日教組とは?
ネットでは「日狂組」とも表現される。
なぜそんな風にいわれるのか?
日教組なる集団の正体は何なのか?
なぜアレルギーのように、
戦争を連想させるものを全否定するのか?
それは日教組の「歴史」を理解すればわかる。
1945年 GHQによる組織化
第二次世界大戦後(1945年)、
日本を占有していたGHQ(連合国司令部)から
教員組合の組織を指示された。
当然、「連合国側に協力的」な人間が優遇される。
連合国側に協力的とは、
左翼思想の人間である。
右翼思想(日本大好き!)な人たちではない。
彼らは連合国側に「非」協力的な
思想を持っているからだ。
(左翼と右翼の違いは下記参照)
まず左に舵をとらされた
日教組には左翼思想の強い人間が集まった。
GHQ(連合国司令部)との協調が始まった。
GHQ・日教組が協調
GHQ(連合国司令部)は
左翼思想を優遇しつつ、
日本の民主化・非軍事化を進めていた。
アメリカ政府が横槍
だがアメリカ政府の意向は違った。
日本列島を共産主義の防波堤にしたい……
日本を再び軍事化して
中国ロシアを牽制したい……
右へ方向転換
アメリカ政府の意向により、
GHQは日本を右翼思想に方向転換させた。
秘密警察や中央集権的政府の復活、
デモ規制強化など、
民主化に逆行する政策がとられる。
文部省もその方針に合わせて、
日の丸・君が代の復活などの教育政策により、
右翼思想を志向し始めた。
その方向転換に、
左寄り集団である日教組が猛反発!
単なる労働組合だった
日教組はもともと、
「軍国教育から太平洋戦争・原爆の犠牲者を
出してしまった悲劇を繰り返さない」
という純粋な志からのスタートだった。
待遇改善が目的だった
左翼思想の強い人間が多いとはいえ、
当初は「給料上げろ」などを叫ぶ
単なる労働組合だった……
しかし、
待遇改善には「政治力」が必要だった。
社会党に影響される
社民党(左翼思想が強い)に票を与え、
見返りに待遇改善を提言させる……
1951年 反徴兵制
「教え子を再び戦場に送るな」
1951年、
戦後の再軍備見直しにおいて、
文部省と対立する運動を開始した。
(この対立は1995年まで続く)
過激化
互いに協力するうちに、
左翼思想まで流入してきた。
日教組全体が「戦争反対!」に染まり、
あらぬ方向に思想が偏りはじめた。
ついには、
「日の丸反対」「君が代反対」に発展。
左翼思想
かつての日教組の姿勢としては、
左翼思想が目立つ。
・日本が侵略・植民地支配を行ってきた国々との歴史認識の共有
・侵略した国々への個人を含めた戦後補償の実現
・拉致問題は過去の日本の朝鮮支配で相殺される
・小泉内閣はブッシュに従い参戦しようとしている
拉致問題を扱う教科書に対しては、
「北朝鮮敵視である」と批判した。
政治圧力団体に
「北朝鮮賛美」「天皇制反対」
「自衛隊反対」「警察は悪者」など
過激化の一途をたどる……
単なる労働組合が、
「政治圧力団体」に変貌してしまった。
1970年代 北朝鮮を賛美
日教組は1970年代から
北朝鮮労働党との関係を強化した。
この頃が日教組全盛期……
加入者60万人、加入率80%であった。
ミスター日教組
槙枝元文(1971-83年日教組委員長)は、
北朝鮮における思想教育に感銘し、
教育制度を絶賛した。
北朝鮮の共産主義で理想国家ができると
本気で信じてしまった……
将軍様マンセー
槙枝元文
『「世界で一番尊敬する人は誰ですか」と聞かれれれば、
真っ先に金日成主席の名前をあげることにしています。』
おいおい、
日本人がマンセーしてどうするw
1980年代 国民まで海外志向に
現代の日本を担うオジサン・オバサン達は
1965-85年産まれである。
「団塊ジュニア」ともいわれる。
当時全盛の日教組(左翼思想)に
小中学校で教育されたため、
人格形成に日教組の多大な影響を受けた。
今の若者は団塊ジュニアの子供達だ。
だから現代の日本人は、
左翼思想を持たない人ですら、
やたら海外の文化を導入したがり、
自国の文化に興味がない性格なのだ。
1989年 共産党系が脱退
(https://www.jtu-net.or.jp/より引用)
日教組(日本教職員組合)は
「社民党系+共産党系」だったが、
対立により共産党系が脱退した。
