【マスク意味ある?】予防効果「2m以内」インフルエンザ新型コロナウイルス対策

90%以上に効果あり

マスクは効果あるのか?

日本では有効、欧米では無効とされる。
マスコミがマスク着用を呼びかける一方、
ネットで「意味なし」との意見もある。

一体、何を信じればいいのか?
結論としては、
「2m」が一つの目安になる。
2m以内なら、する意味がありそうだ。

マスクは感染者がするもの


一般人がマスクをする最大目的は、
健常者の予防のためではなく、
「感染者のバラ撒き防止」である。

感染者はマスク必須


マスクを着用すれば、
人前で咳やくしゃみをしても
霧状の唾液を飛散させない効果は高い。
感染者がマスクをするのは当然であり、
感染の疑いが出た時点ですべきである。

電車や公共の場所でマスクをせずに
咳をする人間は、大迷惑である。

専門家「効果あるが過信ダメ」

ウイルスは特に「手」から感染しやすい。

残念ながらマスクをしている「だけ」では、
感染を防ぐことはできないだろう。
せっかくマスクで顔をブロックしても、
手洗いをしないとそこから感染してしまう。


外出時は人混みでマスクをし、
帰宅時は手洗いを行う。
この2点セットで感染率が下がる。

日本人の大きな問題点は、
マスクを盲信して「手洗い」を怠る点だ。
特に、子供にその傾向が強い。

いかに手洗いが重要か


唾液飛沫は空中浮遊できず、
2m以内で落下する。
飛沫感染ウイルスは単体で生存できず、
床に落ちれば数分で死滅する。
つまり、
マスクが活躍する機会はほとんどない。

いっぽう、
皮膚についたウイルスは数時間生存する。
ウイルス付の手で顔に触れれば、
鼻や口からウイルスが侵入する。

ウイルスは唾液や皮膚、粘膜などの
「寄生する相手」がいないと生存できない。
空気中よりも、ウイルスが付いた
自分の身体を警戒すべきである。

換気は重要

いくら射程距離が2mといっても、
閉鎖空間では、飛沫が空中を漂ってしまう。
そのため、
換気は非常に有効とされる。

新コロのパンデミックにおいて、
ライブハウスで感染拡大したのは、
閉鎖空間だったのが大きい。
ドイツやイギリスなど、
「換気命」の国では感染拡大が少ない。
イタリアやスペインなど換気をしなかった国では
被害が急速に拡大した。

粘膜への効果


粘膜は湿っていないと力を発揮できないので、
乾燥により免疫力が低下する。

マスクをすることで、
鼻やノドが高湿度環境となり、
粘膜の免疫力がアップして感染しにくくなる。

物理的効果


職場や外出先では、
キーボードやドアノブ、吊革など、
手であらゆるものに触れている。
そして、
1時間で平均23回も顔に触れるらしい。

自分が想像している以上に、
ウイルスを顔につけまくっている。

どんなに安物のマスクでも、
物理的に自分の鼻や口に触れるのを
ブロックできる効果がある。

心理的効果


どんなに安物のマスクでも、
着用するだけでうがいや手洗いの
意識が高まるという心理的な効果がある。

「コロナ怖くてマスクなしで出かけられない」
マスクをすることで、
「安心する」という意見も多い。
豆腐メンタルな人間なら、
この効果だけでもする価値がある。

いっぽう、
「この状況でマスクしない人、と見られる」
「咳をしたとき白い目で見られる」
他人の目を気にしてマスクをする人もいる。

欧米の意見

WHO(世界保健機関)
「マスクで予防できる科学的根拠はない」
「症状がない場合は必要ない」

CDX(アメリカ疾病対策センター)
「人混みや妊婦など高リスクなら使用可」
「症状のない人の使用は推奨しない」

マスクは「病人がするもの」である。

なぜ無効とされるのか?

