sv) 100%が死亡

ただし年齢が低いほど細胞分裂が盛んなので、
子供は数倍のダメージを受け、
胎児は数十倍のダメージを受ける。

ミリかマイクロかも重要

1000倍ごとにマイクロ⇒ミリなどと、
言い方が変わっていく。

たとえば、1L=1000mlだ。
小さじ1の水を0.005リットルとは言わない。
単位として大きすぎるので、
5ミリリットルとと表現する。

同じように、
BqやSvでは単位として大きすぎるので
通常はミリやマイクロをつける。
(1Bq=1000mBq=1000000μBq)
(1Sv=1000mSv=1000000μSv)

いくら人体に害がなくとも、
数百mBqも漏れれば大騒ぎである。

ところが!

東日本大震災の原発事故では
ミリやマイクロどころか、
BqやSvそのものに万までつく事態になってしまっている。

水でいえば、
コップからチョロッとこぼれただけで大騒ぎなのが
川のように何万リットルもドバドバ流れ出たようなものだ。
笑うしかない状態。

大気への放出

セシウム137が1ヶ月半後に1470万Bq/㎡となり、
チェルノブイリの340万Bq/㎡を大幅に超えた。
事故というレベルでなく、核戦争の被害。

ちなみに、
強制移住の対象が55万Bq/㎡である。

海中への放出

原子力発電所のタンクから
β線放射性物質8000万Bq/L、
放射性セシウムが14.6万Bq/Lを含む
汚染水が300トン漏れだした。

合計

約100京ベクレルが放出されたと試算されている。
配分は陸に30%、海に70%である。

量が多過ぎて、
もはや想像もつかないレベルだが、
頭上に降れば日本人が全滅する量である。

ただちに影響はない

それは本当か?

子供は細胞分裂が盛んであり、、
大人の10倍のダメージを受ける。

チェルノブイリでは
子供たちの甲状腺癌が多発した。
原発事故の放射性物質が
原因と認められるのに20年かかった。

ただちに影響がないと、
ただちに認めてもらえないのだ。

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