震災31日目(4/10) ただちに



ただちに影響はない

一躍、時の人となった枝野長官が連発した。

ただちに影響はない。
ただちに……
じゃあ、長期的にはどうなんだ?

ただちに

言葉が「影響はない」だけなら、何の心配もない。
「ただちに」。
この言葉がつく以上、「影響がない」ではない。

「ただちに」という条件がついている。
つまり半年後一年後十年後の影響は
「わからない」ということだ。

この「ただちに」という言葉が
様々な国民の憶測を生んだ。

影響とは?

嘔吐などの体調悪化による急性症状
発癌などの遅発性症状の2つに分けられる。

「ただちに影響がある」なら、急性症状がある。
「ただちに影響はない」とは、急性症状はないが
遅発性症状はあるかもしれないし、
ないかもしれない状態である。

国民の憶測

与える影響が無視できるものなのか、
体調を崩す程度なのか、深刻なものなのか……
またそれらは確率的に生じるもので、
なったりならなかったりなのか。
長期的にはどうなのか……

そもそも「わからない」のであって、
「影響がある」決まったわけでもない。

結局は、
浴び続ければ悪影響がある、量が増えれば悪影響がある、
と深刻に解釈した国民が80%以上いた。

実は3種類あった!

枝野長官が3種類のただちにがあったと後日表明。

・基準値を超える食品を何度か口に入れたても、
・屋内退避区域で荷物の積み下ろしで外に出ても、
・放射線の数値が初期段階に高く、その後下がった地区なら

この条件下においてのみ、ただちに影響がないらしい。
日本語って難しいw

長期的な影響とは?

例えば、1度に100mSV以上浴びた人は影響はある
癌になる確立が2%上昇する。

たった2%だと侮ってはいけない。
1000万人に100mSV浴びせれば
放射線が原因で将来的に20万人が発癌する。

政府の説明

日本人は無駄に長生きしているので
放射線を浴びなくても2人に1人は癌にかかる。

そもそも微量の放射線を浴びた程度では
放射線によるものか、生活習慣によるものか、
遺伝によるものか、寿命によるものか、
区別することはほぼ不可能。

フクシマでは40mSV程度であった。
しかも一度にではない。
原子力発電所の職員くらいである。
心配はいらない。

チェルノブイリでは?

嘔吐や脱毛など、ただちに影響はなかった。

しかし、汚染地域では子供の甲状腺癌が
人口10万人あたり200人と激増した。
チェルノブイリのデータが、
甲状腺癌の多発は、放射線被爆しかないとの
確証となった。

フクシマでの長期的な影響は?

甲状腺癌の発症率は人口10万人あたり
37.3人に増えた。
汚染17市町村では43人である。

その率、通常の50倍。
政府の説明とは違うような気が……

流行語に

連発した「ただちに影響はない」が
ついに流行語となった。

実際には39回の会見で7回しか言ってない。
しかし、テレビで1000回以上放送されたので
四六時中連発しているような印象であった。

スラングとして定着

政府の思惑とは反対に
ただちに影響はないwなど、
将来は危ないという意味で
ネットを中心に日常でも使われるようになってしまった。

痛い人達

福島市民の中に、ただちに影響があった
言い出すこんな人間が湧き始めた。

発疹が出た、体がだるくなった、熱が出た、
鼻血が出た、子供の学校を休ませた……
放射線関係ねーだろw

さらに福島市がぶっ飛んだスローガンを表明。
放射線に負けない体をつくろう
どうやって鍛えるんだよw

痛い人達と市役所の盛大なコント、
笑わせてもらいました。

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