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【ランキング一覧】最強はコブラ?「世界の毒蛇20種」危険度と生息地

世界には3500種のヘビがおり、600種が毒をもつ。
年間500万人が咬まれ、10万人が死亡する。
40万人には一生治らないレベルの後遺症が残る。

 ブラックマンバ
 キングコブラ
 ガボンアダー パフアダー

*********************ヘビー級********************
 オーストラリアの毒蛇
ナイリクタイパンデスアダータイガーブラウン

 インド四大毒蛇
インドコブラアマガサヘビカーペットバイパーラッセルクサリ

*********************ライト級********************
 ガラガラヘビ 森林コブラ 毒吐きコブラ
 ハブマムシヤマカガシ

           ※ウミヘビは除く

アフリカのブラックマンバと
アジアのキングコブラが2Topという印象。
大陸から離れ、独自の進化を遂げたオーストラリアの
毒ヘビは世界最強の毒をもつ。
インドは人と毒ヘビの接点が多く、
世界一被害が多い。

危険度は毒性・攻撃性・人家の近くに現れるかで決まる。

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ブラックマンバ

Cited from “Dendroaspis polylepis00“.
  • 致死数 135人 
  • 性格 荒い
  • 人家の近く あまり現れない
  • 最大4.5m・神経毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの63倍

総合力No.1

Cited from “NATIONAL GEOGRAPFIC“”Africa land cover location mamba map with borders“.

毒ヘビの中で平均的な体長3.5mは準優勝、
スピードは50m11秒で優勝である。
毒の強さは10番手くらいとかなり強く、
即効性なうえ、体が大きいので量も多い。

可愛らしい顔

黒くて大きな丸い瞳……
口角が上がって微笑んでいる。
口の中が真っ黒なのでブラックマンバと呼ばれる。

カワイイ顔とは裏腹に、
威嚇を無視されると一気に凶暴化する。

恐ろしい瞬発力

Cited from “Dendroaspis polylepis striking”“black-mamba-snake“.

想像してみてほしい。
腕くらいの太さで長さ3m以上のヘビが
小学生の50m走並みの速さで迫いかけてきて、
咬みついてくる……!

地面を進むのはもちろん、木登りも得意なので、
下だけでなく上にも注意が必要になる。
姿を見るだけでチンパンジーの群れはパニック、
ゾウやサイですらビビッて後ずさりするほど。

20分以内に血清を打たなければ生還は難しい……
未治療の場合は45分以内に呼吸困難などが現れ、
その日のうちに心臓が止まり、100%死亡する。

現地では「咬まれたら諦めてくれ」と言われる。

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ガボンアダー

Cited from “tumblr.com“.”Bitis gabonica distribution“.
  • 致死数 50人 
  • 性格 大人しい
  • 人家の近く 現れない
  • 最大2m・出血毒・クサリヘビ科

太くて重い

Cited from “pinterest.com“. “Gaboon Viper, Cameroon“.

太い胴体に三角形の頭……
ツチノコとは、ガボンアダーのことかもしれない。

パフアダー同様のドッシリ体系であるがゆえに、
イモムシ方式なので移動は遅い。

擬態の名手

Cited from “wikiwand.com/“.
  • 落ち葉に紛れていると気がつかない。

    待ち伏せに特化したヘビであり、
    獲物にバレないよう擬態する能力が非常に高い。

牙と量が最大

Cited from “Gaboonviper“.

  • 毒牙は5cmと毒蛇の中で最長であり、
    毒の量が最多(350mg)である。

    一度咬みついたら、獲物が死ぬまで離さない。
    巨大な牙から大量の毒液を注入し続ける。
    とはいえ、
    生息地は熱帯雨林なので人家と離れており、
  • ヒトの被害は少ない。
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パフアダー

Cited from “A massive Puff Adder“”Bitis-arietans-range-map“.
  • 性格 攻撃的
  • 人家の近く 現れる
  • 最大1.9m・出血毒+神経毒・クサリヘビ科

最も被害が多い

太く短くのドッシリ体系であり
巨大な牙によって大量の毒液が注入される。
重症の場合は治療に数年を要し、
助かっても手足切断や後遺症が残る。

動きは遅いものの、分布が広く生活圏にも現れ、
アフリカで最も被害が多い毒蛇である。

狩りの名手

Cited from “Puff Adder“.ん

舌を動かしてカエルを誘い、
尾を動かして鳥を誘う……

デブ体型のルックスからは
想像もできないほど頭の良い蛇である。

マムシの仲間

Cited from “Deadly venomous Puff adder“.

