中米は昼間でも危ない



中米エリアが危険

人口当たりの殺人事件が多い国Top4は
いずれも中米にある。
ここではヨーロッパの100倍、
日本の500倍もの殺人事件がある。

南米のコロンビアやブラジルを抜いて
中米が世界の治安が悪い国
1~4位を独占する状態だ。

なぜ中米エリアの治安が
急激に悪化しているのか?

悪化する原因

世界の麻薬取引の中心である
メキシコの麻薬カルテル
中南米の各地に拠点を広げたり、
移したりしている。

また戦争・内政・飢饉・政情不安などで
移民や難民が流れ込んでくると、
治安が最悪になる。

不法移民に仕事は、ない。
彼らは生きるために、
自分の家族を救うために、
犯罪をするしかない。
殺人依頼のレートは数百円の
ことさえもある。

この2つの流れが同時に
起きているのが中米エリアである。

優勝:ベネズエラ

世界でもっとも殺人が多い国
人口10万人当たりの
殺人件数が120人。

カラカスは世界No.1、
マトゥリン・バレンシアの2都市は
いずれも世界で
殺人件数10本の指に入る。

カラカス西部では
高校卒業パーティで乱闘が発生。
催涙弾を投げるなどして17人が死亡。
人生卒業おめでとう。

人口330万人のうち、
4000人が殺人事件で殺されている。
もし東京であれば、
毎日50件の殺人事件といえる。

大統領夫人の甥が
麻薬取引で逮捕されるなど、
国レベルで麻薬が蔓延している。
警察官が制服のまま
犯罪を行うなど、腐りきっている。

夜になると異様な雰囲気に包まれる。
街と貧民窟(スラム)が混在しており、
どこにいても油断できない。

ただし、
凶悪犯罪が多発するのは都市部であり、
郊外の観光地は比較的安全である。

そのため、
殺されるのは旅行者よりも
現地人の方が多いようだ。

準優勝:ホンジュラス

サンペドロスーラはカラカスと並んで
世界トップを争うほど。
ディストリトセントラルは
Top10に入る都市である。

カラカスは2013年には、
人口10万人当たりの殺人件数が187人で
世界ダントツトップであった。

件数が多すぎて
捜査や判決が追いつかない。
殺人事件のうち97%が未解決である。

失業率70%であり、
犯罪しないと生きていけない。

麻薬の中継地点であるため
マフィア間の抗争が激しい。
犯罪組織「マラス」が有名。

警察や軍隊の治安が
まったく機能しておらず、
戦場を除いた地域では
もっとも危険といわれる。

街に死体が転がっていても
住民は平然と横を歩いていく。

強盗に遭った時に
何も持っていないと撃ち殺される。
時間を無駄にしたと怒らせないために、
強盗用にある程度現金をもって
出掛けないといけないという、
トンでもない都市。

ホンジュラスは銃まみれ

公式に国民一人あたり、
拳銃2丁とライフル5丁を保有できる。
そのため、
軽犯罪の凶悪化を止められない。

スリや強盗すら銃とセットであり、
少しでも抵抗すれば射殺される。

他の国なら殺されない場面でも
ホンジュラスでは殺されてしまう。
旅行者にとっては、
世界一危険な国はベネズエラではない。
それは、ホンジュラスである。

3位:エルサルバドル

首都サンサルバドルは
殺人件数で世界でも3本の指に入る。

高層ビルが多く、
水がきれいな首都であるが、
貧富の差が激しすぎる。

貧しい者は麻薬売買や強盗に手を染める。
ATMで現金を引き出す旅行者が
そのターゲットとなる。

歩いている先に
急に車が止まったのならば
進まずに引き返す方がよい。

アメリカ西海岸から
流れてきたギャングが住み着き、
治安が急激に悪化した。

「死の部隊」なる集団が
社会浄化作戦を実施しており、
ホームレスや非行少年を駆除している。
駆除(暗殺)を逃れた少年が
ギャングに入団していく。

街にはМ-13やバリオ18といった
2大ギャング団の若者が
闊歩している。
所属するギャング団を示す
大きなタトゥーがあるのですぐわかる。

ギャングに入る条件は、
誰か一人殺すこと。
金品を奪うときにも殺してから
奪うよう徹底して教育される。

4位:メキシコ

シウダーファレス・アカプルコといった、
世界Top10に入る都市がある。

隣にアメリカという
巨大麻薬マーケットがある。
気候が温暖で麻薬の栽培に
適した土地であり、
麻薬カルテルが世界一発達した。

ロス・セタスが残虐な集団として有名。
見せしめのため、
女でも容赦せずにバラバラ殺人にする。

麻薬売買で儲けたカネで
軍隊や警察を買収。
対空ミサイルなどで
軍隊並みの武装をしている。

ただし、
殺人はマフィアや麻薬売人が多く、
誘拐は現地の富裕層を
計画的にさらうケースが多い。

観光客の被害はそれほど多くない。

メキシコの治安は?

メキシコで治安が悪いのは
アメリカ国境沿いの北部に集中している。
このエリアには観光地がない。

そのため、
観光地は安全であり、
軽犯罪に遭う程度である。

また麻薬カルテルは
基本的に観光客には手を出さない。

アメリカから陸路で
メキシコ入りするような
物好きでなければ大丈夫である。

観光客にとっては
ネットでよく見るバラバラ殺人の
イメージほどは危険な国ではない。

中米の刑務所

刑務所内は賭博や売春が
横行しており、居心地は悪くない。
普通に買い物もできる。

マリファナを吸いながら
売春婦と談笑したり、
刑務所とは思えない風景が
広がっている。

敵から逃れるために、
自ら刑務所に入る者も多い。

もはや更生は不可能

刑務所は社会からの隔離だけが
目的の施設である。

なにせ囚人の数が多すぎる。
10畳の牢屋に40人詰め込まれる。
刑務官の仕事は施設の外から、
脱走しないように見張るだけ。

中に入れば、
刑務官すら殺されることもしばしば。

番外編:南アフリカ

ヨハネスブルグがかつては
世界の犯罪首都と呼ばれたが
現在は治安がマシになりつつある。

ヤバい地域と安全な地域
ハッキリ分かれており、
ダウンタウンは最悪。
地元民はちゃんと避けている。

殺人だけではなく、
強姦や強盗も盛んに行われる。
人口の20%がHIV感染しており、
死因の1位である。

夜に車を運転するときには、
赤信号で止まってはならない
信号で止まれば強盗が襲ってくる。
パトカーだって信号など守らない。

警察
「赤信号で停車しないのは常識」

ヨハネスブルグ凶悪伝説

・軍人上がりの8人が、同じ体格の20人に襲われた
・ユースから徒歩1分で白人が血を流して倒れていた。
・足元がぐにゃりとしたら死体だった。
・旅行者を車で轢いてから荷物を強奪する。
・タクシーからショッピングセンターまでの10mで強盗に襲われた。
・宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
・男性の4人に1人、女性の3人に1人がレイプ経験者。
・手ぶらで出た旅行者が服を盗まれ、下着で戻ってきた。
・中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%、
一度襲われてまた教われる確率が50%。

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