「咳エチケット+手洗い」で
充分だと考えられている。

健常者がマスクをしていれば、
感染者・変人と勘違いされる。

マスクは距離が近い・時間が長いなどの
濃厚接触であれば効果はあるとされる。
しかし、
欧米には地獄の通勤電車もないし、
日本のように高い人口密度でもない。
そんな環境の違いもある。

しても意味がない

マスクをしても、
手洗いをしなければ感染率は下がらない。
マスクをしなくても、
手洗いをすれば感染率は下がる。

「してもしなくても、結果は変わらない」
「だから必要ない」とのスタンスだ。


予防に関してはマスクよりも石鹸の方が
科学的根拠がハッキリしている。

日本人は保湿や安心感、
他人の目といった精神面重視だが、
欧米人は科学的根拠を重視する。

なぜ科学的証拠がないのか?

マスクをする・しない集団での
比較検討ができないからである。

実験


大きな集団を2つつくり、
片方は全員マスクをしない、
片方は全員マスクをする。

マスクをする集団は起きているときも、
食事中も睡眠中も外してはならない。

実現不可能


均一にウイルスをバラ撒いた環境で
2つの集団を生活させる。
感染者が発生したら集団から外して、
その数をカウントする。
短期間のデータでは信頼性が低いので、
少なくとも冬の間ずっと続けさせる。

そんな人体実験ができる国は、
北朝鮮しかない。

マスクをするか、しないか

自分が感染者の場合、
周囲への飛散防止効果は明白である。
本人の希望に関係なく、
「マスクをしない」のは許されない。

では、
自分が健常者の場合はどうするか?

小雨で傘をさすか?


「多少は濡れてもよい」と考えて、
傘をささずに歩く。
「少しも濡れたくない」と考えて、
傘をさして歩く。

どちらのタイプの人間もいる。

正解はない

「数%感染率が下がっても意味ない」と考えて
マスクを着用しない。
「数%でも感染率を下げたい」と考えて
マスクを着用する。

「1%でも下がるなら着用すべき」
「30%下がるのなら着用する」
「マスクをすれば感染しない気がする」
「マスクをしていると安心できる」
「すっぴんだから一石二鳥♪」
いろんな考えの人がいる。

正しい装着

①ヒダを伸ばして鼻と顎を覆う
②鼻の形にワイヤーを折り曲げる
③上下左右を微調整して隙間をなくす

残念ながら、
街中でマスクをしている人のほとんどが、
③微調整が甘く隙間だらけである。
これでは正面の唾液飛沫を捕捉できても、
横や後ろで咳をされたら効果がない。

外し方


〇耳付近のゴムを掴んで外す
×マスクを掴んで外す

マスクの表面に触れてしまえば、
ブロックしたウイルスが手に付着する。

咳エチケット


マスクをすることが、
もっとも重要な咳エチケットである。


マスクがない場合は、
二の腕のタプタプやヒジの内側の袖を使うか、
服の胸元を引っ張って服の中でする。

咳やクシャミを「手のひら」で受けるのはNG。
いろんな所を触って感染源になりかねないので、
エチケットどころではない。

飛沫感染

一般人のマスクをテーマにした場合、
もっとも重要な感染経路は「飛沫感染」である。
※空気感染ではない

飛沫と飛沫核


飛沫とは、霧状の唾液に
ウイルスが付着したものがメインである。
水分を含むので多くは1mで落下してしまう。
2m以上飛ぶことはまずない。

飛沫核とは、
その水分が蒸発したものである。
軽いので長時間・長距離浮遊する。

飛沫感染と空気感染


飛沫で感染するのが飛沫感染であり、
飛沫核で感染するのが空気感染である。

季節性インフルエンザと新型コロナウイルスは
代表的な飛沫感染ウイルスである。
飛沫核に感染力はないので、空気感染しない。

結核・はしか・水ぼうそうは
代表的な空気感染症である。

個数

咳やクシャミの勢いや大きさによるが、
このくらいの数が目安となる。

クシャミは咳の10倍以上の威力がある。
数も距離も大きいので注意を要する。

1回の咳と5分の会話は同等とされる。
咳をしなくとも会話だけで
飛沫をバラ撒く点も意識したい。

射程距離


飛沫(霧状の唾液)は
射程距離が「2m以内」とされている。
ほとんどは1mくらいで落下している。
インフルや新コロは飛沫感染ウイルスなので、
「2mが射程距離」といえる。

