合格ラインは「年齢×10万円」。
「25歳250万」「30歳300万円」
「35歳350万」が合格ラインである。
男性に求める年収は「400万」が主流だが、
それでは理想が高すぎる。
なぜなら適齢期(25~35歳)の「未婚」男性で
年収400万以上は15%しかいない。
男性の平均収入
男性全体では年収400万円以上は55%もいる。
そして、
女性が望む年収は「400万円」が最多である。
しかし平均年収は、
既婚者も資産家ジジイも含む額なので、
未婚者はもっと低くなる。
富の独占
平均年収はアテにならない。
(実際より高くなり過ぎる)
なぜなら日本では、
「上位1割の富裕層が富の50%」を独占している。
半分を上位1000万人ちょいで、
残りの半分を1億2000万人で分ける。
富裕層ジジイを外せば、
男性の平均給与は大きく下がるはず。
では、婚活中男性の平均年収はどうか?
(この中にジジイはいないはず)
逆に、
貧乏な国民年金ジジババや
学生の一人暮らし世帯も多数いて、
全世帯の20%が200万円以下、になってしまう。
(国民の3~4人に1人がジジババである)
オッサンやジジババを外さないと、
現実は見えてこない。
では、
適齢期「未婚」男性の平均年収はどうか?
平均年収(適齢期「未婚」男性)
1位 300万円以下(45%)
2位 300万円台(40%)
3位 400万円台(10%)
4位 500万円以上(5%)
これこそ、現実なのである。
適齢期とは25~35歳だ。
しかも未婚の男性に限定すれば、
平均収入は大きく下がる。
この中で年収400万以上とは?
「15%の男性」
「適齢期+未婚」でしかも年収400万以上……
該当する男性は、たったの15%だ。
(以下、「15%の男性」と呼ぶ)
15%のうち、さらにフツメン……
女性でいえば「若くて美人」に相当する。
つまり、
一般女性には手の届かない存在なのである。
平均年収(婚活中男性)
もう1つ数字のマジックを紹介しよう。
これは某婚活企業のデータをざっくり示したものだ。
どうやら、
婚活している男性だけ集めると、
平均年収がグッと上がるらしい。
身近に年収の高い男性は余っていないが、
入会すればたくさんいるようだ。
これを見れば、
女性でも何十万円と払って入会したくなる。
しかし、何かがオカシイ……
年収400万円以上が80%
年収400万円以上は全体で55%だったのに、
富裕層ジジイは外れてるのに、
女性が望む「年収400万以上」が80%を超える。
やはり何かがオカシイ……
実はこのデータは、
年収は高いのに売れ残ったオッサンがほとんど。
(多くの女性から対象外になるタイプ)
売れ残った婚活オバサンに、
夢を見させてカモるデータなのだ。
この中に、
適齢期(25~35歳)の男性はほとんどいない。
いずれにせよ婚活では、
「400万」という数字が一つの基準になる。
どういうことか?
「400万」とは?
世帯年収のボーダーラインである。
女性も働いて合計が「400万」あれば、
家族が不自由なく暮らせる。
30代夫婦の場合、
夫の年収は300万円台が最も多い。
1日1万円
手取りは無駄な医療費・年金、税金で削られて
2割弱減の360万円ちょいになる。
1年は365日……
つまり、
「1日1万円」使えるのが、
世帯収入400万円なのである。
どこの家庭も年収300万ちょいのオッサンと
年収90万前後のパートのオバチャンが
世帯年収400万円弱でヤリクリして
子供を産んで育てている。
毎月の生活費はカツカツ、
ボーナスで貯金を溜めていく……
地方都市では、それが現実だ。
男性に求める「理想」の年収
1位 400万(30%)
2位 500万(25%)
3位 800万(15%)
4位 300万(10%)
5位 1000万(5%)
(その他15%)
「15%の男性」を望む女性は、
30+25+15+5=75%。
圧倒的に足りない……
800万とか1000万とか「その顔で?」と
言いたくなるが、これはあくまでも理想。
よって問題ない。
では現実的な額はどうか?
男性に求める「最低」の年収
1位 300万(30%)
2位 400万(30%)
3位 年収不問(25%)
4位 500万(10%)
5位 600万以上(5%)
「愛があれば乗り越えられる」と考える額である。
不問・300万を合わせて55%。
マトモな女性が半数以上で安心する。
いっぽう、「15%の男性」を求める、
夢見る夢子ちゃんはまだ45%もいる……
単純計算で男15% vs 女45%。
倍率は3倍。
上位1/3の独身女性しか狙えない。
不利なのは、それだけではない。
地方在住は不利
婚活は就活と同じ。
大都市在住者が「圧倒的」に有利。
なぜなら「15%の男性」を含め、
優良物件は、ほとんどが大都市圏で大企業に勤める。
地方在住の女性は、「出会う」ことすらない。
地方都市の適齢期女性がよく言う、
「出会いがない……」は、
コレが原因なのである。
地方都市の小さい会社で年収400万円なんて、
中年太りした課長とかハゲオヤジばかり。
30代前半では、まず無理無理無理のカタツムリ。
田舎の売れ残りオバサンが
「年収500万希望」……無謀すぎる。
年収で選ぶと失敗する
なぜか?
