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【EU8割反対】超デメリット「日本は過去失敗」なぜ?サマータイムとは

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日本では大失敗!

戦後にGHQ指導の下、
時計の針を「2時間」早めるという、
夏時刻法が制定されたが
「超」不評だったので廃止された。

寝不足になったうえに、
残業が増えただけだからだ。

サンマータイム実施


(朝日新聞より引用)
1948~52年の5月~9月に実施された。
「サンマータイム」という
ダサい呼び方で広まってしまった。

3年で廃止


寝不足・残業時間増加が不評となる。

サンフランシスコ平和条約により、
連合軍による占領が終了した。
それと同時にサンマータイムも廃止となった。

寝不足


2時間時計を早めても
2時間早く入眠できない。

入眠時間はいつも通りなのに、
起床時間は2時間早まる……

早朝に相当する時間帯に
叩き起こされることになり、
睡眠不足が続出した。

残業が増えただけ


出社が1時間早くなっただけで、
帰宅時間は変わらなかった。
単に残業が増えただけで大失敗である。

その原因は、
ワークスタイルにあった。

ワークスタイルの違い


(Wikimedia Commonsより引用)
欧米は個人主義である。
仕事も個人に分け与えられる。
責任の所在も業務の分担も明確である。

日本は集団主義である。
仕事は集団に与えられる。
チームで仕事が完結する。
連帯責任であり、
業務の分担もあいまいである。

みんなで1つの仕事をする


終わっていない人がいれば、
手伝うのが日本の常識。
そのため、
日本では1人が帰れないと「全員」が帰れない。

通勤「超」ラッシュ


(Wikimedia Commonsより引用)
サンマータイムで民間と公務員の
通勤時間が重なった。

ただでさえヒドい通勤ラッシュが
殺人的な通勤地獄となり、
通勤時間が増えてしまったのである。

農家が混乱


戦後は農業漁業などの一次産業で
生計を立てる人口がまだ多かった。

一次産業の労働者は時計ではなく
「太陽の動き」に合わせて作業する。

世間だけが2時間早まった活動となり、
終業後に買い物に出かけても閉店だったり、
一次産業の労働者が混乱した。

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サマータイムとは?

日が昇って明るい時間を有効に使うために
夏季に標準時を早める制度である。
欧米では「1時間」時計を早める。

Daylight Saving Time (DST)


早く出社し、早く帰宅することで
「夜の自由時間を長く持てる」理屈である。

欧米諸国は緯度が高いため日照時間が長い
このためサマータイム制度が普及した。
しかし、
不評で廃止が検討されている(後述)。

日本人にとっては、
「最悪の制度」となりかねない(後述)。

なぜ経団連がやりたがる?


経団連とは経営側の集まりである。

前回(昭和20年代)の導入は
従業員にとって大失敗であった。
しかし雇う側からすれば、
タダ働きの時間が増えて大成功であった。

他の人が残っていると帰りにくい

日本人は個人の都合よりも
チームワークを大切にする。

その心理を利用して
サービス残業を増やそうという試み。

そこで、
2007年にまた経団連が
サマータイム導入を言い出した。

2007年に再提案

温暖化対策・環境対策を名目に提案され、
サマータイム法制化が本格的に検討された。

サービス残業時間を増やす目的ではないかと
個人的には疑いの目をもったが……

社員は定額使い放題


帰宅時間はすでに限界まで遅い
もっと早く出社させれば
もっと長く働かせることができる。

しかし、
民主党政権(2009~12年)の崩壊と共に
立ち消え、事なきを得た。

時刻の変更

省庁や企業のシステム、
鉄道時間や銀行の専用回線など、
すべて変更するのに4年かかるらしい。

面倒くさい


持っている電子機器「すべて」の時間を
手動で変更するハメになる。

置時計や腕時計だけではない。
スマホ・PCはもちろん、
エコキュートや炊飯器、
DVDレコーダー・テレビなど、
時刻が設定されるものすべてである。

サマータイムが終わったらまた変更……
切替のたびに、面倒くさくてたまらん。

ゴミ箱行き


現在の電波時計は
サマータイムに対応していない。
すべて捨てて「対応型」を
買い直さないといけない。

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メリットとデメリット

「早寝早起きは三文の得」というが、
本当だろうか?
「二束三文」とは、
ほとんど価値がないという意味である。

つまり、
「百害あって一利なし」なのだ。

メリット

なし。

日本は日照時間が短いので、
帰宅後の自由時間も大して増えない。

デメリット

×睡眠時間減少
×残業時間増加
×健康悪化
×自殺率増加
×交通事故増加
×精神の病増加
×不登校増加
×社会が混乱する
×省エネ効果ナシ
×家庭ではむしろ消費電力が増大
×コンピューターの設定変更
×時刻変更が面倒