マスクをすることよりも、
「2m以上離れること」の方がが重要である。

手が届かない距離


手と手を伸ばせば届く距離よりも離れれば
ウイルス飛沫のほとんどは落ちているので、
鼻や口から吸い込む危険はほぼない。

2m離れるだけで安全圏なので、
他人をバイ菌のような目で見るのは避けたい。

とはいえ、
職場や学校、通勤では至近距離なので、
差別的な目で見てしまいがちだ。
にんげんだもの。

田舎と都会


田舎に住んでいれば、
他人が2mに近づくことはほとんどない。
1日にすれ違う人数もせいぜい数十人だろう。

通勤は満員電車ではなくマイカーがメインだ。
他人が射程圏内に入ることは、あまりない。

なぜ都会で神経質になるのか?


いっぽう都会では、
満員電車通勤や街でのすれ違いなど
他人との距離は数cmしかない。


Created by modifying”Taipei MRT Train full”  ©Richy(CC BY 3.0)
1日にすれ違う人数だって、
都心に通えば数千人……田舎とは桁違いだ。
数千人も射程圏内に入るのならば、
誰だって1%でも感染率を下げたくなる。
日本の都会は、人口密度が高すぎる。

その他の感染経路

接触感染や空気感染がメインである。
空気感染する感染症は3つしかない。

接触感染


Created by modifying”Taipei MRT Train full”  ©Richy(CC BY 3.0)
感染者がドアノブやスイッチ、吊革などを
触ることでウイルスが付着する。
健常者がそこに触れてから、
何気なく鼻や口を触れて感染する。

性感染症も接触感染の1つである。

濃厚接触


ノーガードで患者や体液と接触したり、
2m以内で会話する行為が目安。
同居人はもれなく濃厚接触者に含まれる。

距離の近さ・時間の長さでの
総合的判断なので線引きが難しい。

たとえば、
感染者3名を輩出した千葉のスポーツジムは、
同時間の利用者600名が濃厚接触者とされた。
ということは、
職場や学校も濃厚接触といえそうなので、
避けたくても避けられないのが現状だろう。