イイ男は絶滅危惧種と同じだからだ。
「15%の男性」でフツメン、彼女ナシ、
狙ってる女もいない、なんて
5%もいないんじゃなかろうか。
ただでさえ、数が少ない。
そのうえ……
学生時代からの彼女や身近な女が
「15%の男性」を狩り尽くす。
そして、絶滅するまで食い尽くす……
ゆえに、婚活市場には回ってこない。
クラスで一番レベルでもない、
自分が年収400万円以上でもない、
しかも見ず知らずの女性が、
「15%の男性」を手に入れるのは、
不可能に近いのがおわかりだろうか?
年代別の年収(未婚男性)
男性全体の平均年収は
年収300万円以下が20%、
300万円台が20%、400万円台が20%
500万円台が15%、600万円台が10%
700万円以上が10%が目安。
大事なことなのでもう一度いうが、
平均年収には富裕層ジジイやオジサン達が含まれる。
まったく、アテにならない。
では、
未婚男性の年代別平均年収はどうか?
年代別平均年収(未婚男性)
未婚男性の世代別平均年収は、
20代250万円、30代350万円、
40代400万円、50代500万円が目安。
40代にもなれば、
400万円を超える独身オジサンは余っているが
若い女性は、若い男性を望むので「対象外」になる。
20代前半
年収200万円台50%、
300万円台30%が目安。
400万台はほとんどいない。
この頃は月収は20万前後が多く、
一人暮らしだと毎月はカツカツ。
ボーナスで溜めていくしかない。
しかし、
この年代の男と付き合う女は
ハタチ前後の学生が多い。
年収などこだわらないから低くて無問題。
実家暮らしの男
この年収でも実家暮らしなら
毎年100万円くらい貯まる。
ただし、
一人暮らし経験がまったくない相手だと
結婚相手として苦労するかも……
すべてが「お母さんレベルで当たり前」。
「やってもらって当たり前」状態だからだ。
知り合いの女のコに、
旦那がスーパーの惣菜ではイヤがって
朝食も毎回手作りして嘆いているコがいた。
専業主婦のママが手をかけ過ぎの男は、
結婚してから苦労するよ。
まぁ、ソイツはイケメンで
イクメンで高収入なんだけど。
差は出ない
20代前半までは現場作業員でも
一流企業総合職でも手取り額は大差ない。
(ヘタすれば現場の方が多いくらい)
この年代は「遊びたい盛り」なので、
貯金が貯まらなくても仕方ない。
この時期から貯金、貯金なんて言って
セコく溜めるヤツはツマラナイ男ばかり。
20代後半
年収200万円台40%、
300万円台35%、400万円台10%が目安。
500万円台は5%くらい。
社会人として一人前となり、
後輩の指導もするようになる頃。
会社としても戦力になってきて
月収が25万円を超えてくるあたり。
差が出始める
(http://xn--ecksjr0h4iqcb1134pte4a.com/iam/より引用)
中小企業や現場作業員、資格職は
スタートはそこそこ良い給料をもらえるが、
年齢を重ねてもほとんど給料は伸びない。
反対に、
大きな会社のリーマンは、
20代後半くらいからグイグイ伸び始める。
大企業で主任クラスになれば400万を、
高度な専門職や大手の営業職は
500万円を超え始める。
……が、コイツらは周りの女が放っておかない。
ちなみに、
田舎の女のコには全国企業の社員証が
輝いて見えるらしい。
デブなヤツでも受付から手紙貰ったり、モテていた。
「デブは女を安心させるんだよ( ´_ゝ`)」
30代
年収が低いオスガキをじっくり育てていれば、
やっと一人前になってくる頃である。
「15%の男性」は、
何の苦労もリスクも背負っていない女が
途中から手に入るほど簡単ではない。
30代前半
年収200万円台20%、
300万円台40%、400万円台15%が目安。
500万円台は10%くらい。
順調に業務をこなしていれば、
主任や係長となり年収400前後だろう。
いわゆる、「15%の男」である。
30代後半
年収200万円台20%、
300万円台35%、400万円台25%が目安。
500万円台は15%くらい。
中年になっても年収500万以上となると
5人に1人もいない。
ここでやっと年収400万の男に
手に届きそうになるが……
この年代は適齢期を過ぎているし、
フツメン以上は絶滅させられている。
ハゲ・デブ・ブサメンは覚悟する必要あり。
500万以上は無理
ほとんどの男性は大手企業勤めではない。
