京都風の嫌味は「超」使える!!
特に、会社組織で何かを指摘するときには
最高の方法である。(下記参照)
京都人は、本音を「生八つ橋」に包んで言う。
褒められたら、特に要注意である。
「ぶぶ漬けでもいかがですか?」
直訳:さっさと帰れ。
食事の時間に訪問する、食事の時間まで居座る、
そのような失礼な客に「食事を勧める」ことで
帰宅を促す逸話が有名である。
しかし、これは落語の話なので
実際に言われることは皆無である。
では、実際に使われる言葉の
具体例をみていこう。
挨拶
「元気なお子さんやねぇw」
直訳:静かにさせろ。
「元気な人ですなぁw」
直訳:ウザいよ
「いつみても元気そうやなぁw」
直訳:有給とらんとけよ
「お嬢ちゃん、ピアノ上手になったなぁw」
直訳:近所迷惑やで。
「遠いところから来てはるなぁw」
直訳:田舎者w
「やっと来はったw」
直訳:帰ろか思たわ!
「キレイにしてはりますなw」
直訳:掃除は毎日せぇ
「おおきにw」
直訳:サンキュー
「おおきに」
直訳:ノーサンキュー
反応
「ところで……」
直訳:それはどうでもええ
「や、褒めてもろてw」
直訳:アンタよりはね
「堪忍してw」
直訳:もう堪えられん!
「よう言わんわぁw」
直訳:呆れてモノも言えん
「考えとくわw」
直訳:お断りします。
「よろしいなぁw」
直訳:あ、そう。
「かなんなw」
直訳:困るんだけど
「ノド乾いたなぁ」
直訳:もう帰ろうや
「考えてみてやw」
直訳:やめてくれ
格好
「きれいな柄やね」
直訳:派手すぎんか?
「似合いますなぁw」
直訳:そんな恰好で恥ずかしくない?
「その下駄、ええ音させてますなぁw」
直訳:耳障りや。
「シャレたモン着とるなぁw」
直訳:ダサッ!
指摘
「えらい」
直訳:すごいね!
「えらい」
直訳:疲れるからイヤだ
「掃除してる側から汚れるわw」
直訳:ここは通るな
「返さなくてもええよw」
直訳:長く使ってもええけど返せよ
「がっかりしたわ」
直訳:もう怒った
「みんな怒ってはる」
直訳:私が怒っている
「いい時計してますな」
直訳:話が長いで
「ハッキリしてますなw」
直訳:態度がデカいんとちゃう?
「好きなようにしはったら?」
直訳:もう許さん
「やめときよし」
直訳:取り返しがつかんで
「付き合ってられん」
直訳:絶縁や
感想
「よう勉強してはりますなw」
直訳:余計なこと言うな。
「よう知ってはるな」
直訳:黙れ。
「純なお人やなw」
直訳:ハッキリせぇ!
「堪忍してくださいw」
直訳:えぇ加減にせぇ!
「シャレた着物着てますなぁ」
直訳:よくそんなの着られるね
「独創的やね!」
直訳:それはおかしい
「お上手どすな」
直訳:ヘタクソだからやめぇ
「月がキレイですね」
直訳:顔はブサイクですね
「丁寧な仕事してはりますな」
直訳:遅いわ!
「美味しそうに食べはりますねw」
直訳:グチャグチャ音たてるなや
「こんなお上品なものをw」
直訳:いらん
「楽しそうやねw」
直訳:うるさい
「しっかりしたはるw」
直訳:がめついヤツやな
質問
「お忙しいのんと違いますの?」
直訳:こっち来るな。
「お茶いる?」
直訳:帰って。
「そうどすか?」
直訳:そうは思いません。
「何年目なん?」
直訳:その程度の腕か
「後から誰か来はりますの?」
直訳:ドアを閉めろ
「どないしはったん?」
直訳:気は確かか?
「どちらから来はったん?」
直訳:田舎者が!
来客
「平服で」
直訳:スーツで。
「平服で」
直訳:私服で。
「ゆっくりしていってくださいw」
直訳:そろそろ帰らんと
「もう一杯いかがどすか?」
直訳:もう帰ってや!
その他
「ゲジゲジ?」
直訳:滋賀w
「こないだの戦争」
直訳:応仁の乱
「自転車捨て場:ご自由にお持ち帰りください」
直訳:駐輪禁止
京都人とは
京都人にとって、京都以外は全部田舎である。
年寄りは東京に行くことを「下がる」と言い、
ヨソ者が京都に来ることを「上がる」と言う。
愛郷心の強さから、陰湿とか
腹黒いとか言われてしまう。
なぜ嫌味になってしまったのか
もともと貴族文化圏なので
揉め事は避けようとする。
はっきりモノを言う大阪に対し、
京都は遠回しに言う。
「察する」のが粋なのだ。
大阪と京都は、アメリカとイギリス。
大阪人はアメリカ人のように、
わかりやすいジョークが好きだが、
京都人はイギリス人のように、
皮肉の効いたジョークが好き。
東京や大阪に対する嫉妬
昔は「京の都」だったのに、
今は単なる地方都市になってしまった。
もはや名古屋以下である。
見下していたはずの地方から
観光客に来てもらわないとやっていけない。
そのストレスもある。
いけず石や犬矢来の存在が、
京都人の排他性を物語っている。
いけず石
(https://blogs.yahoo.co.jp/yamabird2005/5813086.htmlより引用)
京都人は「いけず(意地悪)」であり、
車で京都に行けば「いけず石」に悩まされる。
自宅の壁を守るため、
敷地内に車を通らせないようにする。
自宅の敷地には意地でも
無断駐車させない。
(http://noda-bankintosou.com/?p=245より引用)
ヨソ者の車がいけず石でガリッとなっても
そんなの知ったことではない。
犬矢来(いぬやらい)
(Wikimedia Commonsより引用)
自宅と道路の境界をアピールする役目のほか、
犬の放尿や泥跳ねを防ぐ。
京都の嫌味を会社で応用
京都風嫌味は、「カドを立てずに本心を伝える」には、
世界一優れた方法だと思う。
コレを使いこなすことで、
和やかな雰囲気でターゲットに指摘できる。
例)勝手に何かされてムカついた場合
ここで、
「勝手なことしないでください!」
なんて言えば人間関係は崩壊するだろう。
「□□で行う想定だったんですけど……」
「○○さんにテロ起こされちゃいました!」
「アハハハ!」
みたいに明るく伝えれば、
相手にも想定外の急変で困ったと伝えられる。
まとめ
京都は支配者が次々と変わったので、
次から次に全国からヨソ者が来る……
しかし、一緒にやっていかなければならない。
自然とヨソ者から自分の身を守る習慣がついた。
その結果、
ストレートな表現を避けたがるようになった。
つまり、
カドを立てないように進化してきた。
京都人のイヤミはレベルが高く、
日本語の達人ともいえる。
本記事は関西人との飲み会や会話で
盛り上がったネタを集めたものである。
こういう冗談を真に受けて腹を立てるような
「小さな人間」にならないようにしたいものだ。
私は江戸時代から代々東京の家系ですが、
そんなに違和感ありませんでした。。
日本の田舎の人がいわゆる「世辞」を知らなすぎるのでは?