パフアダーもガボンアダーもデブ過ぎるため
スリムなヘビのようにS字で蛇行できない。
蛇腹をミョーンと伸び縮みさせながら
イモムシ方式でまっすぐウネウネ進む。
体が重く移動は遅いので1mも離れれば安全だが
攻撃動作は俊敏なので間合いに入ると危険……!

ちなみに”アダー”とはクサリヘビのことなので、
日本にもいるマムシやハブの仲間である。
同じ種でもアフリカはレベルが違い過ぎる。

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毒吐きコブラ

Cited from “Releasing a Rinkhals“.
  • 性格 芸達者
  • 人家の近く 現れる
  • 最大1.1m・神経毒・コブラ科

射撃が得意

Cited from “Youtube“.

毒のスプレーは射程距離3mもあり、
相手の目を狙って毒を飛ばしてくる。
目に入ると激痛だけでなく失明することもある。

演技も得意

Cited from “Releasing a Rinkhals“.
Cited from “Snake Identification Video Series No 5 Rinkhals“.

口を大きく開いて硬直するなど
役者顔負けの”死んだフリ”をする。
テーブルの上で死んだフリしても
バレバレなのだが、そこはツッコまないように。

次の森林コブラは”泳ぎが得意”であったりと
アフリカのコブラは芸能に優れる。

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森林コブラ

Cited from “Cobra des forêts“”Forest cobra range“.
  • 致死数 80人 
  • 性格 神経質 
  • 人家の近く 現れない
  • 最大3.1m・神経毒・コブラ科

アフリカ最大のコブラ

Cited from “reptilefact.com“.

強力かつ即効性な神経毒をもち、
大きな体なので毒の量も多い。

2時間以内に呼吸停止で死亡する可能性あり。
ヒトなら80人、ネズミなら25万匹の致死量である。

泳ぎが得意

Cited from “Forest cobra (Naja melanoleuca)“.

森の中に住んでおり、泳ぎが得意なので
機動力が非常に高い。

殺傷能力の高い毒ヘビではあるが、
森の奥に住んでおりヒトの被害はほとんどない。

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オーストラリア

毒ヘビの数と種類では世界一である。

ただし被害や死者はアフリカやインドより少ない。
教育、人口密度、医療制度が充実しているのと
発展途上国の掘っ立て小屋のように、
人家にネズミやヘビが入ってこないからだ。

内陸タイパン

Cited from “Fierce Snake-Oxyuranus microlepidotus” “Fierce Snake Range“.
  • 致死数 360人 
  • 性格 穏やか
  • 人家の近く 現れない
  • 最大2m・神経毒+出血毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの800倍

陸の毒ヘビでは世界最強の毒をもっており、
その強さはコブラの50倍、マムシの800倍……
未治療なら45分で死亡することもある。

過酷な環境なのでエサが少ないため
数ヶ月に1回のチャンスを確実にモノにすべく
毒が強力に進化した結果とされる。

とはいえ生息数が非常に少なく、攻撃性も低く、
人家の近くにも現れないので被害は少ない。

デスアダー

Cited from “Common_Death_Adder“.
  • 致死数 10人 
  • 性格 大人しい
  • 人家の近く 現れる
    最大1m・神経毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの40倍

名前の由来は”死を与える者”……
オーストラリアで最も危険な毒ヘビとされる。
アフリカの○○アダーはクサリヘビ科なので
種類は異なるが、体型は似ている。

攻撃速度は毒ヘビ界”世界最速”であり、
毒を注入し、元の体勢に戻るまで0.15秒以内。
未治療なら全身が麻痺し6時間以内に死亡する。
即効性の毒なので、死亡率は50%と非常に高い。