もうおわかりだろうが、
「年収500万=課長以上=40代以上」なのである。
適齢期(30歳前後)で年収500以上希望なんて、
世間知らずもいいところ。
年収500万の男で結婚生活スタートなんて、
「強くてニューゲーム」みたいなもの。
それを当然のように望むのは、頭が悪い。
40代前半
この年代の男性の年収は気にしなくていい。
というか、気にしてはいけない。
この年代が対象に入るということは、
自身も40代まで売れ残ったということ。
もう「年収不問」が絶対条件だからだ。
老後を心配する頃
男女ともに、
この年代では夜の相手も妊娠も厳しい。
40過ぎたら、
結婚生活でなく老後を心配すべきである。
老後に孤独から解放されたい者同士で
くっつくしかない。
条件だの年収だの、
現実逃避している場合ではない。
時代が変わった
ひと昔前のバブルオバサンは
主婦ニート志望で3高だの1000万だの、
バカ丸出しだったが最近の若いコは違う。
時代が、変わったのである。
年収を気にしない傾向
共稼ぎ志望は男性60%、女性80%である。
さらに、
年収300万でOKな女性が30%、
年収不問の女性が25%いる。
80%の女性が働く意思があり、
55%の女性が年収を気にしない。
バブル世代では考えられない結果である。
寄生が前提のオバサンたちと
もはや「価値観が違う」のだ。
共稼ぎは常識
最近の若い女性は、オバサン達と違う。
好きでもない男に食わしてもらうくらいなら、
自分が働いて「気に入った男」と結婚する。
現代の生活は税金・医療費・年金で
手取りが2割削られる。
そのうえ、
スマホだのランチだの、カネがかかり過ぎる。
もはや「共稼ぎは当たり前」の時代である。
男性が求める年収
女性に求める年収は、
1位 不問(50%)
2位 300万(20%)
3位 200万・400万・500万(各10%)
男性も時代と共に変化している。
最近の若者は団塊ジジイやバブルオジサンよりも
女性を尊重し、家事育児にも協力的だ。
しかしその分、
収入も求めるようになってきた。
働いていればOK
男性の場合は具体的な額面よりも
マトモな人間かどうかを判断している。
社会でマトモにやっていけるなら、
「家庭でもマトモ」という推測だ。
家事手伝いやフリーターなどはダメだけど、
社会でしっかり働いているなら
収入はいくら低くてもOKを出すだろう。
年収不問
男性50%、女性25%が目安。
この層の女性は共稼ぎ志向が強い。
この層がもっとも価値があり、
実はもっとも付き合うのが難しい。
タダより高いものはないからだ。
たとえば、
24歳くらいのモテメスは、
年収1000万のオジサンなど相手にしない。
仕事がデキる有能な女も
好みの男しか相手にしない。
直訳すると、
「年収は不問だけど、他はしっかり選ぶよ」
ということになる。
ATM vs 産む機械
「男性の年収=女性の年齢」
男がカラダを求めるのは本能、
女がカネを求めるのも本能である。
子供を大学に入れる中流家庭なら、
世帯収入600は欲しい。
……が、子供を大学進学させず、
教育費をかけないなら400で充分である。
中流家庭ではいくら必要なのか?
マトモな大学に入れる教育をすれば、
平均すると子供費用は1年あたり200万。
それ以外に……
衣食 50
住 100
娯楽その他 50 計400万/年
年収500で手取りは約400である。
しかし、
これではまったく貯蓄ができない。
夫400・妻100(パートタイム)だと
子供を大学に入れるのは苦しい。
夫400・妻200(フルタイム)
夫婦合わせて世帯収入600。手取りは480くらい。
これだけあれば貯蓄もできる。
共稼ぎなら世帯年収600くらいは充分に稼げる額だ。
結婚するのだから2人で頑張ればいい。
「高給取り」とは?
いわゆる「高給取り」と思われる目安が、
20代600万、30代800万、40代1000万くらい。
これがおおむね上位5%(偏差値65)であり、
上位5%の美人(クラスで1番の顔面偏差値65)が
望んでも許されるラインである。
年収600万は無謀
最低年収で年収600以上を望む、
夢子ちゃん(夢子オバちゃん?)は5%もいる。
「未婚×適齢期×年収600万以上」……
そんな男性は3%しかいない。
さらに、
彼女がいないフツメンなど1%以下だろう。
もはや、運の世界。
クラスで一番レベルの女性とか、
年収400万以上の女性でも厳しい戦いになる。
お金の管理方法は?