全教(全日本教職員組合)
(http://www.zenkyo.biz/より引用)
1989年、
共産党系は「全教」として独立した。
名前は「全日本教職員組合」である。
「全」がついただけ。
紛らわしい……
現在は日教組(民主党系)よりも
全教(共産党系)の方が過激である。
1996年 文部省と和解
日教組は社民党系が残ったが、
民主党を支持する方針に方向転換。
1996年に文部科学省と和解するなど、
ソフト路線になっている。
その結果、
政府と一緒に「ゆとり教育」を進めて
失敗してしまったが……
あいかわらず、
自民党とは対立している。
2008年「日本のガン」発言
中山成彬(元文部科学省大臣)が、
「日教組は日本の癌」
「解体しなければならない」
「日教組の子供は成績が悪くても教員になれる」
などと発言。
激励多数
「よく言ってくれた」というメールや電話が
深夜まで鳴り止まなかったとのこと。
当時大阪府知事であった橋下徹は
この発言を支持した。
大臣を辞任
中山はこの発言が元で
国土交通省大臣を辞任するハメになったが、
「これらは事実であり、
撤回するつもりはない」と語った。
こういう思い切った発言ができる政治家は
非常に貴重な存在である。
ただし、
現在の日教組は弱体化しており、
「ガンになれるほどのチカラ」はない。
君が代の「君」とは
問題となるのは、
「君」とは誰なのかである。
そんなこと、
一般人は誰も気にしていなかったが
ニュースに出て話題となった。
歌詞
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
苔のむすまで
天皇か一般人か
(Wikimedia Commonsより引用)
「君」が天皇を意味するのか、
一般人を意味するのかで解釈が分かれる。
平安時代の原典である、
古今和歌集においては、
恋の歌であり、「あなた」を表す。
あなたのいる世が永遠に続きますように、
と解釈できる。
ところが、
外国人の解釈はちがった。
海外では皇帝
歌詞を海外の言葉に
翻訳されたものをみると
「皇帝」の意で訳された言語ばかり。
日本人がどう思おうと
世界各国は天皇讃歌だと思っているわけだ。
そういう意味で、
天皇の治める世が永遠に続きますように、
と解釈すべきであろう。
どちらでもよい
一般人は「君」の部分が
天皇だろうが国民だろうが
どちらでもいいのだが……
左翼系の人にとっては、
「君=天皇」⇒「君が代=軍歌」となり、
国歌と認めることができないようである。
海外での評判
国家を歌いたがらない人がいるのは、
外国人からすると意味不明らしい。
日本の国歌は
壮大なイメージがするメロディらしく
オリンピックやワールドカップにおいて、
外国人の評判は上々である。
軍歌=国歌が普通
海外においては、
国歌はむしろ軍歌である。
戦争に勝つことを、
または勝ったことを
ひたすら連呼している歌が多い。
独立を勝ち取ったことを、
誇りにしているからだ。
ほとんど軍歌
【アメリカ】砲弾が炸裂する中、星条旗がはためく
【イギリス】スコットランドを打ち砕け
【中国】敵の砲火に立ち向かえ!
【フランス】武器をとれ市民たち!
【ベトナム】戦士たちよ進め!
【ポルトガル】武器をとれ!武器をとれ!
【イタリア】我々は死を恐れない
⇒日独伊同盟で逃げ回ってたけど?
日本は他国に侵略された歴史がないので、
独立を勝ち取った歴史もない。
そのため、国家=軍歌とはなりにくい。
【日本】現状が長く続きますように
緑の山河
君が代にかわる「新国歌」として
選定・提案された。
日教組の定期大会で歌われるが、
教員は鬼気迫る顔で歌う。
なんか北朝鮮のマスゲームに似てる……
国旗及び国歌に関する法律(1999年)
世羅高校校長の自殺事件(後述)が
きっかけで法制化された。
国旗国歌法と略される。
日の丸を国旗とし、君が代を国歌と定めた。
1999年とはずいぶんと遅い。
屁理屈
(Wikimedia Commonsより引用)
日教組の反対派の中でも
過激な思想を持つ人間が、
学校式典における国旗掲揚・国歌斉唱に反対した。
その根拠が、
「日の丸=国旗、君が代=国歌」と
法律に定められて「いない」ことだったため。
それは屁理屈といわざるを得ない。
なぜ法制化?