睡眠時間減少と残業時間増加が2トップである。

睡眠時間の減少


サマータイム開始で1時間早く寝ても、
いきなりスムーズに熟睡できないため、
1時間早く起きられない。

しばらくは開始前の体内時計通りに
熟睡し、目が覚める。
つまり、
睡眠時間が1時間短くなるだけの状態が続く。

サマータイム開始直後には
睡眠時間が1時間減る状態が
少なくとも1週間続く。

また、
睡眠時間や質の低下が起こりやすい。

健康への悪影響


体内時計を急に変更すると、
心臓発作のリスクが10%upする。

つまり、
突然死のリスクが激増する。

残業時間の増加

上記にあるとおり、
日本人の気質では早く帰らない。

日本人は2時間余れば2時間余分に仕事する。
事実、戦後はそうなった。

大都市だけ


(https://blogs.yahoo.co.jp/blessed_grace1224/67384546.htmlより引用)
田舎では早く仕事が終わったところで、
遊びに行く場所もないし、
繁華街まで30分~1時間以上かかる。

地方の人にはほぼメリットなし。

コストかかる


サマータイム導入による経済効果は
1兆2000億円とも試算されるが……

2000年問題のシステム対策で
2兆円のコストがかかった。
サマータイムを導入すれば、
2000年問題の10倍ともいわれる。

1兆2000億円の経済効果があっても
10兆円以上の損失……アホか。

システム切り替えのための
サマータイム増税なんかあったら、
暴動でも起きてほしい。

心理的な悪影響


サマータイムの開始3週間では
交通事故が20%、自殺率が10%と急増する。
(適応後には急減して元に戻る)

事故や自殺まではいかなくとも、
目に見えない部分で影響があるのは明白である。
「時計の針を動かす」ことは、
人間に多大なストレスと与える。

気をつけよう

ゆえに、もし導入されたら
開始直後は「車の運転」に神経を使おう。
人を殺さないように気をつける必要あり。
自分が殺されるのも避けたい。


特にボケ老人のプリウスは「凶器」である。
たとえ店内でも、殺される可能性アリ。

また、
老害プリウスが園児の列に突っ込む事故が
多発するかもしれないが……

それは止めようがないし、
一時的に交通事故が増えるのは
「想定内」なので仕方ない。
サマータイムの犠牲だと思って
諦めるしかない?

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日本と欧米

日本は東西南北に長く、
国内で日照時間や時差がある。
さらに、
緯度が低くて日照時間が短い。

緯度が低い

夏だからといって、
夜8時過ぎまで明るいわけではない。
(欧米は9時過ぎまで明るい)

サマータイムを導入しても
終業後はすぐに暗くなる。

高緯度地方の習慣


地図を見れば、
EU諸国のほとんどが北海道よりも
北にあることがわかるだろう。

緯度が高い(北海道より北)と
日照時間が長い。
特に夏であれば、
20時を超えても明るいままである。

そのため、
欧米において広く導入されている。

東西に長い


日本列島をヨーロッパ地図にブチ込むと、
中欧をほぼ横断縦断するほど
東西南北に長いことがわかる。

日本列島は東西に長いので
日の出・日の入りの時間を
全国一律に早めるのは不適である。

日本の夏


日本の夏は湿度が高くジメジメしている。
朝の時点ですでに暑い。
帰宅後もしばらく暑い。

帰宅後のエアコン需要が高いので、
早く帰ったところで
消費電力が増えるだけである。

欧米の夏


欧米の夏はカラッとしている。
朝は涼しいし、日が落ちれば涼しくなる。

また、
ヨーロッパのほとんどの国は
北海道よりも高緯度にある。
21時過ぎても日が暮れきっていない。

サマータイム実施国


(Wikimedia Commonsより引用)
青い区分が導入国である。

3月中旬~11月上旬がメインである。
1年の60%弱をサマータイムで過ごす。

夏の日照時間が極端に長くなる地域を
中心として導入されている。

廃止した国の方が多い


(Wikimedia Commonsより引用)
オレンジの区分は
かつて実施していたが、
不評により廃止となった国々だ。

アメリカは資源節約名目で
サマータイムを導入している。
しかし、
1918~19年に導入したときには
「超」不評により半年で廃止となった歴史がある。

東南アジア・熱帯では導入実績すらない。

EUでは8割が反対

体内時計を無理やり狂わせることにより、
健康への悪影響があるとされる。

そのためヨーロッパでも、
廃止の検討が盛んである。
アメリカでもEUでも時刻の変更に
ウンザリしている人の方が多い。

ヨーロッパが続ける理由


日照時間の長いロシアは
2011年に廃止した。

ドイツ・フランス・イタリアなど
主要国でも反対意見が強い。

しかし、
EUがあるので一国だけで廃止できない。
ヨーロッパはイヤイヤ続けているのだ。

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平成での再検討

北海道サマータイムやプレ金の失敗、
東京オリンピックでのバカ検討が
記憶に新しい。

北海道サマータイム

北海道は高緯度に位置するため、
日本で最も日照時間が長い地域である。

実施後は4人に1人が
「労働時間が増えた」と感じたらしい。
そのため、
実施する企業が激減したため立ち消えた。

単なる時差出勤


(https://4travel.jp/travelogue/10169909より引用)
北海道サマータイムは
時計の針をそのままにして、
単に就業時間を1時間繰り上げるだけ。
単なる「時差出勤」であり、
時計そのものを動かすサマータイムとは
まったく異なる。