デブ体型なので動き回ったりせず、
自分からヒトを襲うこともない。
しかし、触れられた”瞬間”に反撃してくる。

農村や畑、人家の近くによく現れるうえ、
待ち伏せで狩りをするために擬態の名手であり、
気がつかずに踏んでしまう事故が後を絶たない。

タイガースネーク

Cited from “australian.museum“”biomedicalsciences.unimelb.edu.au“.
  • 致死数 45人
  • 性格 凶暴
  • 人家の近く 現れる
    最大2.1m・混合毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの100倍

虎の模様があるのでこの名がついている。

出血毒と神経毒の混合なので
血液・筋肉・内臓・神経が破壊される。
患部の激痛と全身の麻痺、呼吸停止により
未治療では致死率50%、数時間で死に至る。

毒自体も強力なうえ、大型なので量も多い。
ひと咬みで致死量の50倍を注入してくるので、
助かったとしても深刻な後遺症が残る。
都市部や農場の近くにも出没するので、
オーストラリアでは最も恐れられている。

ブラウンスネーク

Cited from “wikimedia” “karapaia“.
  • 致死数 70人
  • 性格 攻撃的
  • 人家の近く 頻出する
  • 最大2m・神経毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの550倍

陸の毒ヘビでは内陸タイパンに次ぐ強毒。
つまり世界で二番目に強い毒をもち、
咬まれれば数分で危険な状態になる。

そのうえ、
農村はもちろん人家や庭先にも頻出するので
現地での死亡事故No.1である。

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インド四大毒蛇

インドは世界一の毒ヘビの被害者が多い。

インドコブラ・カーペットバイパー
アマガサヘビ・ラッセルクサリヘビを
インド周辺の”四大毒蛇”と呼ぶ。

インドコブラ

Cited from “wikimedia“”mbgnet.net“.
  • 致死数 23人 
  • 性格 荒い
  • 人家の近く 頻出する
  • 最大1.5m・神経毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの44倍

もっとも代表的なコブラであり、
”コブラ踊り”で知られている。
フードを広げて威嚇する姿が特徴的である。
草原・森林・農耕地のほか、人家の中まで
ネズミを追って侵入してくる。

インドでは毎年1万人が咬まれている。
未治療であれば死亡率20~30%だが、
血清が普及しており治療すれば10%以下まで下がる。
ただし、死を免れても患部の壊死など
深刻な後遺症は残る。

カーペットバイパー

Cited from “danger.mongabay.com“”pugdundeesafaris.com/“.
  • 致死数 8人 
  • 性格 極めて凶暴
  • 人家の近く 現れる
    最大80cm・出血毒・クサリヘビ科
     ※毒の強さはマムシの130倍

「毒ヘビは人間が威嚇しなければ大丈夫」と
よく言われるが、本種は自ら襲ってくる。
人間が近づくだけで無条件に咬みついてくるので
最も凶暴な毒ヘビともいえる。
動きは俊敏、毒はTop10くらいの猛毒である。

砂漠・森林・草原のみならず、
農村や町まで生息域が広く、個体数が多い。
独特の網目模様の斑紋によって、
落ち葉でも石でも砂でも地面でも目立たず、
知らずに近づいてしまうケースが非常に多い。
他のヘビは触れたり踏まなければセーフだが、
コイツには近づいただけで人生アウト……!

昔のインドでは死亡率36%だった。
現代では血清が普及しているとはいえ、
命が助かっても手足切など恐ろしい後遺症がある。

アマガサヘビ

Cited from “hongkongsnakeid.com“.
  • 致死数 3人 
  • 性格 大人しい 
  • 人家の近く 頻出する
  • 最大1.8m・神経毒・コブラ科 
     ※毒の強さはマムシの55倍

人家に侵入してくることが多いので
他の毒ヘビとは違った意味で恐れられている。

毒を針の先端につけて刺すだけで
大人が死亡するほど強力な毒である。
内臓や筋肉の動きが止まり、呼吸困難で死亡する。
毒の回りが速いうえに痛みを伴わないため、
未治療で手遅れになってしまうことが多い。

現地のヘビ取り人すら本種に手を出さないが、
中国人は食用にしてしまう……!