たとえば、
日本の首都は国内・海外問わず
「東京」と認められているが、
法律で明記されているわけではない。
日本の首都は法律に定められていないから、
「東京都と認めるのは反対だ!」
「自分の住んでいる県にしろ!」
というくらいムチャクチャな理屈である。
そのような屁理屈を言わせないために、
法制化したのである。
反発する人の正体
君が代問題などで話題に上がるのは
いったい何が原因なのか?
反発する地域としない地域の
違いは何なのか?
対立の図式
文部科学省はトップダウン方式により、
教育の全国均一化を目指す。
日教組はボトムアップ方式ににより、
現場での柔軟な教育を目指す。
この方針の違いから、
両者は激しく対立した。
文部科学省の方針
(Wikimedia Commonsより引用)
入学式や卒業式において、
君が代を斉唱し、国旗を掲揚するというのが
文部科学省の指導である。
音楽の教科書
日教組が強い地域ではかつて、
教科書の君が代のページに
上から校歌のプリントを貼って隠すなど、
君が代排除が徹底していた。
学校式典で反対
これに対し日教組の反対派は、
国歌や国旗としては認める。
しかし、学校式典に持ち込むな!
という姿勢である。
なんで起立するだけなのに
そんなにムキになるのか……
黙って口パクでもすれば済むのに。
一般人にとっては謎である。
よくある誤解
日教組全体が日の丸・君が代・天皇制に
なんでもかんでも反対、
というわけではない。
多くは「君が代反対」ではなく、
君が代の「強制」に反対している。
また日教組全体の活動ではなく、
日教組内の「反対派」による活動である。
文部省の指導強化
日教組と文部省が
1996年に歴史的な和解をした。
その直後に、
文部省から「国旗掲揚・君が代斉唱」の
指導が強化された。
反発
この指導強化に日教組内の反対派が反発。
憲法第19条における「思想の自由」に反するとして、
「国旗掲揚・君が代斉唱」を行わないと宣言した。
反対派が君が代で起立しない問題を
ニュースで見た人は多いだろう。
歌一曲に「憲法」まで持ち出すとは……
極端な人たちである。
折り合いが悪いだけ
日教組が問題を起こすというよりは、
現在も「日教組と折り合いの悪い県」が
話題になりやすい。
昔の日教組は社民党系と共産党系が
共存しており過激であったが、
共産党系が脱退してからはソフト路線である。
現在は日教組も保守的
現在は民主党系がメインとなり、
むしろ保守的な県が多い。
過激な県は少数派である。
ではなぜ、
現在も折り合いの悪い県があるのか?
それは日教組加入率に
大きな「地域格差」があるからだ。
地域格差
1960年(85%)⇒2003年(30%32万人)⇒
2017年(23%23.5万人)と、減少傾向にある。
新規加入率は2017年(19.8%)と
こちらも減少傾向にある。
ベテラン日教組員の誘いを断れず、
仕方なく入った若手も多い。
40年以上連続で加入率は下落しており、
組織は確実に弱体化している。
加入率
平均すると、
教師の4~5人に1人程度の計算にはなるが、
地域によって大きくバラつきがある。
北海道・福井・静岡・愛知・山梨
三重・新潟・兵庫・大分は加入率が高い。
山梨や大分は90%以上と非常に高い。
県ごとに違う
一口に加入率が高い地域といっても、
愛知県は教育がしっかりしている、
北海道は「超」クセが強い、
山梨は民主党系なので穏健派が多い、
大分は社民党系なので過激……など
地域格差がすさまじい。
いっぽう、