武漢からの恩返し

武漢に送られた支援物資のお礼に、
渋谷でマスクを配る中国人女性がいた。


こちらは反対に、
濃厚接触希望者が殺到しそうである。

空気感染


飛沫核感染とも呼ばれる。

飛沫の水分が蒸発すると、飛沫核になる。
空気中を単体で長期間浮遊することができ、
隣りの部屋や離れた場所でも感染する。

10m離れていても、隣の部屋でも感染する。

3種類だけ

非常に感染力が強いタイプだが、
空気感染する感染症は3種類とされる。
結核・麻疹・水痘だけなので、
神経質になる必要はない。

空気感染の候補

冬に集団で発生する嘔吐下痢症(ノロウイルス)や
武漢で話題の新コロナウイルスに
空気感染の可能性が示唆されている。

可能性は低いが、
新コロが空気感染するならやっかいだ。

不織布マスク

三層構造の一般的なマスクであり、
コンビニやドラッグストアなどで購入できる。
新コロで「超」品薄になった。

〇安価
〇感染拡大を防げる
×感染予防への効果は懐疑的

「マスク」といえばこれ


一般的な不織布マスクを、
サージカル(外科)マスクと呼ぶ。
唾液飛沫の飛散防止効果は高いが、
唾液飛沫の遮断には効果が低い。

つまり、
感染者の口からバラ撒くのを防ぐが、
健常者の鼻・口に入るのを防げないとされる。

感染者にさせるマスク


飛沫感染するウイルス感染者が
他の人への感染防止するためのマスクである。
……が、
日本では健常者がメインにつけている。

外国人
「日本はこんなに病人が多いのか!」

全員マスク

小学校や塾などでしばしば実施される。

健常者を含めて全員がマスクをするのは、
神経質で「やり過ぎ」の感が否めないが、
感染拡大の防止には有効といえる。

ウイルスカット99.9%

ウイルスを通さないことが謳われているが、
「感染しない」などとはどこにも書かれていない。

どんなにフィルターや形を検証しても、
どんなにたくさん実験をしても、
マスク着用集団と非着用集団の感染率には
有意差が得られていない。

間違っても「99.9%感染しない」などと
勘違いしてはいけない。
宣伝文句程度に考えよう。

空気清浄機≒マスク

マスク同様、「ウイルス99.9%カット」を
謳った空気清浄機は多い。
マスクと同じような実験方法により、
メーカーが一生懸命宣伝している。

「効果はない」という論文は数多くあるが、
「効果がある」と明確に示した論文はない。

そもそも、
唾液飛沫はすぐ下に落ちる。
空中浮遊などしていない。

どんな空気清浄機でも、
「窓を開けて換気」には遠く及ばない。
窓を開けて空気を入れ替えてから、
加湿器をつける方が有効であろう。

網目

インフルエンザウイルスが0.1μm、
マスクの網目は1μm、唾液飛沫は5μmが
大きさの目安である。

ウイルス単体で浮遊すれは防げないが、
唾液飛沫(霧状の唾液)に付着して、
1~2mで落下するので、
単体で浮遊することはない。

マスクの有効性


インフルエンザウイルスが
パチンコ玉の大きさだとすると、
不織布マスクの網目は
サッカーゴールのネットである。

はしかや水ぼうそうなどの
空気感染ウイルスは網目を素通りしてしまう。
不織布マスクじゃ全然ダメ。

しかし、
インフルや新コロなどの飛沫感染ウイルスの
「唾液飛沫」はサッカーボールの大きさなので、
不織布マスクでGoooooooAL!!!!!となる。

効果はありそう

不織布マスクをして息を吸うと、
6割の空気はマスクの脇(上下左右)から入ってくる。
マスクをするとメガネが曇るのが、その証拠だ。
当然、マスクの脇からの侵入は防げない。


とはいえ、
唾液飛沫の多くは「直線」で向かってくる。
直線上であればマスクの網目でひっかかる。

つまり濃厚接触(2m以内)の場合は、
マスクの効果はそれなりにありそうだ。

その他のマスク

ガーゼマスクやプロ用のN95・DS2の他、
中国4000年の歴史から生み出された、
手作りマスクまで登場している。

N95マスク


サージカルマスクは、ウイルスの「吐き出し」を
防止するために装着するが、
N95マスクは、ウイルスの「吸い込み」を
防止する特殊マスクである。

〇ウイルスの侵入を防げる
×高価
×フィットテスト(事前準備)

N95とは?

0.3μm以上のNaCl結晶を95%以上で
補足するという意味であり、100%ではない。

N95の認定は何百種類もあり、
商品ごとにフィットする人としない人がいる。
あくまでも医療従事者のマスクであり、
一般人がこぞってつけるような
マスクではない。

高気密で息苦しい

医療従事者とて、
1日中つけているわけにはいかない。
息苦しくて何時間もつけていられない。

患者がN95マスクを装着することはない。
ウイルスの吐き出しを防止する設計ではないし、
呼吸器疾患があるとよけいに息苦しい。

DS2マスク


産業用の防塵マスクであり、
N95マスクと同等の性能とされる。

N95マスクの在庫が底をついたら、
DS2マスクでの代用も考えられる。

ガーゼマスク


(https://www.nippon-mask.co.jp/products/4979607542229.htmlより引用)
網目が大きくて唾液飛沫をカットできず、
感染予防には期待できない。