「夫婦で管理」が50%、
「妻に生活費だけ渡す」のが25%、
「夫が小遣い制でOK」が25%くらい。
個人的には、
「専業主婦+小遣い制」の男はどうかと思う。
「専業主婦+小遣い制+満員電車」なら、
もう目も当てられない(泣)
収入よりも「収支」
収入でいえば、
夫350(正社員)妻150(パート)で計500万。
これで収入はまったく問題ナシ。
問題は、使い方(収支)だ。
借金やギャンブルはもちろん、
300万円以上の高級車や
その他高級品にこだわったりはNG。
「高級」と呼ばれるものが
実は大したことないのを知ることも大切。
結婚相手に求めるもの
男女ともに1位は「性格」。
2位は容姿(男)、収入(女)だ。
しかし直訳すると、
「1位 性格+容姿+収入」である。
結婚後の住居
分譲マンション45%、一戸建て35%
賃貸のままが15%くらい。
個人的には「ローン組んで分譲マンション」はナシ。
分譲マンションはニコニコ現金払いできる人だけ。
一括(ローンの利息なし)で
立地の良い物件を買って、良い値で売る。
こうすれば損しない。
それができない人は大損を覚悟しよう。
特に、タワマンは危険。
賃貸のままがおススメ
「賃貸のまま」で中年まで引っ張って、
課長まで出世したら「ローン組んで一戸建て」が
最も安全である。
離婚とか転勤とか失業とか倒産とか、
何があるかわからないから。
同棲がおススメ
「本性」「ライフスタイル」は
一緒に生活しないとわからない。
結婚前に半年くらいは同棲することを
強くオススメする。
同棲で婚約破棄に至れば、
それはかえって「超」ラッキーだ。
我慢できなくなる
結婚前は「好きだから我慢できた」ことが、
結婚後は我慢できなくなる。
結婚前に「ん?」と思ったことは、
結婚後には雪だるま式に大きくなる。
余り者は余ったまま
昔は余り者同士をムリヤリ結婚させる、
「お見合い」システムが確立していた。
だからひと昔まえの世代は、
冴えないオッサンでもブタみたいなオバサンでも
結婚して家庭を持ち、子供を産んでいた。
だがいまどきお見合いなど「時代遅れ」。
そこまでして無理に結婚する必要はない。
条件に合う男性がいないなら、
独身のまま自分で稼げばいいだけ。
給料を渡すに値する女性がいないなら、
独身のままモテ男は素人と付き合えばいいし、
モテない君はキャバや風俗に通えばいいだけ。
日本列島には縄文時代に500万人、
江戸時代には3000万人が暮らしていた。
狭い日本列島に、1億3000万人は多すぎるのである。
少子化は自然現象だ。
独身もアリ
もはや男性の5人に1人、
女性の8人に1人が生涯独身の時代だ。
その率は、右肩上がり。
今後は男性の3人に1人、女性の5人に1人
にまで増加するのも時間の問題だ。
現代において、
「生涯独身」は有力な選択肢の1つである。
40歳女性(派遣社員)
私の出した条件は、そんなに高望みですか?
実家に住んでおり、年収は280万円。
身長163センチ細身体型、色白、
肌も年齢のわりに綺麗な方。
友人や職場の人からも、
32~35才位に見えると良く言われる。
【友人に話した私の希望する条件】
・年齢40~46才位
・年収 最低600万以上、
できれば800万位希望(自営不可)
・見た目がオッサンっぽく無いこと。
・親と同居不可。田舎暮らし不可。
・バツイチは理由によっては可。
(子供がいる人は不可)
・話が面白く盛り上げられる人。
・専業主婦希望
(妥協して週に3日ほど短時間のパート)
・服(月15,000円位)や化粧品(月10,000円位)
友人との交際費(月10,000円位)を
生活費でまかなえる程度の生活希望
・(自分の年齢的にもう子供は望んでいない)
「理想が高い」を通り越して、
月まで飛んでいきそうな勢いだ。
まとめ
多くの女性が「合格ライン」と考える男性は、
年収400万……
それは「15%の男性」であり、
その時点で、まだまだ理想が高い。
上位1/3のマトモなオトコは、
有能オンナが絶滅するまで狩り尽くす……
そういう時代だ。
現代においては
男性にも家事・育児能力が求められ、
女性にも定職・収入が求められる。
専業主婦はもはや、時代遅れである。
ちなみに、
オレは母親の方が年収が多い家庭で育ったので、
有能オンナを一般男性よりも認める反面、
無能女や甘えた女には辛辣な意見になる。
女性の管理職的っぽく、
やや偏り気味の意見なのは自覚している。