ラッセルクサリヘビ

Cited from “Daboia_full“”location-Daboia-russelii“.
  • 性格 攻撃的
  • 人家の近く 頻出する
  • 最大1.7m・神経+出血毒・クサリヘビ科 
     ※毒の強さはマムシの27倍
Cited from “BBC Studios“.
  • クサリヘビ科の中で特に強力な毒を持ち、
    血液に一滴垂らすだけでゼリー状になる。
    助かっても強烈な痛みで苦しみ、
    手足切断などの後遺症が残る。

    ネズミを追って畑や人家に頻繁に現れるので
    事故が絶えず、現地ではコブラより恐れられる。
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キングコブラ

  • 致死数 20人 
  • 性格 温和
  • 人家の近く 現れない
  • 体長4m・神経毒・コブラ科
     ※毒の強さはマムシの12倍

世界最大

Cited from “King Cobra 045”“King Kobra cropped2”“Distribution O. hannah“.

毒ヘビの中では世界で一番大きい種である。
また、タイにおいては”神聖な生き物”とされ、
頻繁に出没する地域では、傷つけずに捕獲して
人里離れた場所へ逃がす専門の職業まである。

毒ヘビの王様

Cited from “Youtube“.

他の毒ヘビはカエルやトカゲ、
鳥や小動物などザコばかりエサにする。
いっぽうキングコブラは他のヘビしか食べず、
毒ヘビすらエサにしてしまう。

最凶の毒ヘビがブラックマンバならば
最強の毒ヘビはキングコブラといえる。
超大量の毒と巨体による締め付けで攻撃力は最高、
対蛇毒への免疫力も最高クラスで守備力も最高。
ブラックマンバとキングコブラが戦ったら、
勝つのはキングコブラだろう。

超大量の毒

Cited from “COREY WILD“.

毒の強さはマムシの12倍と中レベルであるものの、
注入量が超大量(1回7ml:150滴)であり、
ラッセルクサリヘビ同様、血液がゼリー化する。
ラッセルクサリヘビの1滴でアレなのだから
キングコブラの150滴は絶望的……
未治療なら咬まれて2時間くらいで死亡する。
治療に使う血清も1Lと膨大な量が必要になる。

……とはいえ、
キングコブラはかなり山奥にしか住んでおらず、
ヒトに対しては積極的に攻撃もしてこない。
咬まれるのはヘビ使いがほとんどである。

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ガラガラヘビ

  • 致死数 8人 
  • 性格 大人しい 
  • 人家の近く 現れない
  • 最大・出血毒・クサリヘビ科
     ※毒の強さはマムシの95倍

北米代表

Cited from “arizonensis.org“”californiaherps.com“.

咬まれれば激しい痛みと内臓が損傷する。
この種ではモハベガラガラヘビが最も危険だが
血清が普及しているので死亡はまれ。
ガラガラの音で知らせてくれ、事故も少ない。

意外にも南米アマゾンには
トップクラスの毒ヘビが見当たらない。
アナコンダetc.に代表されるように
あの地域は毒よりも巨大化が盛んなようだ。

ガラガラの中身は?

Cited from “What’s inside a Rattlesnake Rattle?“.

危険が迫ると尻尾を振動させてジャーと鳴らす。
その姿がテレビによく放映されるので
知名度だけは毒ヘビの中でトップクラスである。

ガラガラの中身は何なのか?

中にボールのような物が入っているわけではなく
中身は”空洞”である。
ギザギザの部分をこすり合わせて音を出している。

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ベルチャーウミヘビ

  • 致死数 10000人 
  • 性格 大人しい 
  • 人家の近く 現れない
  • 最大1.5m・神経毒・コブラ科

全体的に、
ウミヘビの毒は陸ヘビより10倍くらい強い。
そのウミヘビの中で最強の毒をもつ。

殿堂入り

Cited from “mostvenomoussnake.net“.

ティモール海を中心に
インド洋東部~フィリピンにかけて広く分布。

”全てのヘビ”の中で最強の毒であり、
陸の毒ヘビNo.1であるナイリクタイパンの
100倍という途方もない強さである。

1万人分の致死量

Cited from “critter.science“.