ただし、
保湿効果はサージカルマスクより高く、
鼻や喉の免疫力アップの効果がある。
鼻づまり時には湿った空気で通りが良くなるし、
喉が痛いなどの症状の回復・緩和に効果がある。

外出時はサージカルマスク、
睡眠時・安静時はガーゼマスクが適している。
不織布マスクは使い捨てだが、
ガーゼマスクは洗濯して繰り返し使える。

手作りマスク


ガーゼマスク同様、
鼻や喉の湿度をupさせることにより、
粘膜免疫力をupさせる効果がある。
もちろん、
物理的に自分の鼻や口に触れるのを
ブロックできる効果もある。

袋を頭から被れば、
ほぼすべての方向をブロックできる。
窒息しなければ、だが。
手作りマスクの感染予防の効果は、
……未知数である。

インフルエンザウイルス

風邪もインフルエンザも
「ウイルス感染症」の1つに過ぎない。
欧米においては、ほぼ同じ扱いである。

季節性インフルエンザ


Created by modifying “H1N1 navbox” ©Cybercobra(CC BY 3.0)
インフルエンザウイルスは
飛沫感染するが、空気感染はしない。

唾液飛沫は空中浮遊しない。
さらに、
単体で生存することはできないので、
唾液飛沫が床に落ちれば、
2~3分で死滅する。

加湿が重要

ウイルスを吸い込むと
鼻や喉の粘膜に付着し、増殖を始める。
粘膜の絨毛や粘液で侵入をブロックするが、
湿っていないと本領が発揮されない。

日本の冬は乾燥しているため、
免疫力が弱って飛沫感染しやすくなる。

湿度を50~60%に


インフルエンザウイルスは低温・乾燥を好む。
特に湿度に弱い。

乾燥状態なら1日以上生存するが、
湿度40%を超えると急激に死滅し始める。
50%なら8時間で97%が死滅する。

ウイルスや飛沫の特性を把握しておけば、
過度に神経質になる必要はない。
空気清浄機はあまり意味ないが、
加湿器は大変有効である。

ただし、
カビやダニは60%以上から急増するので、
湿度が高すぎるのも避けたい。

体温は下げない


風邪で熱が上がることには、意味がある。
体温を下げれば免疫力が弱まる。
安易に解熱剤を使用して行動すれば、
悪化を招いたり、回復が遅れてしまう。

体温が38.5℃以上になると
ほとんどの細菌やウイルスは死滅する。
インフルエンザにかかると高熱になるのは、
このためである。

熱を下げればラクにはなれるが、
原則として安静状態で高熱をキープし、
ウイルス退治に専念しなくてはいけない。
40℃を超えるとか、脱水症状があるとか、
あまりにもシンドいとか、生命の危険があるとか、
そうでなければ解熱剤ナシで様子をみる。

学校保健法


インフルエンザに罹患したら、
「発症から5日後、かつ解熱から2日後まで」
出席を停止しなくてはならない。

成人に規定はないが、
職場復帰にもこの基準が参考になる。

検査キット


新コロと違って、
インフルエンザはすぐに結果が出る。

ただし、
潜伏期間はA型B型ともに1~2日であり、
「陰性」と出てしまう場合が多々ある。
発症後48時間たてば確実に陽性と出る。

つまり「陽性=感染」だが、
「陰性=非感染」ではない。
陰性だからといって安心はできない。

A型とB型

A・B・C……さらに亜型に分かれ、
それぞれも類似点があり区別は難しい。

ここでは特徴を示すため、
AとBを「あえて」単純化して表現する。

A型インフルエンザ


A型は種を超えて感染し、変異する。
感染力は非常に強く重症化しやすい。

突然変異しやすく、
抗体での対応が追いつかず、
ワクチンで対応するしかない。
今年かかっても、毎年感染する。

B型インフルエンザ

B型はヒト専門なので大人しい。

変異もしにくいので、
一度できた抗体がある程度有効である。
多くの人が感染し、軽症例が多いため
風邪と混同されやすい。
今年かかれば来年は感染しない可能性がある。
皆の免疫が切れた頃に、また一斉に蔓延する。