プレミアムフライデー


プレ金は失敗に終わった。

就業時間を早くしても
終業時間は早くならなかった。

また、15時に終業しても
中途半端な時間過ぎて
外に出る気がしなかった。

そもそも、
給料日後の金曜は月末近くだ。
公務員様と違って、
民間企業は忙しいのである。

サービス業は地獄に


日本のサービス業は
残業代など出ないことが多い。

客の活動時間が増えれば、
店を開ける時間も増やさねばならない。
飲食・小売・サービス業で接客業をしている
現場のスタッフには、
朝も夜も休日も平日も無くなるだろう。

サービス残業が増え、
拘束時間も増え、仕事も増え、
まさに地獄……

肉体労働系は?


建築現場や道路工事系は、
朝7時に現場入りする。

会社員の通勤ラッシュと重なるので、
資材の搬入などで渋滞を喰らい、
現場作業の開始が遅れるかも。

また、
騒音の問題で平日昼間しか作業できない。
重機で大きな音が出る場合は、
ゆえに早く集合したからといっても
早く開始できない作業もあるだろう。

あと、
コレ系の衆らは大酒呑みが多い。
今以上の早起きは辛いかも。

オリンピック(2020年)


2020年東京オリンピック委員会会長である
森喜朗(元総理)が提案した。
オリンピック開始時期には
猛暑が予想されるとの理由からだ。
「2時間早める」との妄想を言葉に出してしまった。

じゃあマラソンだけ北海道ですればいい。
涼しいし、景色もいいし。

元総理と総理


モリくん
「政府として取り組める、
1番やりやすいというか
やって欲しいのはサマータイム」

(アベさんは)「なるほどね」
「それが1つの解決策かもしれないね」と、
非常にまじめに聞いてくださった」

7月に安倍総理へ申し入れられ、
検討後、11月に断念された。

議論に値しない

そもそも、
オリンピックでサマータイム導入とか、
アホ過ぎないか?

こんなことを4ヶ月も検討したのか……
-0.2秒で結論が出る話だ。

モリくん「やって欲しいのはサマータイ」
アベさん「バカ!」

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シエスタを導入せよ

シエスタとは「長い昼休憩」である。
寝ていても遊んでいてもいい。
スペインや中米・南米には
シエスタの習慣がある。

就業スタイル


8:00~12:00 午前(仕事)
12:00~13:00 昼食
12:00~16:00 シエスタ
17:00~20:00 午後(仕事)

ところが、
日本でスペイン式シエスタを導入すると、
帰宅後は真っ暗である。

日本式シエスタ(原案)

8:30~12:00 午前(仕事)
12:00~15:00 昼食・シエスタ
15:00~17:30 午後(仕事)

これで帰宅後の問題もクリアできる。
就業時間は6時間もあるので無問題。

6時間でOK


なぜなら、
コンビニなど24時間営業しなくていいし、
ショップ・スーパーは平日昼間に行く。
ドイツみたいに18時閉店強制、
土日も閉店でいい。

「他人を働かせなくていい」
ということは、
「自分も働かなくて済む」ということ。

週休3日に


休みは「水・土・日」がよい。
祝日は廃止でOK。

この案は「パーフェクト」である。
働く時間が減って、遊ぶ時間が増える。
余暇が増えて消費も増大し、
経済が活性化する。
その結果給料が増え、子供も増える。

前か後ろどちらかに休みがあると、
ストレスが少ない。
単位時間当たりの生産性も向上する。

経済で回ってるカネなんて、
9割以上が「見栄」を張るためのカネ。
大した使い道じゃないのだから、
名目GDPが世界で何位とか、
そんなのどうでもいい。

「全員」がハッピーになれる。

ところが……

老害が反対

老害は若者の週休3日に反対である。
「自分は働かない」「他人は働かせたい」
オマエは週休7日だろw

まとめ

日本人の気質では導入しても
睡眠時間が減って労働時間が増えるだけ。

仮に夏時間で終業が早まっても
日照時間の長い欧米と違って、
すぐに暗くなってしまう。

サマータイムなんかよりも、
「週休3日」を導入すべきである。

【調査と比較】国民性とは?「世界14ヵ国」日本韓国中国アメリカ人etc.
国民性とは?「ネタにされやすい国民性」がある。アメリカ人(独善的)、イギリス人(堅い)フランス人(グルメ)、ドイツ人(哲学者)イタリア人(スケベ)、ロシア人(アル中)アフリカ人(純粋)、中国人(ウソつき)韓国人(激情)、日本...


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