栃木・岐阜・愛媛は「ほぼゼロ」……
地域によって差が大きい。
関西は「全教」
京都や大阪は日教組加入率は低いが
より過激な全教(共産党系)の加入率が高い。
橋本元市長と全教の「君が代問題」を
ニュースで見た人は多いはず……
日教組と勘違いされる
府と全教の対立が「日教組との対立」であると
勘違いしている国民は多い。
一般人にとっては日教組も全教も
同類なので誤解しても仕方ないが、
当人たちにとっては「大違い」である。
全教と日教組の違い
日教組と全教が混在している地域では、
新人教師に対する猛烈な
誘致合戦が繰り広げられる。
日教組も全教も加入率が
右肩下がりなので必死なのである。
時代遅れ
日教組も全教も「時代遅れ」である。
社会主義とか共産主義など
いまどき流行らないからだ(後述)。
今の若い教師が
日の丸反対とか、君が代反対とか、
毎月数千円の組合費まで払って
そんな活動するワケがない。
日教組が弱い地域
日教組が弱い地域には、
2パターンある。
全教(共産党)が強い地域と
日教組も全教も弱い地域である。
日教組が弱いからといって、
政治活動も弱いとは限らないのだ。
①関西は過激
関西は日教組は少ないが、
全教(共産党系)が多いので、むしろ過激。
共産党系の教員は、
教育活動よりも政治活動を
優先してしまうオチャメさんが多い。
コレを日教組の活動と誤認して
日教組批判する人が多い。
②日教組も全教も弱い地域
東北・北関東・四国・九州などの
保守的な地域は
教師の組合活動自体が弱い。
つまり、教育委員会側が強い。
政治活動も反発もないが、
教師が多忙となり会社員化しやすい。
ゆえに、
教師が過労で自殺しやすい。
いっぽう、
教員の政治活動が強い地域は圧力で自殺しやすい。
広島県を例に挙げてみよう。
広島県
広島県における教員の政治活動は
県内格差が極端である。
西(広島方面)は日教組が弱いが、
東(福山方面)や備北は日教組が強い。
他の政治団体とタッグ
かつて広島県は
日教組と部落解放同盟がタッグを組んで
教育に入り込んだ時期がある。
【昭和50年代】
常金丸小学校教諭が遺書⇒失踪
川北小学校校長が自殺未遂
府中東高校教諭が首吊り自殺
府中東高校教諭が首吊り自殺
福山市教委主事が自殺未遂
大成館中学校教諭が自殺
加計高校教諭が首吊り自殺
桜ヶ丘小学校校長が自殺 (包丁)
北方小学校校長が自殺 (カッター)
宮内小学校校長が首吊り自殺
県教委学校管理課長が自殺
五日市町教委課長自殺 (ナイフ)
常石小学校校長が自殺 (ナイフ)
山内小学校教諭が首吊り自殺
【平成15年まで】
千代田町教委課長が自殺
★世羅高校校長が首吊り自殺
竹原小学校教諭が一家心中
高須小学校校長が首吊り自殺
甲奴町小学校教頭が首吊り自殺
一例として、
世良高校校長が自殺に至ったケースを記す。
すべての例にこのレベルの追い込みが
あったことは容易に想像できる。
「卒業式での君が代斉唱」問題
世良高校の校長先生が、
日教組・部落解放同盟のタッグと
教育委員会の板挟みとなった。
毎日のように叫弾されていたという……
タッグ
「我々の子供たちを当日欠席させる」
「卒業式途中で退席させる」
「退席すれば部落の子だと明確になる」
「新たな差別が起きたら許さない」
校長先生
「何が正しいのか判らない」
「管理能力がないのかもしれない」
「自分の選ぶ道がわからない」
「もう疲れた」⇒自殺
これは事故ではなく「殺人事件」といえる。
再発事件があまりにも多いが、
警察はちゃんと捜査したのか?