ゆえに、
B型の大流行は「数年おき」に起こる。

流行時期のズレ


年末に小ピークが訪れ、一時落ち着く。
年始から再び増え始め、
2月に最盛期を迎え、3月から沈静化する。

A型は先に流行し、重症化しやすい。
B型は遅れて流行し、軽症が多い。
どちらも、潜伏期間は1~2日である。

流行のしかた

世界的なパンデミックを起こすのはA型である。
いろんな動物を介してダイナミックに
突然変異しながら重症例を大流行させる。
スペインかぜ・香港型・ソ連型、
鶏フル・豚フルなど特徴的な名前がつく。

いっぽうB型は人間専用に適応している。
症状が治まった頃にウイルス量が最大となり、
行動開始と同時に身近な範囲で
ウイルスをバラまくように進化した。
B型ウイルスの思惑通り、
学校や職場で軽症例が蔓延しやすい。

共通の症状

高熱・頭痛・咳・関節痛・悪寒・倦怠感など。

症状で見分けるのは困難だが、
あえて区別するとすれば、
A型は高熱で重篤化しやすい。
B型は高熱が出にくく、
くしゃみ・下痢などで風邪症状が多い。

例年の患者数

感染者は毎年数百万~1000万人程度で、
半数は小児である。
重症化するのは数十万人であり、
死亡者は1万人前後(0.1%)が目安。

高齢者の致死率は平均の30倍とされる。

ワクチン


毎年変異し抗体で防げないため、
ワクチンで予防するしかない。
ワクチンを打てば感染しないか、
しても軽症で済むとされる。

とはいえ、
ワクチンのウイルス株は毎年の「予測」なので、
年によって当たりハズレがある。

新型コロナウイルス

SERS(広東省)やMERS(中東)、
COVID19(武漢)の原因ウイルスである。
症状も性質もインフルエンザに類似した点が多い。

この記事では、「新コロ」と表現する。

感染経路


インフルエンザ同様、
「飛沫感染+接触感染」とされている。
空気感染も示唆されているが、
今のところ確証はない。

感染者から2m以上離れたり、
加湿や手洗いなどのインフル対策を心がける。

新コロ≒ただの風邪


風邪の原因は80~90%がウイルスであり、
2トップはライノとコロナである。
ほとんどの人が、
すでに冬の風邪でコロナ経験者であり、
得体の知れないウイルスではない。

インフルは治療薬があり、
新コロは治療薬がないので恐れられている。

とはいえ、
抗生物質は細菌にしか効かないので、
「ただの風邪」にだって治療薬はない。
毎年日本では、風邪やインフルが
重症化して何万人と死んでいる。

インフルとの違い

発熱・咳・倦怠感など
インフルエンザに似た症状を呈するが、
クシャミ・鼻水・ノドの痛みなどの
風邪症状は少ない。

症状

潜伏期間はインフルエンザ(1~2日)に対し、
新コロは(一週間)と長めである。
症状はインフルエンザ(3~4日)に対し、
新コロは(一週間)と長めである。

死亡率はインフルエンザ(0.1%)に対し、
新コロは3%と高いが、
正確な軽症例が把握されれば0.5%以下らしい。
(SARSの9.6%に比べるとかなり低い)