1回噛めば1万人の人間または2500万匹のネズミが
命を落とす計算になる。
とはいえ咬まれると、毒が回って死ぬ前に
体が動かなくなり溺死する。

しかし自ら襲ってくるような性格でなく、
またウミヘビなので死亡例は少ない。

なぜウミヘビ毒は強い?

Cited from “snake-dream.com“.

ウミヘビのエサが魚類だからである。

魚類は毒に強い体質らしく、魚類用の毒は
哺乳類に10~100倍の威力を発揮する。

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日本

日本でよく目にするのはざっくり10種ほどで、
そのうち毒ヘビは3種である。

毒は「ヤマカガシ>マムシ>ハブ」の順に強い。

ヤマカガシ

  • 性格 臆病
  • 人家の近く 現れる
  • 平均1.2m・出血毒・ナミヘビ科
     ※毒の強さはマムシの3倍
Cited from “kids.yahoo.co.jp“.

特徴的な”赤い斑紋”がある。

本州・四国九州に分布し、沖縄・北海道はいない。
名前の由来は「山(ヤマ)」の「蛇(カガシ)」。

日本のヘビの中では最も強い毒をもち、
水辺で見かけることが多い。
積極的に人間に咬みついてくることはないため
咬まれるのは”捕まえようとした人”だけ。

Cited from “Chieeton“.

毒牙は奥歯なうえに2mm以下しかない。
咬まれても毒が注入される確率が低く、
1972年までは”無毒のヘビ”と勘違いされていた。
ただし、
ちょっと深く咬まれたら刺さる位置にあるので
油断は禁物である。

マムシ

  • 性格 神経質
  • 人家の近く 現れる
  • 平均60cm・出血毒・クサリヘビ科
     ※北海道では1m近くに大型化
Cited from “Gloydius_blomhoffii1“.

特徴的な”銭型模様”があり、体型は太く短い。
本州・四国九州・北海道に分布し、沖縄はいない。
蛇は”長虫”とも呼ばれるので、
”虫の中の虫”との恐れから真の虫=マムシ。

カエルを狙って水辺や湿った落ち葉の場所に多い。
近づいただけでは咬まれないが、
触れた”瞬間”に咬みついてくる。
迷彩色なので気がつかずに踏んでしまったり、
誤って手をついてしまいやすい。

20分後から咬まれた部位の腫脹が始まり、
放置すれば暗赤色⇒壊死となる。
年間3000人が咬まれるが、死者は10名以下と少ない。

毒の量が少ないのと血清が普及しているので
早期に治療を受ければ死ぬことはない。
神経毒ではないので毒の回りは遅く、
病院に駆け込む時間は充分にある。

ただし……

死なないだけ

Cited from “jmedj.co.jp“.

”死亡率が低い=軽症で済む”ではなく、
腕を咬まれれば赤黒く倍くらいに腫れる。
足を咬まれれば一ヶ月は歩けない。

マムシはカエルを追って頻繁に水田に現れ、
人家の回りの石垣や薪に潜んでもいた。
昔は血清もなかったから、
きっと”恐ろしい生き物”だったことだろう。

世界レベルでザコのマムシですらこのレベル……
上位ランクなら手足切断や一生残る後遺症になる。

ハブ

  • 性格 獰猛
  • 人家の近く 現れる
  • 最大2.4m・出血毒・クサリヘビ科
     ※毒の強さはマムシの1/3
Cited from “ryukyushimpo.jp“.

ヒメハブ・サキシマハブなど数種類の亜種がおり、
どれもおおむね沖縄エリアに分布している。

ヤマカガシやマムシは触れなければ咬まないが
ハブは間合いに入った時点で咬んでくる。
俊敏かつ非常に高い攻撃性から、
森林への立ち入りが恐れられている。

Cited from “prtimes.jp“.