異常な学校
世羅高校の修学旅行は
韓国へ謝罪旅行であった。
独立運動記念公園にて、
「宣誓文」を生徒に朗読させ、
そこにいた韓国人相手に頭を下げさせた。
その後、
異常教育が発覚して批判されるも、
「平和学習の一環」と開き直った。
信じられん……
左翼と右翼
簡単にいうと、
保守的(日本の伝統重視)な集団が右派、
革新的な集団が左派である。
日教組は左派集団でスタートした。
左翼
本来の左翼とは、
他国の優れた技術や考え方を
取り入れる革新的な思想集団である。
日本の伝統を大切にする右翼と
海外の文化を取り入れる左翼が
双方とも日本の将来を考えて議論を交わすのが
健全な民主主義国家の姿である。
保守的なばかりでは海外に遅れをとるし、
革新的なばかりでは国が崩壊してしまう。
しかし……
右翼の反対に
日本の左翼は右翼と対立した。
そのため、
「右翼の反対」に走った。
つまり、
「日本大好き!」な右翼に対抗して
「日本大嫌い!」になってしまった。
過激に
戦争反対のスタンスから始まり、
在日・朝鮮総連・中国・朝鮮人と交流……
「日本が大嫌い」
「謝罪と賠償を!」
「日の丸は犠牲者の血」
「君が代を歌うな!」
など極端な思想に発展してしまった。
日教組と一般人の剥離
戦後は共産党系が主流であったが、
規模が拡大するにつれ社会党系が主流に。
そして、
教員の勤務評定の実施阻止、
全国統一学力テストの反対、
禁じられている公務員のストライキなど、
時代に逆行する主張をしていく。
中露と欧米
戦後において、
世の中は欧米化による資本主義が発展した。
しかし日教組内では、
社会主義思想が発展していった……
一般人「??」
だから日教組(社会主義)は、
「君が代」とか「日の丸」とか、
一般人(資本主義)が
「??」となることにこだわるのだ。
つまり、
一般人(保守的)
「どちらでもいい」「そのままでいい」
日教組(革新的)
「こちらじゃないとダメ!」「そのままじゃダメ!」
という図式である。
社会主義とは?
国が資産を管理して国民に平等に分ける。
階級はあるが、格差がない平等社会を目指す。
一時は多くの国が導入
(Wikimedia Commonsより引用)
労働者が権利を取り戻し、
富を配分するという思想は革新的だった。
この思想に感銘し、
一時は多くの国が導入したが、
「全部」失敗に終わった。
現在は少数派
(Wikimedia Commonsより引用)
現在は中国ロシア北朝鮮、
他にキューバ・ベトナムなど、
少数派である。
これらの国も
経済面は社会主義化が失敗に終わり、
資本化が進んでいる。
社会主義はなぜ失敗か?
理由はごく単純なものだった。
計画通りにいかない
支配階級と国民の関係がメインとなる。
すべての活動を「計画通り」に行う。
逆らえば容赦はない。
よって、
情報統制など国の監視が厳しくなる。
資本主義が「自由経済」なら、
社会主義は「計画経済」である。
しかし、
計画通りに進んでいるようでも、
多方面で「歪み」が生じるのである。
極端な社会に
スターリンは経済発展のために、
農業を切り捨てた。
工業重視の政策を取ったのだ。
その結果、
工業側からはマンセーされ、
農業側が地獄を味わった。
経済は発展したが、
餓死者や反逆者の処刑が続出した。
素晴らしい社会に?
優秀な人もダメ人間も、
働き者も怠け者も同じ報酬という、
「素晴らしい制度」である。
まさに、全員公務員……
オレもそんな国に住みたい。
そんな社会で自分だけラクをして
マッタリ過ごしたい。
ソ連崩壊
サボってるヤツと給料が同じ?
マジメに働くのがバカらしい……
結局、
「全員怠け者」になって失敗した。
みんな考えるコトは同じだったw
ソビエト連邦は崩壊した。
中国は?
政治は社会主義。
経済は資本主義である。
両方のイイトコ取りなので、
アメリカや日本などよりも
優れた国家アル。
資本主義・共産主義とは?