免疫で重篤化

重篤化するのは、
高齢者や持病持ちがメインである。
このタイプは重度の肺炎で死亡していく。

数は少ないが、健常者でも
新コロと相性が悪い者は死亡例がある。

たとえば、
花粉で免疫が暴走する人は花粉症になる。
同様に新コロと相性が悪い体質だと、
まず肺で免疫が暴走する。

肺に穴が開いて胸水がたまり、
呼吸不全となり人工呼吸器をつける。
しかし免疫の暴走は肺にとどまらず、
他の臓器をも傷害し、全身症状で死亡する。

ほとんど軽症か無症状

健常者のほとんどは軽症・無症状である。
知らないうちに感染して、
知らないうちに回復している者が多い。

しかし、
季節性インフルエンザより感染しやすい上に
死亡率が遥かに高い。
健常者でも新コロとの相性など、
ロシアンルーレット的な恐怖がある。
得体の知れないイメージが先行し、
全世界で恐れられている。

全身防護


Created by modifying “湖北省中医院一位身穿防护服的医生给患者看病” ©China News Service(CC BY 30)
武漢の医師は、
「全身防護服+N95規格マスク+ゴーグル」

これだけの重装備でもパーフェクトではなく、
医師の死者も発生している。

欧米人が「マスクは意味ない」と考えるのも
うなずける。

PCR検査


Created by modifying “PCR gel electrophoresis” ©Rkalendar(CC BY 3.0)
季節性インフルのような検査キットがない。
遺伝子の連鎖反応(PCR)をさせないと
検出できないので、手間も費用もかかる。

全員に検査をするのは現実的でないし、
その必要も予算もない。

うがい・手洗い

どんな感染症でもそうだが、
「体内に入る=感染」ではないし、
「感染=発症」でもない。

少量のウイルスが体内に入った程度では、
通常は感染すらしないし、発症に至らない。
たとえ手に大量に付着していても、
手洗いで1/100にまで数を減らせば、
まず大丈夫である。

侵入≠感染


ウイルスが体内に入っただけでは、
感染とはならない。
「増殖を開始」して感染となる。
体内には免疫というものがあり、
ほとんどは増殖を開始する前に死滅する。

健常者のほとんどは、
体に入ってもまず感染に至らない。

感染≠発症


ウイルスに感染しただけでは、
発症とはならない。
細菌やウイルスが「ある程度の個数」に
達してはじめて発症する。

健常者の免疫力はウイルスの増殖スピードを
上回っている場合が多い。
病原体はどんどん減っていくので、
「ある程度の個数」を超えずに消滅する。

ほとんどは無症状

健常者のほとんどは、
ウイルスが体内に侵入したとしても、
感染や発症にまで至らない。
気がつかずに治っている。

持病持ちや高齢者、乳幼児は、
免疫が弱くて増殖スピードに追い付けず、
発症に至る場合が多い。

うがい


有効・無効と専門家によって意見が分かれる。

40%発症率を下げたという意見もある一方、
強くやると咽頭粘膜を痛めて、
かえって悪化するという意見もある。

うがい・手洗いとセットで語られるが、
手洗いほどの有効性は確認されていない。
「ノドから体内に移動するのに20分だから、
20分ごとにやらないと意味がない」
という意見もある。

個人的には、
「鼻うがい」を上手にできるようになったら
全然カゼをひかなくなった。
うがいは効果なさそうだが、
鼻うがいはすごく効果があると感じる。

手洗い

飛沫核感染は手洗いによって軽減でき、
「マスクよりも重要」とされる。

帰宅したらまず手を洗う。
石鹸や消毒用アルコールはもちろん有効だが、
水で流すだけでもある程度除去できる。
やらないよりは、よっぽどマシ。

ある実験


・マスク+手洗い ⇒3~5割低下
・マスクのみ ⇒感染率変化なし

うがい・手洗いのセットではなく、
マスク・手洗いのセットが有効らしい。

人災

バカ共のマスク買い占めや差別、
デマの拡散などアホ丸出しの被害も大きかった。

マスクバブル(2020年)

Yahoo!オークションにて、
1/18 1000円(落札件数20)
1/20 2500円
1/23 3000円
1/31 10000円(落札件数2400)
2/4 14000円
2/9 15000円(落札件数5000)
2/11 15000円(落札件数3500)