毒牙は15mmもあり、毒液は1回20mgと大量である。
毒は弱いものの、量が多いので危険度は大きい。
咬まれると循環不全やショックを起こすものの、
血清が普及しており、死亡例はほぼゼロである。

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ヘビの毒

ざっくり言えば、コブラ科”神経毒”と
クサリヘビ科の”出血毒”に大別される。
その目的は敵から身を守るというより、
エサを仕留めるために使われる。

なぜヘビの毒はこんなに強いのか?
少ないチャンスを確実にモノにするため、
”効き過ぎ”というくらい強力になった。

攻撃範囲

Cited from “wallpaperflare.com“.

体の一点を視点にして、
そこからバネのように伸ばして噛んでくる。
攻撃範囲は体長の1/3くらいが目安となる。

体長60cmのマムシなら20cmくらいである。
近くにいても毒牙は届かないし、
そもそも触れなければ咬んでこないので
見えていれば全く恐れる必要がない。

体長200cmのハブなら65cmくらいである。
近くにいれば毒牙は届いてしまうし、
ハブは触れなくとも咬んでくる。
そのうえ木登りが得意なので上も危険……
生息域を通るなら、細心の注意が必要となる。

神経毒

Cited from “palestineeconomy.ps“.
  • 20~30分で効く(即効性)
  • 全身麻痺⇒呼吸停止⇒死亡

主にコブラ科のヘビがもつ毒である。

臓器や身体は神経からの伝達で動いている。
神経毒は神経を破壊するために
全身が麻痺して体の中も外も動けなくなり
呼吸が停止して死亡に至る。

出血毒とちがって毒の周りが速く、
病院に行くまでもたないので死亡率が高い。
山奥で咬まれたら”諦める”ことになる。

出血毒

Cited from “Brave 5-Year-Old Recovers in Hospital From Venomous Snake Bite“.
  • 2~3日で効く(遅行性)
  • 咬まれた周辺が壊死する

消化液が進化した液なので、
時間をかけて組織を破壊する。

筋肉や臓器が壊死するので非常に危険な毒だが
現代では病院まで行く時間があるのと
血清が普及しているので助かることが多い。

日本ならどの毒ヘビに咬まれても、
毒の回りは遅いし血清は普及している。
たとえ山奥でも時間はタップリあるので
落ち着いて救急車を呼べば大丈夫である。

ただし、昔は助からなかった。

毒ヘビ同士は?

Cited from “nypost.com“.

コブラ(神経毒)がコブラを咬んだ場合、
咬まれた方は量が多いと死んでしまう。

マムシ(出血毒)がマムシを咬んでも
咬まれた方に体内免疫が働いて回復する。

毒ヘビが毒で他のヘビを殺すには
神経毒の方が有利なようだ。
ただしヘビ同士の戦いは毒だけでなく、
巻きついて絞め殺すことも多いので
速さやパワーも重要な要素になる。

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まとめ

環境省「ハブ駆除してくれ」

鳥が自分の手に乗る……
子供の頃、テレビで手乗り文鳥を見てほしくなり、
誕生日プレゼントにヒナを買ってもらって
毎日世話をして大きくした。

テレビで見た通り、本当に手に乗る……!
オレは家族のように可愛がった。

ところが鳥カゴの文鳥がヘビに丸呑みされ
膨らんだ蛇腹の中でピーピー鳴いていた。
ハサミでヘビの腹を裂いて救出しようとしたが
「もう手遅れだよ」と、母親に止められた。

オレは怒り狂ってそのヘビを
原型を留めないほどブロックで叩き潰した。
あのシーンを思い出すと虫唾が走る……
今でもヘビを見かけると嫌悪感が走る。

山を歩いていると気がつく事がある。
雑木林ではヘビを見かけるが、
スギやヒノキの植林帯ではヘビを見ないのだ。

それはなぜか?

スギやヒノキだけの単純な樹林帯では
豊かな生態系が発達しない。

雑木林の落ち葉にはたくさんの昆虫が発生し、
昆虫を狙うカエルやトカゲが集まってくる。
ドングリを目当てにネズミも集まる。
それらを狙うヘビも集まってくる。

ヘビがたくさんいるということは
そのエリアの自然環境が健全な証しである。
本来はヘビを見かけたら、
喜ぶべきことなのだろう。



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