資本主義は自由、社会主義は平等、
共産主義は理想を目指す。
だが理想には「現実」が襲いかかる……
理想は空想に終わるのである。
資本主義
自由経済なので
階級による身分の差は生まれにくいが、
経済格差が生まれやすい。
世界の富の80%が、
上位1%の資本家に独占されている。
先進国のほとんど
欧米や日本など、
先進国はほぼ資本主義である。
資本家と労働者の関係がメインである。
原則として、
政府は市場経済に介入しない。
近代の思想
産業革命以後にイギリスで出現した
新しい思想である。
「超」大量生産・「超」大量消費、
そして「超」大量廃棄という、
科学技術の存在が前提であるため、
古代社会での実現は難しい。
弱肉強食
過当競争で弱肉強食の社会になる。
経済戦争の敗者には「死」あるのみ。
従業員は定額使い放題の使い捨て。
資本家も失敗すれば自殺しかない。
豊かにはなったが、
誰もハッピーでないなんて状態もある。
カネがすべての社会に
カネを稼ぐことが「人生の目的」となり、
何のために生きているかわからなくなったり、
自然破壊や環境問題のデメリットはあるが……
資本家
「そんなコトより、カネ掻き集めろ!」
共産主義
国民だけで構成される。
支配者という概念はない。
支配階級の有無
共産主義は社会主義の1つである。
社会主義を究極にまで発展させ、
格差も階級もない「理想国家」を目指す。
社会主義は支配階級の手で平等を目指す。
それに対し、
共産主義は支配階級ナシでの
「真の平等」を目指す。
真の平等
北朝鮮は「食料自給率100%」を達成し、
人民が「全員餓死寸前」である。
黒電話はあくまでも「委員長」に過ぎない。
皇帝でも国王でも大統領でもない。
選挙の投票率は99.9%であり、
賛成票は100%である。
国民の投票によって選ばれた「指導者」であり、
支配者ではなく「同志」である。
つまり、
「真の平等」を実現している。
北朝鮮民主主義人民共和国
中華「人民共和国」をさらに発展させたのが、
北朝鮮「民主主義」「人民共和国」である。
名前の通り、
「民主主義」による「共和国」だ。
つまり、
民主主義における自由があり、
共和制(君主ナシ)の国家である。
上記のとおり「真の平等」を実現し、
共産主義を達成した唯一の国家である。
マンセー!
(ロイターより引用)
ミスター日教組が将軍様を
マンセーしたのは当たり前のこと。
理想国家が隣にあるのだから、
お手本にするのは当然である。
階級も経済格差もない理想国家ニダ。
日教組が強い地域で育った
今思えば、小中学校の教師には、
「変わり者」が本当に多かった。
もちろん、
尊敬できる教師も「少数」はいたが。
大人になってから知ったが、
オレが育ったのは日教組が強い地域だった。
さらに日教組全盛期……
子供の頃はあの変わり者たちを
「普通の教師」だと思い込んで育ったことになる。
中国で怒られた
京大卒の中国大好きな国語教師がいた。
日本語の授業なのに、
やたら中国の話ばかりしていた。
いかに中国文化が素晴らしいか、
日本がお手本とすべきかを強調していた。
オレたち「えぇ~また中国かよw」
国語教師「また中国とはなんだ!」
⇒グーで顔面を殴られた。
日教組は極端
オレが問題児だったというのもあるが、
大人になって思い返すと、
故郷の教師には「極端な人間」が多かった。
日教組の教師には、
アザができるまで殴るヤツもいた。
鼻血が出るまでグーで殴られたり、
3時間以上正座させられたり、
買ったばかりの筆箱を
窓から投げ捨てられたこともある。
これらは「事実」であるから、
日教組の誹謗中傷には該当しない。
実際にオレを殴った教師を10名以上、
実名と写真を晒すことも可能だ。
(当時の卒業アルバムがある)
生徒にも原因あり
筆箱を投げ捨てた教師に恨みはない。
オレを一番褒めてくれた先生でもある。
三月の離任式では笑顔で別れた。
オレのことが嫌いなのではなく、
気分の上下が極端の「危険人物」なだけ……
精神病患者が突発的に殺人を犯しても
無罪判決になるのと同じ。
正直、
オレもキレさせて面白がっていた。
こちらにも非がある。
尊敬している教師も数人いるので、
日教組全員を非難するつもりはない。
教師は変わり者が多い
教師は学校という狭い世界から出ずに
そのまま社会人になる。
子供しか相手にしたことがないし、
いきなり「先生」などと呼ばれる。
何かを「お願いする」という立場に
なったことがない。
民間企業でバカやゴミやクズに
ペコペコしたことがない人がほとんど。
ゆえに、公務員以上に世間知らずであり、
日教組でなくとも変わり者になりやすい。