マスクバブルは1月下旬に始まり、
2/9にピークを迎え、徐々に下降した。

子供の分がなくなる


ヒマな主婦や学生、転売屋が買い占め、
ネットで売り始めた。
こういったバカ共のおかげで、
子供が学校にしていくマスクが店頭から消えた。

子供たちへの感染拡大予防のため、
学校や塾で全員着用が義務になった。
……が、
ドラッグストアを10件回っても、
並んでも買えなくて苦労した。

数年前に百均で買った使い捨てマスクの残りを
押入れの奥から発掘してなんとか凌げた。
買い占めて転売するバカは逮捕してほしい。

人種差別

ツイッターでは、
「中国人が関空の検疫を振り切って逃走した」
などと不安を煽るデマが拡散した。

差別の連鎖

日本では中国人を誹謗中傷する投稿が
ネットで投稿されるようになった。
感染者を治療している病院関係者が
差別を受けたという相談も多かったという。

欧米では日本人を含めアジア人全体への
差別的発言が問題になった。

ウイルスの拡散だけでなく、
デマや差別の拡散も深刻である。
人間の方がよっぽど怖いのではなかろうか。

外食が危険

見落としがちなのが、外食である。
感染者も長時間マスクを外す。

広い空間で大勢集まって食事をすると、
ウイルスを鼻からも口から手からも
体内に取り込みやすい。


狭い空間で大人数が大騒ぎするので、
居酒屋が特に危険である。
宴会を禁止した会社も多い。

新コロのせいで、
全国の繁華街は悲鳴を上げている。

居酒屋「3月は送別会シーズンなのに!(泣)」

ライブ・ジム・満員電車の違い

この3つは似ているようで、全然違う。

ライブでは狭い空間に大人数が詰め込まれ
皆が叫んで唾液飛沫が飛び交い、
口から飛沫感染する。
5分の会話と1回の咳は同等なので、
皆が咳をしまくっている最悪の環境だ。

ジムも狭い空間に大人数だが、
経口感染である。
皆黙って運動しているので飛沫感染はしないが、
筋トレマシーンを触りまくるので、
その手で顔に触り口から感染する。

満員電車は意外と安全

現代の奴隷船……
「超」狭い空間に、「超」押し込まれる。
もはや「動くウイルス培養器」にしか見えず、
もっとも危険に思える。

しかし、皆が黙っているし、
マスクもしている。
咳にも気を使っている。
皆の意識が高いので、
前後の手洗いもやっている。
もちろん、
換気も消毒も徹底している。

途上国の満員電車は危険だろうが、
「日本の」満員電車はそうでもなさそうだ。
事実、満員電車が原因で
感染症がアウトブレイクした例はないし、
新コロ感染者も発生していない。

まとめ

新コロやインフルの感染予防は、
第一選択:2m以上離れること
第二選択:手洗い・加湿機
第三選択:マスク・空気清浄機

マスクの感染予防効果があるとしたら、
「2m以内」であろう。
満員電車などの過密状態であれば、
直線で飛んでくる飛沫はブロックできる。
また、
たとえ効果がなかったとしても、
マスクをするだけで安心できる……
その効果は、決して無視できない。

逆に感染者と2m以上離れていれば、
マスクが活躍できずほとんど意味がない。

「2m」が一つの目安であり、
田舎ならその距離に他人が入ることは少なく、
都会では日常茶飯事である。
ゆえに、
田舎ではノホホンとしているのに、
都会ではピリピリする現象が起こる。

とはいえ、
ほとんど全員は免疫機能により、
ウイルスの増殖スピードを上回る速さで
殺すことができるので発症に至らない。

イタリアは「マスク無し手洗い無し満員電車無し」で
医療崩壊どころか都市崩壊した。
国家崩壊も危ぶまれるレベルだ。

いっぽう日本は、
「マスク有り手洗い有りで満員電車有り」だが、
この程度で済んでいる。
もしかしたら、
「マスク+手洗い」の効果は、
絶大なのかもしれない。

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