大多数の人=田舎(井中)者は、
「若い」って社交辞令をだいたい信じてるしね。
欧米先進国の人もこれくらいな感じですよ。
女性に対する「美しい!」は
「こんにちは」と同じ意味だしね。
自分もよく長話をする方に
「いい時計してらっしゃいますね」なんて
言ったりしますが京都の言い方だったんでしょうか…………。
うちの親族に西日本にお住まいの方は
いらっしゃったことがないので
少々驚きました
自分含め日本の文化ってもんが
なくなったからなんでしょうね。
「察する」事ができなくなった。
おっとこれ以上は..
とか
言われてしもた…
とかが感覚そのものが消えてしまった。
京都のこの感覚は悪い事だけではないと思います。
祖父はほんまの京都もんなので
よくこう喋っていました。
最後の忍者と言われてるじいさんの
初見宗家の師に当たる高松師も
修行中よくこういった注意の仕方をされてたようです。
稽古後、「初見はんよう寝たはるなぁ」と。
要は「武術家・殺法家として
寝てる間に何回死んでいた?
そんなことが意識に上らんようでは修行が足りん。
直接言わせるような
程度の低い無粋な真似はさせるな」という事です
京都のイメージ悪くしすぎ。
あたまおかしいの?消せよ。
京都のイメージは悪くなってないと思います。私も京都人ですがイケズは上品に、という意味では京都の伝統っぽくていいと思いますよ。
よう言わんわぁW
よう言わんわぁW
冗談が通じない人やねw
器ちっさ!
こんなこと言ってる人はもういないです。
海外の方が日本中に侍がいると思ってる位に遅れてます。
クソマジメな人はこのブログ読まんほうがええで。
いやぁ読むほどに面白いなァ!
察しろってことなんやね。
他県に嫁いで早や四半世紀、
友人に勧められてこのサイトに訪れましたけど…
無いかな、と思うものから日常的に使ってるもの
(よそさんには全く通じてませんけど。
あ、ここでは私がよそさんか)まで、
久々に心の底からニヤリとさせられました。
たまに心の洗濯しに訪れさせてもらいますね。
出身は全然違いますが私の苦手な人に、
京都の方みたいに綺麗な嫌味(笑)を
言えたらなと思いこのブログに来ました。
ある意味、頭の回転が凄いんだなあと思います。
いい時計してる人に本当に褒めたい時は何ていうんだろうな
「いやぁ素敵な時計したはるわ。どこで買いはったん?神戸?」
最後に神戸と付けるとホントに舶来の良いものという意味になる。
記事を読んでて本当かー?
なんて思ってたけど、
コメント欄見たらコメントしてる人達のおかげで
記事に説得力が出てるように思う。
察してちゃんが多いなんて面倒なことだ。
「京都以外は全部田舎」は全国的には少しわかりにくいかなぁ?
「京都市民にとって京都市以外は全部田舎」だと思う。
京都市民以外の京都府民はそれを知ってるので、
変に卑屈だったりする。
「京都出身なの?かっこいいねw」
「でも、若狭なんです・・」
「でも京都でしょ?」
「でも若狭なんです・・」(関東にて)
他の地域だって「どちらからいらしたんですか?」
「横浜です(鶴見だけど)」
「仙台です(宮城じゃないです)」
「札幌です(かっこいいかな?)」だしね。
そんな京都人、今となっては、絶滅危惧種かもw
特に価値は無いから別に滅んでもええけど、きょうびは
スマホ依存のアホぼん多いからな、実体が消えても
ネット上に偏見だけが残るんちゃう?w
堪忍してほしいわw
なるほど、最近の京都人はかなり直接的な表現なさるんですね
あらぁ楽しい記事、書いてはりますなぁ…。
6割くらいは本当
w
ええ記事の書き方してはりますな
お茶は京都でも通じません。夕飯なら通じるかも
直訳じゃなくて、意訳かな
爆笑した www
やばい、、、
京都の人にぶぶ漬けいかかですかって言われた時に「それよりまた注文良いですか?」って言っちまったよ。
はよ帰れって意味なのかーーーーーー!!!!!!女将さんすいません!!!!!!!1
これらの意味を全部知ってた友が京都の人の発言理解して謝り続けた話を思い出す。
本当に頑張れ京都の方々