親子で教師
故郷では「親子で教師」「教員同士で結婚」が
すごく多かった。
つまり、
家庭まで閉鎖的なのである。
親が日教組なら地元Fランでも
あっさり教員採用試験に合格していた。
そういったコネがない教員志望の
知り合いがいた。
地元国立大学の成績優秀者だったが
ソイツは何回受けても合格できなかった。
見えないチカラが働いている……
結婚をイヤがる
オカンがよく言っていた。
「教師の家庭かぁ……」
「結婚をイヤがる人多いよね~」
子供の頃は意味がわからなかった。
でも今は「すっごく」よくわかる。
理由はシンプルで、
宗教と関わりたくないのと同じ。
一般人は「思想を持つ集団」と
関わりたくないのである。
良い、悪い、正しい、間違っているとか、
そういう問題ではない。
子育ては弱い地域だった
オレは日教組が強い地域で育ち、
「超」弱い地域で子育てをした。
オレを殴った教師たちと違って、
ここの教師はアクが強くない。
キレたこともなさそうな、
人畜無害タイプばかりである。
これほど違うのか……
日教組の影響が少ないからか、
単に時代が変わっただけなのか、
その両方なのか……
真相は不明である。
国歌斉唱ナシは事実
小中学校時代を思い出すと、
国歌が流れたのは「運動会のみ」だった。
国旗掲揚に合わせて流れるだけ。
歌うことはない。
入学式・卒業式でも歌ったことなし。
歌うのは「校歌のみ」であった。
ゆえにオレにとって「国歌」とは
運動会やオリンピック、ワールドカップなど
スポーツの時に流れる曲でしかない。
子供の頃は歌詞を知らなかったし、
大人になっても歌詞の意味を知らないまま。
日教組が強い地域で育ったならば、
同じような人は多いと思う。
まとめ
日教組なる謎の集団が異質なのは
その歴史で理解できる。
戦後の高度経済成長期において、
世の中は資本主義で欧米化。
日教組は社会主義で中・朝鮮化。
ゆえに、
一般人からは「??」な集団になった。
資本主義全盛の現代では、
社会主義も共産主義も「時代遅れ」である。
思想は自由だけど 教員の学校での政治活動は禁止すべき。
ましてや生徒に思想を押し付けたり、教員の特権を悪用して、
父兄をコントロ-ルすのは憲法違反。
公務員には国籍条項を設け、
国際交流 外国語 地域国際支援などに限定して、
外国人教員を採用すべき。
弊害が多い公共の福祉に反する権利は抑制すべき。
あれ、ここ関東だよね。
なぜか 関西弁の教師だらけ。
〇〇の推薦枠で毎年、だけど、
昨今採用枠自体が少ないので、
めにつくようになってきた。
せいき○うとか、朝鮮民主主義人民共和国系入ってますよね。
私も日教組バリなとこでした。
10年くらい上の人の時代は、
Bが最強で、教育の一環として、
まさに、じゃいあにすとのワールドらしかったです。
自分たちの時代はK血筋でもハーフとかがいて
日教組がさほどいたぶらなかった時期でしたが、
教師による直接的な暴力や性的な虐待がマックス期でした。
その後Kの特権に引き継がれていくことになったといえます。
戦争体験のおじいさんがいたりすると、
K差別ありますので学校でもややそちらが強くなるので、
監視もあったのでしょうね。
テレビと連動してましたね。
親子関係も情報閉鎖がはやく危険にさらされてたのを
今になるとわかります。
基督教が完全支配者でした。
自分も日教組の強い地域で育ちました。
なので、小学校中学校で「君が代」を習わなかったし、
歌ったこともありません。
習わなかったので当然「君が代」を知りませんでした。
少し離れた私立高校に入り、入学式で初めて「国歌斉唱」。
「何この歌?知らない!なんでみんな歌えるの!?」と
戸惑ったことを強烈に覚えています。
毎編、貴重な話題を楽しく拝読させていただいております。
日教組の話も、愚将どもの話も非常にわかりやすく、鋭い切り口で読んでいてスカッとします。
今は亡き父から聞いた上官の話です。通信兵として満洲で従軍した父は「8月15日をもって戦闘を中止せよ」の電報を真っ先に中隊長へ知らせたら、すぐ大隊本部へ行くと言ったままついに戻らなかった。敵前逃亡だった。その後、父はシベリアに3年間抑留され、無事に生還した同年兵の戦友会が何度か開かれた。中隊長も招待したがついに出席することはなかったとか。幹事が中隊長は欠席と報告すると「どのツラ下げて出てくるんだ、逃げやがった野郎がよぉ」の声が上がったという。泣く子も黙ると言われた関東軍の正体はこんなものです。
これからも様々な話題に大上段から切り込んでください。特に「天皇の戦争責任」のテーマを期待しています。
よろしくお願いいたします。